日経687円高!でも持ち株上がらず(T_T)

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経平均が687円高🔥

12/12、日経平均は687円高となりました🔥

うちの持ち株は全然上がってません。TOPIXとか強いのに、なんでや…。

足元の大きなニュースとしては、ブロードコムの決算がありますね。

決算自体は良かったものの、市場の期待には届かなかったようで、株価は急落しています。

ブロードコムといえばAI ASICの設計・開発に強みを持っている会社で、こないだGoogleが「chatGPTよりすごいAI(Gemini)を出した!」ということで、盛り上がっていました。

というのも、Googleがタッグを組んでいるのがブロードコムで「いよいよエヌビディアの一強が崩れるんじゃないか?」という噂が出ていたからですね。

ただ、この熱狂もさすがに行き過ぎていたようで、やはりエヌビディア強い!となっているようです。

まあ、どこが勝つかとかは筆者にはいまいちわかりませんが、AIを開発するためには大量のチップが必要で、そのチップを設計・開発できるのはエヌビディアとブロードコムだよね、ということで、違う領域で成長し続ける二大巨頭というイメージですね。

いまはNVIDIAかブロードコムか、というバチバチの戦いにはなってない気がします。

どちらかといえば、どちらのチップもメガテックの奪い合いになっているので、「シェアを争う以前に、どちらも供給が全然たりない」という状況だと認識しています。

チップが足りない原因は、チップを作るための材料(DRAM)とパッケージング能力(CoWoS)が足りないからで、しばらく供給不足が続く気がしています。

パソコンが買えなくなる?

こないだ、Xでマウスコンピューターが「パソコンを買うなら早いほうが良いよ!」とポストしていました。

このポストが結構バズったんですが、なぜか?というと、AIを作るためにDRAMを大量消費しているので、メモリ半導体が全然足りないからですね。

前にブログで

来年以降は「パソコンの値段が上がる」「スマホの値段が上がる」「家電の値段が上がる」のはほぼ確実だろうと思っていて、値上げの反動で消費が落ち込んだりするかもしれません。

だからパソコンメーカーやスマホメーカー、家電メーカー、あとは量販店にとっては多分苦しい時期が来ると思っています。

と書きましたが、足元に限っていえば、駆け込み需要が生じて、マウスコンピュータなどは短期的には業績が良くなる気がしてきました。

日経平均はまだ高過ぎ?

日経平均はだいぶ高いところにありますので、高所恐怖症の僕としては「嫌な高さだな〜」とビビっています。

ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

当ブログでは「日経平均株価の想定レンジは34000〜43000円だ!」と言っていますが、このレンジを突き抜けて青天井に上がっています。

12/12時点、日経終値は50836円です。

需給面でみると、日経平均は48000円〜50500円のレンジで出来高が集中しています。

基本的にはこのレンジで「行ったり来たり」で、しばらく揉み合いが続く気がします。

いま注目している株

やっぱり、トヨタですよね。

アマゾンのジェフベゾスも絶賛した「ザ・ゴール」という本も、元は筆者がトヨタ生産方式を研究して、いろんな企業に応用できるよう「制約理論(TOC)」としてまとめたものです。

トヨタ生産方式を学ぶ海外企業も多く、世界に誇るスゴイ会社です。

同社の業績はある程度景気に振り回されますが、同社は同業他社と比べると「不景気に強い」イメージがあります。

なぜかというと、同社が採用しているトヨタ生産方式が、「好景気でがっつり儲ける」ことではなく「不景気でも損をしない」ことを重視しているからなんですよね。

大量生産・大量消費の高度成長期では、1つの型番をたくさん作るのが正義でした。

しかし、トヨタ生産方式は「こんな時代は長く続かない」という思想のもとで、多品種・少量生産を、いかに効率的に行うかを考えた末に進化してきました。

自動車産業は競争が激しいのがマイナスポイントですが、トヨタ生産方式の強力さはいうまでもなく、応用範囲が広いので横展開もできます。

個人的には「トヨタと取引している会社」にも注目していて、システムリサーチとか、恩恵がありそうな会社も買いたいです。

追伸

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