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日経平均チャート見通しと予想:買い。グロース株とディフェンシブ株(11/15版)

どうも、中原良太です。

25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。

本記事では11/15以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:

先週に引き続いて、強い地合いが続いています。

きのうは日経が反落しましたが、これはSBGの急落と円高のせいですね。それ以外は上々なので、ホールドでも良かったと思います。

さて、足元ではFRBの副議長が利上げ減速を示唆したり、グロース株には追い風が吹いていますね。

いまから買っても数日儲かる気もしますが、ただもう上げも「後半戦」という印象があるので、無理して買う必要もない気がします。

いずれまたリスクオフになるので、そのときに備えていまからディフェンシブ株を買っておく…というのも手な気がしますね。

…ということで、今回も↑のツイートを踏まえて、「どうトレードすると儲かりそうか?」を考えていきます。

セクターごとの見通し

ディフェンシブ株が買いごろな気がします:

いま起きていることで、株価を動かしそうな大きなポイントは以下のとおり:

◯米国での景気減速:いまの上げはあくまで「ブルトラップ」
◯円高の進行:製造業の下げ余地の拡大
(また崩れたとき、大きく崩れる可能性が高まったかと)
◯NASDAQの急騰:グロース株に買い信号
◯年末:例年、グロース株が買われやすい
◯決算明け:毎季、グロース株が買われやすい
◯過度なリスクオン:ディフェンシブ株の逆張りどき?

↑のあたりが、判断材料になってくると思います。

いま市場では「グロース株を買うためにディフェンシブ株を売る」という動きが広がっている気がします。

世界同時QTで市場規模自体は下落トレンドなんで、セクターをまたぎながら、ぐるぐるお金が回っているだけですね。景気自体は悪いハズです。

マザーズ指数はアゲアゲですが、食品株とか通信株とかはけっこう弱いです。これからの流れとしては

「グロース株が上がるところまで上がる」

「グロース株がどこかで崩れて、ディフェンシブ株がリバウンド」

という感じになる気がします。

「いまのグロース株の上げに便乗したい!」という人はグロース株を買い、いずれ崩れるのを見越してトレードするなら「ディフェンシブ株を買う!」というのが良い気がします。

あとは鉄鉱石が強いです。なので、注目どころとしては鉄鋼。あとはいま下がっている通信、食料品。あるいは、好決算を出したグロース。

いまのところ半導体指数が強いので、グロース株は半導体関連が強い気がします。

我が家の資産配分

素材株の買いポジをちょっとだけ保有中:

いつも書いているとおり「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。

少なくとも、まだベア相場は終わっていないと思います。

しばらくボックス相場っぽい動きが続くでしょうが、金融引締が終わらない限りアメリカ企業の決算は悪くなり続けます。

そして、アメリカ企業の決算が悪くなるほど、さらに円高が進んで、それで日本企業も逆風になると思います。だから基本は下落トレンド。

問題は、その下落トレンドが「どううねりながら動くか?」なんですよね。

いまの地合いをみるかぎり「地味で嫌な下落相場がしばらく続きそうだな」と思います。

全体的には下落トレンドが続きながら、盛り上がるセクター・冷え込むセクターが順番にぐるぐる回っていく感じだと思います。

特にいまは円高ぎみなんで、いままでみたいに底堅い地合いは期待できないでしょうね。下落相場の本番はこれからだと思います。

いまの浮かれ気味な相場も短命だと思うので、振り回されないように気をつけます…。

– 中原良太