また負け…。勘弁してください…
どうも、中原良太です。
さらに100万円負けました:
↓
【1/19の損益】
半値戻し。きのう、米国株が崩れました。日本株も連れ安し反落。「逆業績相場」っぽい動きで、少し損が減りました。pivot期待より業績不安が高まってくれば、これからの決算シーズンで崩れる気がします。VIXが上がると連鎖売りが出そう。引き続き警戒です🤔前日比:+75万円 pic.twitter.com/f5YF5pU2WJ
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) January 19, 2023
去年積み上げた利益が溶けていく…。勘弁してくれ…。
前から書いているとおり、いまの上げは十中八九ブルトラップです。それにしたって、浮かれ過ぎじゃないでしょうか…?汗
noteでも書きましたが、「中国リオープン期待」「pivot期待」など期待感が先行しすぎている気がします。
(投票権はありませんが)きのうセントルイス連銀のブラード総裁は0.50%の利上げを言及しました。
中国リオープンと浮かれ気味の相場の影響で、金融引締の効果が薄れています。インフレが潰せないリスクがあるんで、たぶん次のFOMCではハシゴを外しにくるはず。
米国株市場もやっと「逆業績相場」っぽくなってきました。これからの決算シーズンで、すこしずつ崩れて来る気がします。
【これまでの資産変動】
1/12終値→1/19終値:−106万円(一部、反映遅れあり)
2023年:−575万円
2022年:+1217万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
目先のイベント
いよいよ米国で決算シーズンがはじまりました。1月下旬から2月中旬にかけて、決算を織り込みに動くでしょう。
また、2月初めにFOMCがあります。
おそらく、8月のジャクソンホールのときのように、FOMCでは株式市場を戒める発言が目立つことになるでしょう。
市場が反応するかは分かりませんが、「そうカンタンに緩和しないよ!」という話が出てくるはず。
まだ失業率は3.5%と完全雇用の水準だし、インフレも目標の2%よりはるかに高いです。
中国リオープンで資源市場も盛況です。おそらく、去年あったCPIショックみたいな下げが、今年もう1回くらいありそうです。
粘着質なインフレと底堅い労働市場。FRBがpivotする口実がありません。すでに米国企業の決算は悪くなってきましたが、これからもっと悪くなります。
少なくとも「景気が反発する見通し」が見えないことには、株式市場もリバウンドしません。ベア相場はもうしばらく続くでしょう。
そして、これからのベア相場は日本株にも響いてきます。
米国株が逆業績相場に入ると「債券高・株安」という動きが目立つようになります。これは円高要因で、日本の輸出企業にとってマイナスです。
これからしばらく、円安メリット株は買いにくい。逆に、円高メリット株には旨みがありそうですねー。
先週も書きましたが、1〜2月の決算シーズン、もしくは4〜5月の決算シーズンに、ナイアガラの滝のようにガラガラと下がる気がしています。
– 中原良太