【速報】自動車株が全面安⚠️/トヨタの対応/JTが年初来安値更新/日経平均株価の見通しといまの注目株

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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自動車株が全面安⚠️

トランプ大統領が再び関税引き上げを仄めかしています。

同氏は、4月に公表予定の輸入自動車への追加関税について「25%くらいになるだろう」と述べました。

関税を引き上げる理由はアメリカ国内の自動車産業と雇用を守るためで、一部の国が不公正は貿易慣行や、補助金政策を採用しているから、としています。

この関税のニュースを受けて、日本の自動車株は全面安となりました。

トヨタはメキシコで生産した車のほとんどをアメリカに輸出しています。ホンダは8割、マツダは6割だそうな。

アメリカでは、今の所、乗用車に2.5%、トラックに25%の関税を課しています。これが25%に引き上げられるとなると、日本の自動車メーカーの価格競争力にも打撃です。

輸入自動車への追加関税は4月に公表予定です。それまでは「どう転ぶかわからない」不気味さがあります。

投資家はこういうリスクを嫌いますから、目先2ヶ月は自動車株が低迷しそうです。

トヨタの対応

トランプ関税は今に始まった話ではありません。前回の任期でも同じことがありました。

トランプ大統領はトヨタに「米国に建設しろ。さもなければ多額の関税を支払え」と圧力をかけました。これに対応して、トヨタは5年間で100億ドルの米国投資計画の発表しました。

トヨタだってバカではありませんから、すでに手を打っています。

たとえば、アメリカでのロビー費用を増やすでしょう。ロビイストという専門家を雇って、自社に有利な政策の立案を働きかけるわけですね。

前回、トランプ大統領が就任した時にもトヨタはロビー費用を積み増していました。今回もしっかり対応するかと思います。

同社はすでにそれなりに米国で雇用を生み出しているはずですし、そこのところもアピールできるでしょうね。

2/5には上方修正も発表しています。売上高は従来予想から2.2%、営業利益は9.3%引き上げました。業績も良い感じです。

世界に誇る「トヨタ生産方式」の会社ですから、短期的な逆風があったとしても、同社のオペレーションは盤石じゃないかなーと思います👀

チャートもまだ崩れていません。

2700円を割れると少しキツイですが、足元の株価下落は「リスク」と言うより、「長い目で見れば安く買うチャンス」と捉えて良いんじゃないかなあ👀

JTが年初来安値更新⚠️

決算以降、JTの株価が冴えません。

2/13に発表した決算では、今期(2025年12月期)は営業益は3.8%減益、最終益は2.9%減益となる見通しで、これが嫌気されて売られているのだと思います。

予想PERは15倍前後、予想配当利回りは5%以上で、悪くない水準に見えますが、株価は「安さ」以上に「業績の勢い」で動きますから、なんともですね。

タバコは依存性が高い商品ですから、値上げしても、増税されても、辞めない人は辞めません。うちの父もそうなんですが、周りに言われても辞めないんですよね。

そんな商品特性上、「継続性の高いビジネス」なので、過去の株価データを集計しても「下がった時は買い場」となったことが多いです。

おおまかな目安としては、終値が5日平均を下回ったとか、そんなあたりですね。

一方、そうは言っても足元の「健康志向」は強烈です。僕もタバコをやめましたし、喫煙所の場所は日に日に減っているように見えます。

同社はタバコ事業メインという業態から脱却できていないと認識しています。ここのところから抜け出せないことには、事業環境的にはかなり厳しいと思います。

2016年から2020年にかけて停滞していた時期もありますし、業績が伸び悩んでいる今の時点で「長期保有したい」と感じる銘柄ではないですね。

長期で買うとすれば「増益基調が戻ったとき」が良いと思うし、そうでないなら、短期的なリバウンドを狙った投機が良いんじゃないかなあ👀

日経平均株価は高値圏⚠️

ここ10年の経験上では、日経平均は予想PERが13〜17倍のレンジで推移しています。

グラフにすると、こんな感じになります:

足元の想定レンジは32000〜42000円くらいです。

今の所はフィラデルフィア半導体株指数などが強いので問題ないと思いますが、2/19時点の日経平均株価は39164円で、想定レンジの中でも結構高い位置にあります。

センチメントが総悲観に傾いた場合、15%くらい下がる余地があるので要注意ですね。

足元では決算シーズンや、相場変動で「面白そうだな」と感じる銘柄も結構出てきているので、投機のチャンスも多い気がします👀

いま気になる株

決算絶好調!優良企業っぽいぞ!チャートもいい感じ!という会社を見つけたので紹介します。

今回、取り上げるのは三和ホールディングス(5929)です。

1956年に創業した「動く建材」、つまりシャッターを作るトップ企業です。

四季報予想のPERは20.7倍、予想配当利回りは1.87%です。

シャッターと聞いても「ふ〜ん」という感じですが、よくよく考えると防災関連なんですよね。なるほど、石破銘柄だったか。

防災だけでなく防犯にもなる可能性がありますんで、闇バイト対策の関連銘柄としてもテーマが重なるかもしれません。

1/31に発表した第三四半期決算は好調で、四半期単独での売上高は前年同期比7.7%増、営業利益は39%増となりました。すげえや🐷

去年10月には上方修正も発表しています。それに業績の進捗率も例年よりも早いので、もう一段の上方修正もありそうです👀

「国策に売りなし」という相場格言もありますが、業績好調、株価も上昇トレンドで需給良好、国策テーマ、上方修正も出そう、ということで、めっちゃ面白そう👀

業績も長期的に良好ですから、中長期投資の対象としても良いんじゃないかなーと思います。

筆者は低PERの呪縛にかかっているので(笑)、ここまで高いPERの株は買えませんが、経験則上、予想PERも25倍くらいは目指せるし、まだまだ上がる気がします。

相場の動きしだいで、これからも面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

追伸

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