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今週、もっとも上がった株の特徴

どうも、中原良太です。

先週以降、高配当株の動きが鈍くなってきました:

先週に引き続き、好決算の高配当株を大量保有していました。ですが、ここ2週間ほど冴えない動きが続いています。

高配当株は、配当落ち前に「利益確定売り」が先行しているのかもしれませんね。

経験則的には、高配当株は「配当落ち後」は弱い傾向があります。この動きがさらに先回りされて、配当落ち前から下がっているのかも。

その一方で、大型株は全体的に好調です。

配当取りまで耐えるか、逆に「いま売られているのなら、配当落ち後はそこまで下がらないだろう」と捉えてホールドするか。悩ましいところですね。

【これまでの資産変動】
3/2終値→3/9終値:▲22万円(一部、反映遅れあり)
2023年:−687万円
2022年:+1217万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円

今週、もっとも上がった株の特徴

今週上がった株の特徴やテーマを調べてみました。ずばり、結果は以下の通り:

◯グロース:売上や利益が大きく成長している
◯財務が健全な株:自己資本比率が高い
◯低配当な割安株:低PERだけど低配当

火曜日に「これから上がると思う」とピックアップしたセクターの大部分(鉄鋼・海運・商社)が、予想どおり強いです。

エネルギー株や不動産株はビミョーです。FRBの利上げ加速が懸念されて、エネルギー価格が下がっているのが原因ですね。

逆に、今週下がった株の特徴は、以下のとおりでした:

◯逆張り:1カ月〜3カ月で下がった株
◯高配当株:配当利回りが高い

いまの地合いをみるかぎり「割安株優位」は揺るがなそうです。ですが、高配当株の売りが膨らんでいるので、火曜日に取り上げた「自社株買い銘柄」のウェートを高くしたほうが利益を出しやすい気がします。

あとは、足元では自己資本比率の高い株が狙われています。増配余地や自社株買いの余地がある株が狙われている…ということでしょうか。

なんにせよ、「投資の基本に忠実にやりつつ」「バリュー株の中でも、時期によって好まれる銘柄がすこしずつ変わっている」ような気がします。

2月の決算はあらかた織り込んだと思うので、3月に入ってからフレッシュな材料を出した銘柄を選んだほうが、勝ちやすいかもなぁ。

– 中原良太