日経平均、4日続落。終わりの始まり?
どうも、中原良太です。
日経平均株価が4日続落しました。
やっと下がってきた日経平均を見て、
「よっしゃ、今こそ押し目買いの好機!」
と、ワクワクしている方もいるでしょう。
僕もだいたい同意見なのですが、
すこし地合いが変わってきているので、
買う銘柄を間違えると死ぬ気がします。
特にバリュー株を買う場合は注意です。
日本株市場に先行する住友金属鉱山の株価が
ふたたび月足で下落トレンド入りしていて、
強めの売り信号が点灯しています。
同社株が12カ月平均を下回ると、
半年くらい日本株が停滞しやすくなります。
同社に限らず、足元では資源価格が弱く、
素材・資源系はひと相場終わったかもです。
株価下落の原因としては、
「ETF分配金捻出を先回りした売り」
「中国の景気悪化を懸念した売り」
「日銀の為替介入を懸念した売り」
など考えられます。
ほか、経験則としては7〜8月は、
株価が下がりやすい夏枯れ相場です。
アゲアゲ相場はそろそろ一服して、
しばらくボックス相場に入るかも。
資源安など懸念材料のあるバリュー株より
足元で業績が好調なグロース株のほうが、
いまは狙い目な気がしています。
何度か取り上げたHEROZ(4382)とか、
また高値を取ったら頃が狙い目かと。
足元1カ月くらい揉み合っていて、
高値圏にあるハイグロース株あたりが、
いまは狙い目な気がします。
以上。
きょうの要点をまとめると:
◯住友金属鉱山の下げは強めの売り信号
◯足元の下げは需給&景気減速懸念が原因か
◯7〜8月は夏枯れ相場。ボックス入りか。
◯本命は業績好調なグロース株だと思う
という4点に集約できます。
個人的に注目しているテーマは、
◯業績がV字回復したリオープン関連株
◯M&A等で業績急拡大中のハイグロース
◯業績急拡大中の2021〜2022年IPO
などです。
業績が良くてアゲアゲな株を見つけたら
1カ月くらい値固めするのを待ってから
最高値に近い所で買い上がってます。
ちょうど、ついさっき、
狙い目に見える不動産株を見つけたので、
今週の下げで、だいぶ食らっているので、
負けた銘柄を売ってポジション整理しつつ、
新しく買った銘柄で取り返したいなぁー。
– 中原良太