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また負け…。勘弁してください…

どうも、中原良太です。

さらに100万円負けました:

去年積み上げた利益が溶けていく…。勘弁してくれ…。

前から書いているとおり、いまの上げは十中八九ブルトラップです。それにしたって、浮かれ過ぎじゃないでしょうか…?汗

noteでも書きましたが、「中国リオープン期待」「pivot期待」など期待感が先行しすぎている気がします。

(投票権はありませんが)きのうセントルイス連銀のブラード総裁は0.50%の利上げを言及しました。

中国リオープンと浮かれ気味の相場の影響で、金融引締の効果が薄れています。インフレが潰せないリスクがあるんで、たぶん次のFOMCではハシゴを外しにくるはず。

米国株市場もやっと「逆業績相場」っぽくなってきました。これからの決算シーズンで、すこしずつ崩れて来る気がします。

【これまでの資産変動】
1/12終値→1/19終値:−106万円(一部、反映遅れあり)
2023年:−575万円
2022年:+1217万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円

目先のイベント

いよいよ米国で決算シーズンがはじまりました。1月下旬から2月中旬にかけて、決算を織り込みに動くでしょう。

また、2月初めにFOMCがあります。

おそらく、8月のジャクソンホールのときのように、FOMCでは株式市場を戒める発言が目立つことになるでしょう。

市場が反応するかは分かりませんが、「そうカンタンに緩和しないよ!」という話が出てくるはず。

まだ失業率は3.5%と完全雇用の水準だし、インフレも目標の2%よりはるかに高いです。

中国リオープンで資源市場も盛況です。おそらく、去年あったCPIショックみたいな下げが、今年もう1回くらいありそうです。

粘着質なインフレと底堅い労働市場。FRBがpivotする口実がありません。すでに米国企業の決算は悪くなってきましたが、これからもっと悪くなります。

少なくとも「景気が反発する見通し」が見えないことには、株式市場もリバウンドしません。ベア相場はもうしばらく続くでしょう。

そして、これからのベア相場は日本株にも響いてきます。

米国株が逆業績相場に入ると「債券高・株安」という動きが目立つようになります。これは円高要因で、日本の輸出企業にとってマイナスです。

これからしばらく、円安メリット株は買いにくい。逆に、円高メリット株には旨みがありそうですねー。

先週も書きましたが、1〜2月の決算シーズン、もしくは4〜5月の決算シーズンに、ナイアガラの滝のようにガラガラと下がる気がしています。

– 中原良太