今週、もっとも上がった株の特徴
どうも、中原良太です。
先週以降、高配当株の動きが鈍くなってきました:
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【3/9の損益】
ノートレ。高配当株と純金をガチホ中。やけに主要指数が強いですが、先週以降「大型株ばかり上がってるなー」という印象。特に上がっているのは高成長・低PERを満たす銘柄が中心ですね。逆に高配当株は全体的に出遅れてますね。利益確定売りに押されてるっぽい?🤔前日比:+5万円
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) March 9, 2023
先週に引き続き、好決算の高配当株を大量保有していました。ですが、ここ2週間ほど冴えない動きが続いています。
高配当株は、配当落ち前に「利益確定売り」が先行しているのかもしれませんね。
経験則的には、高配当株は「配当落ち後」は弱い傾向があります。この動きがさらに先回りされて、配当落ち前から下がっているのかも。
その一方で、大型株は全体的に好調です。
配当取りまで耐えるか、逆に「いま売られているのなら、配当落ち後はそこまで下がらないだろう」と捉えてホールドするか。悩ましいところですね。
【これまでの資産変動】
3/2終値→3/9終値:▲22万円(一部、反映遅れあり)
2023年:−687万円
2022年:+1217万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
今週、もっとも上がった株の特徴
今週上がった株の特徴やテーマを調べてみました。ずばり、結果は以下の通り:
◯グロース:売上や利益が大きく成長している
◯財務が健全な株:自己資本比率が高い
◯低配当な割安株:低PERだけど低配当
火曜日に「これから上がると思う」とピックアップしたセクターの大部分(鉄鋼・海運・商社)が、予想どおり強いです。
エネルギー株や不動産株はビミョーです。FRBの利上げ加速が懸念されて、エネルギー価格が下がっているのが原因ですね。
逆に、今週下がった株の特徴は、以下のとおりでした:
◯逆張り:1カ月〜3カ月で下がった株
◯高配当株:配当利回りが高い
いまの地合いをみるかぎり「割安株優位」は揺るがなそうです。ですが、高配当株の売りが膨らんでいるので、火曜日に取り上げた「自社株買い銘柄」のウェートを高くしたほうが利益を出しやすい気がします。
あとは、足元では自己資本比率の高い株が狙われています。増配余地や自社株買いの余地がある株が狙われている…ということでしょうか。
なんにせよ、「投資の基本に忠実にやりつつ」「バリュー株の中でも、時期によって好まれる銘柄がすこしずつ変わっている」ような気がします。
2月の決算はあらかた織り込んだと思うので、3月に入ってからフレッシュな材料を出した銘柄を選んだほうが、勝ちやすいかもなぁ。
– 中原良太