日経平均チャート見通しと予想:FOMC後、暴落か?(12/14版)
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では12/14以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:
↓
日経平均チャート見通しと予想【12/14版】
FOMC待ち。パウエル議長の発言しだいで、大崩れする可能性があるので要警戒です。すでに大きく反発しているので、これ以上の上昇余地は少なそうです。今夜のFOMCで米国株が崩れたら、年末の日本株は悲惨になりそう。長くて2カ月くらい下がり続けそうです🤔 pic.twitter.com/NGF3wc5ACs
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 14, 2022
昨日、アメリカで消費者物価指数(CPI)が発表されました。
内容はなかなか良かったです。消費者物価はやや落ち着いており、米国株も高値スタートとなりました。
しかし、そもそも米国株は10月以降、鬼リバしていました。CPIの結果もある程度織り込まれていたようで、すぐ失速しました。
物価が落ち着いたところで、景気が悪く株価が上がる材料が乏しいです。
今夜はFOMCです。パウエル議長の発言しだいで、ふたたび大きく下がる可能性があります。要注意。
我が家は、いまのところは「株を買わずに様子見」しています。崩れたときには、大きめの売りポジションを建てる予定。
セクターごとの見通し
ふたたびキツめの下げに警戒しています:
↓
【セクターごとの見通し】
強気:ディフェンシブ(通信・ガス)
強気?:素材エネ(非鉄・石油)
中立:日経平均(製造)、マザーズ(成長)金属が高いうちは住友金属鉱山など金属株が買い信号。ただし、FOMCしだいで崩れそうなので、崩れたら損切りが良いと思います。証券株もきつく下げそう🤔 pic.twitter.com/3PHX1Z3E6L
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 14, 2022
近いうちに、主要指数がまた崩れると思います。
きのうも書きましたが、米国ではマネーサプライが減っています。
1960年以降、過去60年ほどの経験則として、マネーサプライが減っているとき、米国株は上がることはあまりありません。
マネーサプライが減っている中でも、相場は多少、右往左往こそします。しかし、資金供給量が少なければ株も買われないワケで、売られる可能性が高いです。
そんな状況ですから、上がっても「たぶんダマシ」と読み、便乗して買い上がっていくよりも、反落の初動で売りポジを建てるほうが勝てる気がしています。
なお、地合いが悪くなったときに、特に売られそうな銘柄を改めて列記しておきます。これらは買わないほうが良さそう:
5大商社株
証券株
三菱ケミカル(4188)
オリックス(8591)
住友不動産(8830)
(前回の銘柄とは、すこしアレンジしています)
次に地合いが崩れたら、日経ETFの空売り、日経インバの買いも勝てそうです。米国株が崩れたらチャンスです。
我が家の資産配分
キャッシュオンリーです:
↓
【12/14の損益】
ノーポジ、トントン。消費者物価は下がりはじめましたが、次は景気後退の懸念があります。いまの市場は浮かれすぎに見え、次の下げに警戒したい。早くて明日、遅くて再来週あたりから崩れそうです。そして、次の下げ相場は2カ月くらい続くと思います。景気敏感株ほど売られそう🤔 pic.twitter.com/YGjYDfGEXW— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 14, 2022
いつも書いているとおり「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。
早くて今週から、遅くて再来週あたりから、米国株が崩れる気がしています。
そして、日本株も道連れになりそう。パウエル氏の発言しだいでは、金融環境が引締め的になります。
2013年5月のテーパータントラム的な下げが来る気がします。
10月以降の鬼リバを吐き出すように、一方的な下げ相場に入る気がします。
– 中原良太