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日経平均チャート見通しと予想:暴落か?ハイパーインフレか?(3/17版)

どうも、中原良太です。

純金がするする値上がりしていて気持ちが良いです:

ガス株はすこし負けているのですが、純金が上がっているおかげでほとんど損をしていません。荒れ相場の割に、資産が減らなくて良かったです。

もし先週末に高配当株を売っていなければ、いまごろ何百万円も損していました。危なかった。あのとき利益確定した自分、グッジョブ。

さて、1月から続いた「ブルトラップ」は、ついに終わりました。ここから先は、しばらくボックス相場に入ると考えています。

シリコンバレー銀行の破綻や、クレディスイスの救済。あらかた大きな材料は織り込んだと思います。

次にどう動くか?は、いまのところ僕には分からない。相場の動きを見ながら、方向感を掴んでいきます。

ざっくりとした見通し

さきほど投稿したツイートをまとめます:

ざっとまとめると、

◯まだ地合いが優れないから、リスクオフに備えたい
◯でも、地合いや時期的に、大きく崩れる感じもしない
◯チャンスがあればコツコツ拾ってOK

と考えています。

考えられる2つのシナリオ

けさがた投稿したツイートをまとめます:

今後、中長期でありそうなシナリオは2パターンです:

◯シナリオ1:FRBがインフレ潰しを諦める

FRBは銀行を救済しました。実質、金融緩和です。これで貨幣供給量が増えた場合、株は暴落しませんが、インフレが再加速しそう。

このケースが実現した場合、ふたたび資源価格が上がり始めます。原油が大きく反発し、銅が反発し、鉄鋼株も上がり始めます。

これらのセクターが上がり始めたらリスクオン再開ですから、純金を買うなり、資源株・素材株を買うなりして対策したい。ひどいインフレが戻ってくるかもしれません。

◯シナリオ2:金融引締が急加速する

FRBは銀行を救済すると同時に、規制も強化しそうです。

規制が思った以上に厳しい場合、銀行が貸し渋りを頻発し、特に影響を受けやすい中小企業がバッタバッタと倒れていくかもしれません。

この場合、インフレは減速するものの株が下がります。

前者と後者。どちらのシナリオもありそうだなーと思いますが、いまのところは市場は「シナリオ2」のほうを警戒している気がします。

この場合は、不景気の煽りを受けにくい、ディフェンシブ株を逆張りで買ってチマチマと稼ぐのが良さそうですね。

未来は分かりません。いま起きていることを冷静に見つめて、うまく適応できるように努めます。

– 中原良太