売った直後に上がった・・・
2025年、今年の運用成績はボチボチですが、銘柄選びの失敗もそうですが、リバランスの失敗が多くて反省しております。
たとえばこの銘柄:

これは僕が去年の秋〜冬に買った物流会社のチャートです。それから半年後の3月くらいに「思ったよりも手堅い会社じゃないかも」と思って、一部を売却してしまいました。
まあ、売却後に乗り換えた銘柄も、大きく株価が上がったものや、TOBされたフジ・コーポレーションなどもあるので悪くないんですが、僕が株を売ってから株価が70%くらい上がってます😭
こういう「銘柄を認知していたのに儲け損ねたこと」は真剣に受け止めるべきだと思っていて、もうちょいできることはなかったかと反省しています。
僕は囲碁が好きなんですが、昔、自宅の近くにある碁会所に通っていたんですよね。そこで、おじいちゃんの碁打ちに指導碁を打ってもらっていました。
そんで、囲碁を打つときには、必ず最後に「振り返り」をするんですね。あの手が良かった、とか、この手が悪かった、とか。
このレビューがめちゃくちゃ大事で、振り返りをしないと「打ちっぱなし」になって、次も同じ失敗を繰り返すばかりになってセンスを磨けないんですよ。
これは株でも同じだと思っていて、「買いっぱなし」「売りっぱなし」で、あそこが良かった、ここがダメだったと振り返らないことには、自分のセンスは磨けないと思うんで、大切にしています。
そんで、「売った直後に株価が上がった」話に戻すと、この株を売ったのは「やはりタイミングとしては間違っていたな」と猛反省しています。
株式投資では、「高値づかみで損をする」のと同じくらい「機会損失で損をする」のも罪が重いので、めちゃくちゃ勿体無いことをしたなと感じます。
だからといって今更買い戻すことはしませんが、そもそも3PLのセクターは当ブログでも繰り返し書いているように人手不足が深刻で、儲からないわけがないと思うんですよ。
人を集めれば集めただけ儲かる。やればやっただけ儲かる。そういうボーナスタイムにある銘柄を売り払ってしまったのは、我ながらセンスがなかったです。
これは投資というより投機の話に近いんですが、どんな銘柄にも「旬」というものがあって、その「旬」に居合わせるだけでもガッポリ儲かることがあるんですよね。逆も然りで、旬を逃すとちっとも儲かりませんが・・・😅
買うのが早すぎた・・・
「売るのが早すぎて儲け損ねた」だけでなく、今回の決算では「買うのが早すぎて損をした」銘柄もありました。

先週のブログでも書きましたが、去年に買った、主力級の持ち株がとんでもないことに・・・。
めちゃくちゃ将来性がある会社だと思うんですけどね。いかんせん足元の業績が悪くてズッコケています。先走りすぎました。
思い返してみると、去年も似たような失敗をしていて、そこで何千万円も損したんですよね。失敗から学べていないなあと猛反省しています。
これもまた「タイミングの話」になると思うんですが、良い銘柄を選ぶことに関しては、だんだん精度が上がってきてると思うんですよね。
ただ、「確かに良い会社だけど、今じゃないよね」みたいな株をここ1年で2〜3銘柄ほど掴んでいて、ここのところはしっかり改善しないといかんなあと思います。
ちょくちょく当ブログで取り上げる「トヨタ生産方式(TPS)」にも「ジャスト・イン・タイム」という考え方があるんですが、「世の中に求められているものを、求められているタイミングで、求められている量を提供する」のが大事なんですな。
「ジャスト・イン」というのがキモで、単なる「インタイム」だと早すぎて自分にてまちが出てきてしまうし、逆に少しでも遅れてしまうと株価が上がってしまって手遅れになってしまいます。
「アスパラは春がうまいよね」みたいな感じで、そういうドンピシャなタイミングで、ドンピシャな銘柄を買えるようになりたいものですなあ。
理屈としては頭に入っているはずなんですが、トランプショックやら相場変動やら、余計なことに振り回されているうちに、本当に大事なことから目が逸れてしまって、おざなりになってしまいます。
チェックリストとか作って、見落としがないように工夫しないとなあ・・・。
追伸
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