今週の取引:銘柄入れ替え+買い増し
相場が大きく動いたんで、暴落を受けて損出しして所得税が還付されました。けっこう戻ってきたので、ずっと買いたかった株を買い増しました。
また、持ち株について点検した末、不動産株のポジションを軽くして、生成AI関連株のポジションを増やすことにしました。
これまで不動産株4:生成AI6くらいの資産配分でしたが、今週に入って不動産株3:生成AI7にしました。生成AI関連株がめっちゃ下がってお買い得なので、不動産株から乗り換えです。
今回の銘柄入れ替えで、今年受け取る予定の配当収入は減りました。その一方で、「10年後の予想利益」は大きく改善したと思います。たぶん1年後には、資産額もけっこう増えてるんじゃないかなあ。
不動産株はこれからも伸びると思うのですが、生成AI関連株のほうが「アップサイド」が大きい気がしたので乗り換えました。もうすぐGPT-5が出るかも?というゴシップもあり、ギャンブルしたくなったのは内緒です😂
冗談はさておき、生成AI関連株を買い増した一番の理由は、「自分が使っている」からです。うちは賃貸マンションに住んでいるんですが、不動産を持っている訳でもなければ、買うつもりもありません。
一方、生成AIはほぼ毎日使っています。仕事ではchatGPTに記事をまとめてもらうし、調べ物はperplexityが便利だと思います。
プライベートでもsunoで音楽を作って妻にプレゼントしたりしています。妻は納豆が苦手なのですが、「納豆くさい」というロックな曲を作ったら、「無駄にカッコよくて笑える」とウケていました。
とまあ、そんな訳で「自分が普段から使っていて、動向を追いかけているもの」に投資をするほうが解像度が高いし、情報優位にも立てると思ったので、この判断に至りました。
生成AI関連株は7月半ばから飽きられていますが、やっぱり業績が良い会社を見るとAI関連株が多いです。中長期でじっくり保有していれば、大きな花が咲くはず。
【運用成績】
前週比:+587万円
※一部、反映遅れあり
2024年:▲6万円(途中)
2023年:+2334万円
2022年:+1217万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
エッジAI需要で伸びそうな株
2024年は「エッジAI元年」です。エッジAIというのは端末に載せられるコンパクトなAIのことです。
いまの生成AIは、依頼があるときにその都度ドでかいサーバーに「あれやって」「これやって」とインターネットを通じて指示を出して処理しています。
別にこれでも十分使えるのですが、日本の伝統的企業(JTC)では「セキュリティの都合で生成AIを使えない」みたいなところもあるようです。たしかに、会社の重要機密情報を他社のサーバーに投げるのはリスキーですからね。
そんでもって、こういう需要を取り込めそうなのが「エッジAI」と「オンプレミスサーバー」です。
エッジAIは先述の通り「端末上で動くコンパクトなAI」のこと。「オンプレミスサーバー」というのは、自社で用意するサーバーのことです。自社が保有する端末やサーバーなら、セキュリティのことはさほど心配しないで済みます。
個人的にはWindowsの「Copilot+PC」が来年あたりにバカ売れするんじゃないかと期待しています。なぜ来年なのか、というと、ちょうどWindows 10のサポート期間が終わるからです。
「これからはAIの時代だ〜!」と世間が騒いでいますが、本気で取り組んでいる日本企業はほとんどない気がします。こないだパパ友たちと話をしたところ、「うちの会社では使ってない」という回答ばかりでした。
Windows 10サポート終了で新しいPCを買う必要がある。どうせ買うならエッジAIを使える「Copilot+PC」にしよう。という流れは必然な気がします。そんでもって、PCで使えるAIの性能はみるみる上がっていくと思うので、気づけば「AI搭載PC以外はアリえない」みたいなことになるんじゃないかなー。
3年前にWindows 7がサポート終了したのが2020年でしたが、このときはコロナのテレワーク需要と重なって、パソコンがめちゃくちゃ売れていました。パソコンの買い替えサイクルは3〜5年くらいですから、今年か来年はパソコンがけっこう売れるんじゃないかな。
ちなみに、我が家では「マウスコンピュータ」という業者でパソコンを買っています。マウスコンピュータは、MCJ(6670)という上場企業が運営しています。
すこし調べてみると、マウスコンピュータの予想PERは10.2倍で平均的でした。8月5日に発表した第1四半期決算も好調なようですし、材料もたっぷりあるので目先1〜2年くらいはグイグイ伸びるかもしれませんねー。
SNSでのやり取り
テスラの自動運転がすごい
エンジニアの中島聡さんが、テスラの自動運転を試している動画をアップしていました。
テスラ($TSLA)の自動運転。もうこんなレベルなんですね。
入り組んだ道の多い日本だと「自動運転はかなり先では?」と思ってたけど、動画を見る限り全然いけそう。自動運転で事故が激減し、必要な自動車の数も減る見込み。ペーパードライバーなんで、日本でもできたら家族旅行できる夢が広がる…
自動運転で儲かる会社
「自動運転車にHBMを搭載するぞ!」というニュースが出ていました。僕もHBMを製造しているSKハイニックスの株を持っていますが、これは嬉しいニュースです。
自動運転のトレーニングにもAIサーバーでHBM使うし、車体でもHBM使うし、やっぱ伸びると思うんですよね…。同じ理由で積層セラミックコンデンサ(MLCC)。村田製作所(6981)が有名ですね。
AI スマホ、AI PC、自動運転車。AIが搭載されてチップが高度化するほど、需要がどんどん伸びていきそう。HBMとMLCCは生成AIと自動運転、2つのテーマにまたがっていて美味しい位置取りだと思うんですよねー。
自動運転で損する会社
「停電が起きたら自動運転はどうなっちゃうんだろうねー」というやりとりをXでしました。
Googleみたいに3Dマップ方式だと、ネット接続やデータが必須だと思うので停電があると厳しそうですよね。
一方、テスラのようにカメラで「人間を真似する」トレーニングしているから、そのうち人間と遜色なく走れるようになると思います。自動運転では信号さえ要らないという人もいます😱
ほかにも、自動運転の影響で「事故が減る」と言われてるので、損保業界は大きく変わるでしょうね。自動車の流通量が減って事故も減るハズので、保険料めっちゃ安くしないと損保は成り立たなくならないかなー?
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中原に質問がある方は、https://peing.net/ja/stockforecast にて受付中です。
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