利上げ開始目前…注目セクターはコレだ!
どうも、中原良太です。
先週末、日銀総裁の植田さんが、
読売新聞の単独インタビューにて
マイナス金利解除などについて
「物価上昇の確信持てれば選択肢」
と話したことが市場を賑わせました。
週明けからは財務が健全な株が買われたり、
「金融引締」を織り込む動きが目立ちます。
本ブログでは、
「不動産株や鉄鋼株、資源株が、
これから上がると思うぞ!」
と書いてきましたが、
このニュースを受けて、
「スタンスを変えるべきなのか?」
「銀行株などは魅力的な投資先か?」
など、気になる方も多いと思います。
そこで本記事では、この話の続きで、
いま現在の注目セクターをまとめます。
注目セクター1:銀行
利上げで業績が良くなる、ど本命。
先日、利上げでどれくらい、
業績が改善するか試算したのですが、
「利益が倍になる」くらいの会社は、
ゴロゴロと見つかりました。
これから20年くらいで、
株価10倍もありそうだよな…?
と、とても有望視しています。
さっそく、2銘柄ほど買いました\(^o^)/
「さすがに天井掴みじゃないか?」
とツッコまれそうですが、
総還元利回りは市場平均以上で、
成長性も市場平均以上で買ったので、
短期的には下がるかもですが、
中長期では「これからが本番」
というふうに考えています!😁
注目セクター2:資源
今週、資源株は銘柄によって、
動きが全然違いました。
石油資源開発(1662)みたいに、
自己資本比率が高いところは強いですね。
利上げで業績が悪くなる所もありますが、
まだ景気が崩れるほどの、
引き締めはやっていません。
いまの段階では、
「まだ買いスタンスで良い」
と考えています。
うちでは双日(2768)を持っています😁
注目セクター3:鉄鋼
週明けから、鉄鋼株もすこし崩れました。
鉄鋼株は負債が多い所も多いので、
金利上昇による業績悪化もありそうです。
僕がいま持っている鉄鋼株は、
自己資本比率が35%くらいなんですが、
仮に金利が3〜4%に上がった場合、
経常利益が15%減るという試算結果でした。
配当利回りが6%だったら、
5%に下がっちゃう感じですね。
すぐに影響が出るワケじゃないですが、
ネガティブな影響はあります。
とはいえ、
資源株のところでも書きましたが、
まだ景気が崩れるほどの、
引き締めはやっていません。
中国が需給をぶち壊さないかぎり、
鉄鋼株の業績は維持できると思います。
「先週と比べると魅力は薄れるけれど、
まだまだ上がると思う」
というスタンスです。
注目セクター4:不動産
先週に引き続き、
まだ不動産株に注目してます。
基本的に、金利上昇は不動産株に逆風です。
「不動産会社の資金調達が苦しい」
「販売先がローンを組みにくくなる」
のように、悪影響も出てくるでしょう。
しかし、
まだ「マイナス金利が終わる」くらいでは、
不動産市況は崩れないと思います。
というのも、マイナス金利が終わっても、
実質金利がまだまだマイナスだからです。
足元のインフレを本気で抑えるには、
西欧諸国のような引き締めが必要です。
だいたい国債金利が2%を超えないと、
「名目金利<インフレ率」ですから、
不動産市況もまだ崩れないと思います。
「勢いは減速するかもしれないが、
まだ、不動産市場に吹く追い風は、
止んでいないと思う」
というのが、僕の見解です。
引き続き、業績悪化する心配もありますが、
「数字が伸びてるうちは強気」です。
大きなところでは、自社株買いをしてる、
三菱地所(8802)とかに注目しています。
まとめ
以上をまとめると、
◯銀行
◯資源
◯鉄鋼
◯不動産
の4つのセクターに注目しています!
ちなみに、この4つのセクターのうち、
銀行株を大幅に買い増ししています。
その代わりに、
「鉄鋼・資源株は一部売却」
「不動産株は全売却」
しています。
銀行株の上昇相場は、
「まだ前半戦も終わっていない」
段階だと思いますので、
引き続き、決算など厳しく監視しながら、
業績の伸びに期待していますー\(^o^)/
– 中原良太
【これまでの資産変動】
9/7終値→9/14終値:+247万円
(一部、反映遅れあり)
2023年:+203万円
2022年:+1217万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円