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イナゴ投資、始めました。

弟「ねえ、お兄ちゃん。転職活動で気をつけたほうが良いことって、何かある?」

僕「転職するの?」

弟「そうそう。いまの会社は、ほとんど一発合格だったから、就職活動で何を考えれば良いかつかめなくて」

僕「うーん。僕も結局、知り合いの会社に入っちゃったからなぁ」

弟「そうだった!笑 じゃあさ、自分が転職するとして、何に気をつける?」

僕「志望動機を、真剣に考えることかなー。入社したら、何年かは務めることを考えると、中途半端な動機だと間違いなく後悔すると思う」

弟「なるほど!ちなみに、いまの会社に入ったときの志望動機は何だったの?」

僕「それはねー…」

弟が転職活動を始めました。

弟が転職活動を始めました。キャリアアップを目指しているらしいです。

うちは二人兄弟で弟が末っ子です。だから、家族うちでは、いつまで経っても「弟=子供のまま」というイメージが抜けません。うちの両親も、弟の印象は「高校生」あたりで成長が止まっているみたいです。笑

もう、弟も三十路になるんですけどね。家族って不思議。

いけない。話がそれてしまいました。

転職活動の話に戻しましょう。

転職活動について話をしていたとき、弟に「今の会社の志望動機は何だったの?」と尋ねられました。

僕の答えは「社内に尊敬できる人しか居なかったから」でした。つまり「何をして働くか」も大事でしたが、それ以上に「誰と働くか?」が大事でした。

僕が入ったのは、社員が数名しかいない零細企業でした。そういう会社に入れば、「最前線で働いて、自分の仕事がそのまま結果として返ってくる、責任を伴う仕事ができる」と考えたからでした。

小さな組織なので、「この人のために働きたくない」という人が、一人でもいたら最悪です。好き嫌いや相性の良し悪しはありましたが、それでも「尊敬できる人に囲まれて」仕事できて満足しています。

ぼくら投資家の仲間

ところで、投資ってけっこう「孤独」なイメージがありますよね。ですが、腕の立つ投資家さんほど、独自のネットワークを築いていることが多い気がします。

「すごい投資家ほど、すごい投資家とつながっている」ということです。

投資家の中には、他人の投資に追随することを「イナゴ」と蔑む方もいます。たしかに、他人の意見に振り回されるばかりで、投資の「軸」がないのは問題です。

しかし、「分別のあるイナゴ」 であれば、僕はかなり儲かると思っています。

成長投資の巨匠であるフィリップ・フィッシャーも「投資に成功した銘柄の多くは、尊敬している投資家たちがきっかけで知ったものだ」といいました。

投資の神様バフェットですら、腕の立つ投資家を見つけたら、その投資家を10年も15年も追いかけて便乗したと言います。

投資の神様バフェットが2019年に買った「五大商社」に便乗した方は、がっぽり儲かったはずです。

投資家の仕事仲間は「同じ銘柄を持つ株主」です。尊敬できる投資家が大株主の銘柄を見つけて、自分の基準を満たす株を買うのは、あながち悪くない投資判断だと思うんですよね。

– 中原良太