日経平均チャート見通しと予想:米利上げ減速はグロース買いの好機?(10/24版)
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では10/24以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:
↓
日経平均チャート見通しと予想【10/24版】
日本株は寄り天井に。先週末は、利上げ減速の憶測で米国株が大きく上昇。さらに、日銀が為替介入してドル円が大荒れ。さらに週明けは、ハンセン指数が6%安に。今週はGAFAMの決算、日銀会合が控えています。市場はすでに荒れ気味。もっと荒れるかも?🤔 pic.twitter.com/MZXcOiMegH
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) October 24, 2022
WSJの「利上げ減速」の憶測。日銀の「為替介入」。そして中国ハンセン指数の急落。週明け早々、イベントが目白押しです。
先週末の米国株高を見て「おお!週明けから株が上がるかも!」なんて思っていましたが、出鼻を挫かれました。
市場は先週末の米国株上げ以上に、週明けの中国株下げに反応している気がします。中国へのエクスポージャが大きな会社は買いにくい。
…ということで、今回も↑のツイートを踏まえて、「どうトレードすると儲かりそうか?」を考えていきます。
セクターごとの見通し
買い信号が点灯していますが、自信はありません:
↓
セクターごとの見通しがコチラ。
強気:素材エネ(非鉄・石油)
中立:日経平均(製造)、グロース(成長)、金融(銀行・保険)先週末、資源価格と海外資源株が急騰したので素材エネを「中立→強気」へ引き上げ。ダマシっぽく、自信はありません。中国景気が冷えてる以上、資源価格は重そうです🤔 pic.twitter.com/kzxao9337g
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) October 24, 2022
まず、足元で起きていることをまとめましょう。大きなイベントは3つ。
1つ。WSJによる「利上げ減速」の憶測。これがきっかけとなり、米国株は急反発しました。7月っぽい動きですね。
2つ。日銀による「為替介入」。ドル円は5円くらいの幅で乱高下しています。日本円が投機で弄ばれています。
3つ。中国ハンセン指数6%安。習近平氏の続投が固まって、たぶん強硬路線を嫌がった海外投資家に売られたんだと思います。
利上げ減速はグロース株に買い材料です。中間決算発表で良い内容のところがあれば11月あたりから物色してみても良さそうです。
逆に、ゼロコロナ政策も続くでしょうから、中国景気は厳しい状況が続くでしょうね。ロックダウンの悪影響を受けている会社とか、中国へのエクスポージャが大きな会社は買いにくいです。TDKとか、村田製作所とか。
また、中国景気が厳しいということは、資源高も持続しなさそうですね。資源株は買い信号が出ても買いにくい。
米国株が上がり、中国株が下がる。互いに材料を打ち消しあって、綱引きしています。パッとしない地合いです。いまは現金多めで様子見が良さそう。
次のイベントとしては、米GAFAMの決算。そして日銀会合があります。
基本的には米中の景気が悪そうなので、「反発が終わって、また下がり始めたら売り」というスタンスが良い気がしますね。
エントリーの目安としては:
◯米SOXが2200ポイント割れ
◯米VIXが31.5ポイント超え
あたりを売りエントリーの目安に考えています。
仮に日銀が金融政策を修正してきたら
◯ドル円が146円割れ
あたりも売りのメドになると思います。
我が家の資産配分
資源株を打診買いしました:
↓
上記を踏まえ、我が家の資産配分・運用成績がこんな感じ:
前日比:ー16万円
打診買い。そして撃沈。先週WSJで出た「利上げ減速かも」という思惑以上に、週明け早々の「中国株の急落」のほうがインパクトが大きそう。ポジションサイズ小さて良かった。けっこう強い買い信号が出てたんですけどね😖 pic.twitter.com/EtNUpTXyXh
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) October 24, 2022
いつも書いているとおり「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。
先週末の米国株高を受けて、資源系の銘柄からけっこう強めの買い信号が点灯しました。
ただ、週明けの中国株安を見るかぎり、反発は長続きしなさそうですね。また崩れたらサクッと損切りして、ドテン売りするくらいの気持ちで見ています。
10月中旬以降、順張り的な売買が裏目に出まくります。ちょっとは逆張りトレードもしておけば、傷が浅いはずなんですけどね。
ちょうど足元ではKDDIとかJTとか、逆張り向きの銘柄が下がっています。小資金で買ってみるのもアリなんだろうか…?
– 中原良太