日経平均チャート見通しと予想:逆張りのチャンス!(1/10版)
どうも、中原良太です。
新年早々、大損こいてます。悲しい:
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【さいきんの損益】
鬼リバを直撃して大損中。過去の金融引締相場と比べて、カネ余りがひどいということなのかなぁ。いつもなら崩れるタイミングに、鬼リバが来ることが多いです。2022年後半から、ずっとそれで負けています。逆張り買い主体にしたほうが勝てるのだろうか…?前日比:−336万円 pic.twitter.com/HBlEam4ujL
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) January 10, 2023
「今回のインフレはスティッキー(粘着質)だ」と言われています。これは株式市場にも言えることで、かなりしつこい。
たぶん、2020年以降の量的緩和の余波が残っているんだと思います。金利を上げているけど、貨幣供給量はそんなに減っていないんじゃないかな。
こういうときは、無理に売りポジで儲けようとするんじゃなく、割安なディフェンシブ株の逆張りで買うほうが儲かるのかもなぁ。
ざっくりとした見通し
日経平均チャート見通しと予想【1/10版】
鬼負け中。先週末の米雇用統計で、時給が減速し買い優勢に。週末、SOXが鬼リバして4.6%高に。10年前ならこのままインフレが減速して緩和に戻ったと思います。が、いまは経済のブロック化が進んでおり、インフレが粘着質です。カンタンには緩和しなそう🤔 pic.twitter.com/sTERN8UC5q
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) January 10, 2023
ベア相場は終わらないと思う。けれど、それにしたって地合いがめちゃくちゃ強い。すんごく空売りがやりにくいです。
一番の理由は、VIXが死んでいることだと思います。2022年末以降、VIXが全然上がらない。
VIXは順張り売りのカギになる指数でして。というのも、VIXが上がると、「売りが売りを呼ぶ」という構図になりやすいんですよ。
ですが、年末年始からかVIXが低止まりしています。そのせいで、空売りしても、すぐに反発されて儲からない…ということになってます。
最近、VIXは年が明けてから上がる傾向があります。ここが上がってきたら、下げ相場の本番になる気がしています。
セクターごとの見通し
来週から弱気です:
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【セクター別の見通し】
中立:製造、成長、素材
強気:ディフェンシブ今週いっぱいは膠着か。11日夜にCPIが出るため、そこで崩れる可能性も。また、来週から米決算が本格化します。引き締めで業績悪化が目立つようなら、売りが膨らみそう。月後半から弱気。ディフェンシブ株は底が近そう🤔 pic.twitter.com/EZJu3WeAxC
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) January 10, 2023
無難にお金を増やしたいなら、売りに偏らず、おとなしくディフェンシブ株を逆張りで買うのが良いのかもしれません。
足元では、NTTやKDDIなどの逆張り向きの銘柄が下がってきています。そろそろ反発するかも。
あと、損保株も。東京海上とかSOMPOあたりも底が近い気がします。
他には、金属株も狙い目かもしれません。金融引締の影響で鉱山開発が遅れており、金属の供給が伸び悩んでいるみたいです。
さいきん気になっているのはモリブデンの高騰です。
モリブデンは特殊鋼に使われる材料です。特殊鋼が価格転嫁で値上がりすれば、関連銘柄が次の決算で上がるかもしれませんねー。
– 中原良太