スポンサーリンク

銀行株は大相場入りの「序盤」か?

どうも、中原良太です。

先週末、ふたたび日本銀行が、

「実質利上げ(長期金利上限の引き上げ)」
に動きました。

この動きを受けて、日本株は下がる…
かと思いきや、活き活きして見えます。

今回のYCC修正は、
日本株にどんな影響があるでしょうか?

まず気になるのは銀行株…

利上げはまだ「序盤」に見える

今回の実質利上げが皮切りとなり、
銀行の業績が軒並み伸びそうです。
(時間はかかるでしょうが)

政策金利は最終的には「インフレ率+α」になる
と考えた場合、利上げはまだ序盤です。

銀行株は高配当株がゴロゴロあり、
財務さえ健全なら上昇余地は広そうです。

2024年問題まで、あと少し…

銀行株の他にも、
人材派遣株にも注目しています。

2024年4月から、
「自動車運転」「建設」「医師」の、
長時間労働の上限規制が始まります。

これにより人手不足が深刻化して、
関連する人材派遣株が強くなりそう。

運転手の人件費が上がり、
運賃高騰の可能性も。

銀行株も人材派遣株も、
「高配当で放置されている」銘柄が、
わりとたくさんあります。

安い今のうちに仕込んでおけば、
「値上がりしたらラッキー」
「しなくても配当がっぽり」
「業績も伸びて増配期待」
という美味しい投資ができそう。

今日のまとめ

…ということで、

きょうの要点をまとめると:

◯銀行株の上昇は「まだ序盤」かも
◯2024年問題が刻一刻と迫っている

という2点に集約できます。

めぼしい銘柄は?

前にも書きましたが、高配当株の目安は
「予想配当利回り4%以上」です。

4%を上回る銘柄は、
最近、成績が良いです。

REITとかだと、
「分配金利回り4%の岩盤」という、
底値のメドがあるらしいですー。

銀行株の場合は、
◯三菱UFJ:予想配当利回り3.58%
◯三井住友FG:予想配当利回り3.73%
と、けっこう高いです。

さすがに4%は下回ってしまいましたが、

金利維持でもいまの業績。
「インフレ率+α」まで利上げすれば、
まだまだ上がる気がしています。

物流の人手不足に関しては、
人材派遣に限定する必要もなく、

すでにドライバーをたくさん抱えていて、
業績も好調&高配当利回りの株に注目です。

トラック運賃が高騰した場合、
それこそ2020年の海運株のときみたいに、
「陸運株がなんでも上がる」かも。

たとえば、カンガルー便で有名な、
◯セイノーHD:予想配当利回り4.25%
あたりが、良さげに見えます。

ほかにも、医師の人手不足解消に役立つ、
医療DXとかがあれば気になりますねー。

良い銘柄で安いのがあったら、
うちも買ってみようかなー…。

– 中原良太