いまが狙い目のIPO銘柄
どうも、中原良太です。
おととい
「JFEの決算が良いから、鉄鋼株が上がるかもね!」
「日本製鉄の決算が良くて上昇トレンドが回復すれば、市場全体が盛り上がってくるかも!」
と話しました。
しかし、結果はザンネンなものに…。詳しくは以下のツイートのとおり:
■5/11の取引方針(1)
おとといJFEが好決算を出して、鉄鋼セクターが盛り上がっていました。そんな中、5/10の昼頃に日本製鉄の決算が出ました。日本製鉄は2024年3月期に減益・減配の見通し。この発表を受けて鉄鋼セクターは急反落しました。「強気相場入りか?」と期待されてただけに残念な結果に😢 pic.twitter.com/nNoQVZr434— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) May 10, 2023
■5/11の取引方針(2)
4月末に崩れたフィラデルフィア半導体株指数も、いま一歩。日本の景気に先行する日本製鉄や半導体株指数が弱いので、しばらく主要指数は伸び悩みそうです。マクロ的には買い材料が乏しい。いまは決算シーズンに注目して、ミクロの材料に注目したほうが良さそうです😖 pic.twitter.com/OBNEa7ARyF— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) May 10, 2023
日本製鉄の決算は減益・減配ということで鉄鋼株が急反落。鉄鋼株は「行って来い」で戻ってきてしまい、強気相場はお預けとなりそう。
また、日本株に先行するフィラデルフィア半導体株指数も弱いです。相場全体が盛り上がる…とは期待しにくいでしょう。
よって、いまは上昇相場を狙って「タイミング」で儲けようとするよりも、決算発表を丹念に読み込み、個別で買い材料がある銘柄をさがして「銘柄」で儲けようとするのが現実的な気がします。
いま注目のIPO銘柄
何度かツイッターでも書きましたが、今回の決算シーズンでは「V字回復企業」が狙い目になると思います。詳しくは以下のツイートのとおり:
■5/11の取引方針(3)
昨日も書きましたが、個人的に今回の決算では「V字回復」に注目しています。2月の決算がビミョーだったけど5月に復帰したところ。もしくは今まで決算が良かったのに株価が下がり続けてきたところ。2021年のIPO銘柄あたりは、お買い得な銘柄も多い気がしています😊— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) May 10, 2023
株探で「2021年のIPO」銘柄を探すと、125銘柄が該当します。この中から、
◯決算が良い
◯小型
◯売買代金が少ない
ところを見つけて、こっそり買い集めておくと、うまくいきやすい気がしますね。
個人的には、2020年に大流行したSaaS銘柄で安いものがちらほら見かけたので、すこし買ってみました。
一方、「危なさそうだなー」と感じているのが、今年1〜2月に大賑わいだった高配当株です。
今回の決算では、2月に大賑わいだった高配当株が「ビミョーな決算を出して急反落する」という例が相次いでいます。
「前回の決算が良かったから」という理由で油断していると、大損こきそうなので気をつけたいところです。
逆に、「前回の決算はビミョーだったけれど、今回の決算は良い!」というところは、サプライズで買いが入りやすいとも思います。
「前回の決算が良かった株」を惰性で持ち続けてても儲からないと思うので、サボらず「今回の決算が良い株」を探したいところですねー。
– 中原良太