日経、続落⚠️
11/17、日経平均は続落となりました:

先週末、引け直後は先物が弱かったんですが、思った以上に持ち直しました。そろそろ調整も終わりかもですね。
週末には「投資の神様バフェット率いるバークシャー・ハザウェイがアルファベット株(グーグル親会社)を買った」というビッグニュースが飛び込んできました。

日経平均株価の寄与度ランキングをみると、東京エレクトロンやアドバンテスと、ソフトバンクグループ、レーザーテックなどのAI関連株が息を吹き返しています。
「ついに投資の神様もAI関連株に投資したか!」ということで、これを契機に、AIブームは再燃しそうですね🔥
オラクルが180億ドル、メタが300億ドル、アルファベットが175億ドル+65億ユーロと、どんどん出てきます。
株式市場から債券市場へとお金が流れているようにも感じられ、足元の株安の一因にもなっていそうですね。
個人的には「この資金がどこに流れるんだろうか?」がとても気になっていて、やはりAIチップ作っているSKハイニックスとか、チップメーカーに機械を納入する会社、他にも変圧器を作っている日立製作所とかは強いよな〜と期待しています。
中国リスクの台頭
一方、調子が悪かったのがインバウンド関連株です。

業種別ランキングを見てみると、空運業や小売業が弱かったですね。
中国が日本への渡航を控えるように勧告しています。高市総理が中国を刺激したことで、反発を喰らっているようですね。
個別株としては、パンパシHD(7532)や三越伊勢丹(3099)、資生堂(4911)、高島屋(8233)、サンリオ(8136)などの下げがキツかったです。
筆者は前々から「高市さんは敵を作りやすそうだし、外交、大丈夫かな〜?」と心配していて、ライブ配信などではこの話題になったこともあります。
岸田さんみたいに表ではニコニコしつつ、裏でしっかり防衛力を高めている、みたいな、狸みたいな人だったら良いんですけれど。
日経平均は高過ぎ?
ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

当ブログでは「日経平均株価の想定レンジは34000〜43000円だ!」と言っていますが、このレンジを突き抜けて青天井に上がっています。
11/17時点、日経終値は50323円です。下がったとはいえ、まだかなり高いですね。

需給面でみると、日経平均は50500円あたりで上値が重たいですね。ここを上回ってくればまた強くなりそうです。

11/17時点の1日ファクターリターンをみると、先週まで続いたセクターローテーションが一服し、またギャップが広がってきていますね。
決算が良かった株やAI関連株が上がっています。
例年、年末は節税がらみの需給が出てくるので、「上がった株がもっと上がり、下がった株がもっと下がる」という動きになりやすいです。
11月初めの下げは「夏枯れ相場の時間差売り」みたいなもので、これからいつも通りの業績相場がくるかもしれません。
一方、いつもだったら海外投資家による買いが旺盛ですが、今年は夏枯れ相場がなかったので、その反動で無条件な買い支えは入らない気がしています。
ありそうな需給要因としては、
- 好決算株買い、悪決算株売り、のリバランス
- 節税がらみの売り(下がった株の損切り)
- 自社株買い実施企業による買い
- 配当再投資(11月末、12月末)
- 冬のボーナス(12月半ば以降)
あたりが思い浮かびますね。
決算シーズンも終えたので、そろそろ業績相場に入ると思います。例年、これから年末にかけては「好決算な株が買われ」「微妙な決算な株は売られ」という動きが目立つ時期です。
いま注目している株
上方修正を発表した日本電技(1723)に注目しています。

ビル空調計装大手です。計装というのは「計」測器を「装」備することですね。
計測器というのは温度センサーや湿度センサー、圧力センサー、風量計、流量計などがありますね。
空調は奥が深く、建物は同じものがないので、基本的には1つ1つの建物に柔軟に対応する必要があるんですよね。だから多くの現場をこなしたエンジニア力のある会社が強いと言われています。
前にリスナーさんに「給料が高い会社だから伸びると思う!」と言っていた方がいたんですが、本当にその通りになりましたね。
PER15倍以下で買えれば割安だと思うんで、しばらく注目しています。同じ理由で東テク(9960)も、これからが楽しみですね〜。

2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
追伸
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