※この記事は2024年2月24日時点の公開情報をもとに書かれています。時間の経過とともに、書かれた内容が古くなる恐れがあります。投資判断を行う際は、自己責任のもと、最新の情報をご自身でお調べになった上でご判断ください。
From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
本記事では
「海運業の株価が今後どうなるか」
を予想していきます。
海運業、株価の今後を予想！
海運業の株価の今後は
「海運船舶の需給はどうか？」
で決まると中原は予想します。
2020〜2021年の供給網の混乱で、
「コンテナ不足で海運株が急騰した」
のは記憶に新しいです。
当時と同じように、
船舶が不足することがあれば
海運業の株価は今後上がる、
と中原は予想します。
一方、
船舶が余るようなことになれば、
海運業の株価は今後下がる、
と中原は予想します。
海運業、株価は今後上がる？
海運業で株価が今後上がる材料として、
「紅海での供給網混乱」があります。
中東の情勢が悪化したことで、
紅海の海運が混乱しています。
紅海の代わりに喜望峰を通り
遠回りする船舶もあるみたい。
これで運行距離が伸びて、
供給がタイトなるかもです。
2024年02月02日の確認時点で、
海運運賃も上がっていました。
海運業の混乱が続くと、
海運運賃が高止まりして、
今後、株価も上がりそう🤔
海運業、株価は今後下がる？
逆に、海運業の株価が、
今後下がる材料もあります。
大手海運業者のマースクが
供給過剰の問題が「顕在化する」
という見方を示しています。
先にも触れたとおり、
2020〜2021年の供給網の混乱で、
「コンテナ不足で海運株が急騰した」
したことがあります。
この間、コンテナ不足解消のため、
コンテナ船をたくさん造ったんです。
その結果、新しい船が増えました。
逆に、古い船のスクラップは遅れてます。
コンテナ船が足りなくて
がっぽり儲かった時期に
新しい船舶を造ったものの…
今後はその反動で船が余って
海運運賃が低止まりするかも。
不動産ブームで家を建てまくり
住宅が余ってしまうように…
海運運賃バブルで船を造りまくり
船舶が余ってしまうかもしれません。
仮に船舶の余剰がひどいと
海運運賃が低止まりして、
今後、株価も下がりそう🤔
まとめ
海運業の株価の今後は
「海運船舶の需給はどうか？」
で決まると中原は考えます。
船舶の需要面については
「紅海での供給網混乱」が
株価にプラスに働きそうです。
一方、
船舶の供給面については
コロナ後造船の「供給過剰」が
株価にマイナスに働きそうです。
その他の材料もありますが、
「船舶が足りずに株価が上がる」か
「船舶が余って株価が下がる」か
どちらのシナリオが濃厚か？
で海運業の株価の今後が決まりそう。
どちらかというと中原は、
「インサイダー（マースク）による
供給過剰の線が濃厚じゃないかな」
と、心配しています💦
打開策が見つかると良いですねー✨
– 中原良太
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