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日経平均チャート見通しと予想:いまが底か?(3/14版)

どうも、中原良太です。

そろそろ底だと思います

いまの下げは「逆張りの好機」という見方を維持します。

経験的に、銀行株は下げ止まるまではスルーが無難。海外市場の影響が軽微なディフェンシブ株も下げてますが、典型的な買い場です。

経験則から言えば火曜が底になりそう。Twist-on-the-Monday効果の反動が来るはず

Twist-on-the-Monday効果とは「週末に相場が崩れると、週明けも続落しやすい」という経験則のことです。

経験的には、月曜引けまたは火曜寄りあたりが底になって、反転することが多いです。

資源市場が反転した後は、安くなった資源株・素材株を買う好機にも見えます

いま持っているのはガス株。米国で銀行が潰れても「ほぼ無関係」な会社の株です。

逆張りのセオリーは「本質とは関係ない値動きに逆らう」ことです。

米国で銀行が潰れても、たぶん日本のガス株の業績はそんなに悪くならないでしょう。だから下落に逆らって買いました。

いまのところ含み損ですが、ガス株は下落相場でもそんなに崩れない傾向があります。

「下がったときに買うと儲けやすい」セクターでもあるので、反転上昇に期待しています。

ざっくりとした見通し

荒れ相場での悩みのタネは2つ。

1つは「いまの持ち株、損切りしなくて大丈夫かな?」という悩み。
もう1つは「下がった株、買ったほうが良いかな?」という悩み。

「いまの持ち株、損切りしなくて大丈夫かな?」

という悩みについては、僕は「いま持っている銘柄が、いまの地合いに耐えうるものか?」を考えるようにしています。

足元、市場では「資源安・株安・円高・銀行破綻」といったイベントが起きています。

僕としては、これらの渦中に飲み込まれそうな銘柄は「落ち着くまで触りたくない」と考えています。

金融・資源・素材・輸出関連など、おもにシクリカル(景気敏感)なセクターは「落ちるナイフ」と化しているので、触りたくないです。

僕自身は、シリコンバレー銀行がきな臭くなってきた先週末に、景気敏感株はすべて利益確定しました。

「下がった株、買ったほうが良いかな?」

という悩みについては、「下がる理由がないのに、下がっている銘柄はどれだろう?」と考えると良いかと。

足元で起きているのは「資源安・株安・円高・銀行破綻」といったイベントです。が、これらの悪影響を受けない銘柄は「安くなったら買う」のが妥当なはずです。

ちなみに、僕はガス株を買いました。通信株も気になります。米国で銀行が潰れても、ガスや通信は使いますからね…。

ざっくりと、「イベントの渦中にある銘柄は持たない」「関係なく下がっている銘柄は買い場」と考えてますー。

目先の取引方針

「いまはディフェンシブ、反発したらシクリカル」という立ち回りがうまくいくと思っています。

◯作戦1:ディフェンシブ株の買い

ディフェンシブ株は相場が下げても大して下がりません。むしろ、相場が落ち着く頃には含み益が出てることのほうが多いです。

もしもディフェンシブ株で損をしたら?

そのときは、たぶんキツめの暴落が来ています。ディフェンシブ株は、たぶんそこまでキツイ損にならないでしょうが…

◯作戦2:シクリカル株の買い(反発後)

足元ではシクリカル株がすごい勢いで下がっています。銀行株とか鉄鋼株とか、1日で5%とか下がっているものもあります。

ウラを返すと、仮に今回のイベントが「取り越し苦労」だったら…。つまり、大して景気が崩れないのだとしたら、案外、株価はケロッと戻ってくるかもしれません。

つまり:

市場がすぐ反発した場合:
◯ディフェンシブ株の逆張りで儲かる

市場が長く下落した場合:
×ディフェンシブ株の逆張りで小さく負け
◯シクリカル株の反発で大きく勝つ

いずれの場合かで、「トータルプラスになれば大成功!」と考えています。

– 中原良太