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日経平均チャート見通しと予想:買い。内需株の買い場(11/16版)

どうも、中原良太です。

25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。

本記事では11/16以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:

きのうに引き続いて、グロース株が強いです。

きのうも予想しましたが、これからの市場の流れは

「グロース株が上がるところまで上がる。その原資はディフェンシブ株の売りで賄う」

「グロース株がどこかで崩れて、ディフェンシブ株がリバウンド」

という感じだと思います。

おもに強いのは内需株ですね。外需株は、ここ数日の円高が逆風になっていて、上値が重たい気がします。資源株も鳴かず飛ばずです。

だから、買うなら「円高が逆風にならない株」で、好地合いが続くうちはグロース株、地合いが崩れてきたらディフェンシブ株へと鞍替えするのがうまくいく気がします。

…ということで、今回も↑のツイートを踏まえて、「どうトレードすると儲かりそうか?」を考えていきます。

セクターごとの見通し

まずグロース株が上がり、つぎにディフェンシブ株が上がると思っています:

いま起きていることで、株価を動かしそうな大きなポイントは以下のとおり:

◯米国での景気減速:いまの上げはあくまで「ブルトラップ」
◯円高の進行:資源株や製造業の下げ余地の拡大
(円安メリットの株は逆風気味で、上値が重たくなりそう)
◯NASDAQの続伸:グロース株に買い信号
◯年末:例年、グロース株が買われやすい
◯決算明け:毎季、グロース株が買われやすい
◯過度なリスクオン:株安と同時にディフェンシブ株の買いどき?

↑のあたりが、判断材料になってくると思います。

きのうも書いたとおり、「安全な株が売られ、グロース株が買われている」という資金の流れを感じます。

だから、相場が上がっているうちはグロース株の上昇気流に便乗。そして崩れたらディフェンシブ株へと鞍替えするのが儲かりそうです。

いまは円高も進んでいるので、素直に銘柄を選ぶなら円高が逆風にならないグロース株やディフェンシブ株だと思います。

なお、きのうの夜にはロシア製のミサイルがポーランドに落ちたという話があり、米国株が荒れる局面がありました。

どう転ぶかは「要観察」といったところでしょうが、やや資源高が戻ってきているので、資源株を打診買いするのもアリだと思います。

ただ、外需株や資源株は円高デメリットです。

足元で賑わっているグロース株や、これからリバるであろうディフェンシブ株と比べると冴えない気がしますねー。

我が家の資産配分

素材株と資源株の買いポジをちょっとだけ保有中:

いつも書いているとおり「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。

きのうの夜、米国債市場の恐怖指数「MOVE」が急騰していました。同指数が上がると、株式市場が崩れる前触れなので要警戒です。

7月のリバウンド相場が終わったときにもMOVEが急騰していました。そろそろ天井が近い気がします。油断できません。

金融引締が終わらない限りアメリカ企業の決算は悪くなり続けます。底打ちはあと半年〜1年くらい先な気がします。

円安も一服したので、次の下げはキツくなると思います。いままでみたいに「円安だから日本人は米国株が下がっても無傷」というワケにはいかないでしょう。

ちょくちょく逆張りのチャンスを拾いながら、下落相場を切り抜けたいところです…。

– 中原良太