日経平均チャート見通しと予想:年末ラリーは続く?(12/13版)
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では12/14以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:
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日経平均チャート見通しと予想【12/13版】
需給相場。CPIとFOMCを控え、持ち高調整が入っているみたい。全体的に景気敏感株は買いにくい。買うとしてもディフェンシブに。場合によっては2018年のクリスマスショックみたいな地合いになりそう。地合いが崩れたら、空売りの好機となりそうです🤔 pic.twitter.com/9yCxkevtjA
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 13, 2022
今週は、アメリカで消費者物価指数(CPI)の公表とFOMCがあります。いずれも株価を動かす大きなイベントです。要注目。
もともと僕は、CPIとFOMCを「売りポジ満タン」で過ごすつもりでした。
しかし、土壇場になって米国株が鬼アゲ。すこし地合いが気持ち悪くなってきたので、いったん損切りして、仕切り直すことにしました。
とはいえ、このまま米国株が何もなく平和に「物価収まった!株も底打ちやで〜!」とはならない気がしています。
あくまでいまの上げはブルトラップ。
…と、考えると、「株を買って上昇気流に乗る」より、「次の下げ相場に乗って売りで稼ぐ」ほうが儲けやすい気がしています。
セクターごとの見通し
ふたたびキツめの下げに警戒しています:
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【セクターごとの見通し】
強気:ディフェンシブ(通信・ガス)
強気?:素材エネ(非鉄・石油)
中立:日経平均(製造)、マザーズ(成長)住友金属鉱山や東邦・大阪チタンあたりが引き続き買い場。CPIやFOMCしだいで米国株が崩れそう。崩れたら、景気敏感株の空売りがうまくいきそうです🤔 pic.twitter.com/Sgqff4nzrQ
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 13, 2022
主要指数がまた崩れると思います。
先週末にも書きましたが、半年ほど、米国株はFOMC議事録のたびにトレンド転換しています:
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7月以降、主要指数はFOMC議事要旨サイクルで上げ下げしています。いまの下げはその「前半戦」という印象です。この経験則が崩れないのであれば、もう年末ラリーは終わって、これから年末にかけて下げが続きそうです。市場は利上げ減速で浮かれ気味ですが、まだ景気減速は始まったばかりかと🤔 pic.twitter.com/wKoZIg1EJr
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 8, 2022
12/12の夜、米国株が上がったのですが、この動きは過去にまったく見たことがないパターンでした。
「たぶんダマシだろうなー」とは思いましたが、無知のパターンで勝負できるほど僕は賢くないので、今回は念の為損切りしました。
とはいえ、それでも「ダマシからまた下がるだろうなー」とも考えています。
なぜかというと、米国のマネーサプライが減っているからです。
1960年以降、過去60年ほどの経験則として、マネーサプライが減っているとき、米国株は上がることはあまりありません。
そして、これは日本株も同様です。日本の投資家主体はだいたい海外投資家なんで、日本株が上がるのは難しいでしょうね。
そんで状況ですから、上がっても「たぶんダマシ」と読み、便乗して買い上がっていくよりも、反落の初動で売りポジを建てるほうが勝てる気がしています。
我が家の資産配分
キャッシュオンリーです:
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【12/13の損益】
12夜の上げはダマシに見えましたが、損切りラインにヒット。念のため、損切りしました。米国株はキツめの下げが来そうですが、なかなかしぶとい。損切りが続きしんどいですが、いずれドカッと取り戻せると信じています。また崩れてきたら、売るつもりです🤔前日比:−6万円 pic.twitter.com/U4ba2ZU5TN
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 13, 2022
いつも書いているとおり「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。
本記事を執筆している18時30分時点、米国株の先物はやや強いです。
何がきっかけになるかは分かりませんが、少なくともいまの米国株は「高すぎ」だと思っています。
年内に崩れるか、年明けに崩れるか、どう転ぶかは分かりませんが、「遅かれ早かれ、キツイ下げが来るだろうから、安易に株を買わないほうが良いだろうなー」と感じています。
– 中原良太