日経平均チャート見通しと予想:売り。下げ本番か?(10/7版)
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では10/7以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:
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日経平均チャート見通しと予想【10/7版】
金曜日。日本株は反落。リバウンドが一服し、第二弾の下げが来そうです。うちは売りポジ再挑戦中。目先1週間くらいは崩れる気がしています。もちろん、ケロッと反発する可能性もあります。反発した場合は、連休明けに損切りします。やや自信アリです🤔 pic.twitter.com/s0m2pDXtSA
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) October 7, 2022
株式の世界同時リバウンドが一服し、日本株も4日ぶりに下がりました。
これまでの反発は、たぶんショートカバー(空売り勢の買い戻し)だと思います。
新規買いが入るような状況ではないと思うので、ここからまた崩れてくると思います。
今週に入ってから何度も書いていますが、いまの地合いはリーマン危機やコロナ危機直前の「危機直前の地合い」に酷似しています。
わりとガッツリ崩れると思うので、安易に買い向かわないほうが良いかと。
…ということで、今回も↑のツイートを踏まえて、「どうトレードすると儲かりそうか?」を考えていきます。
セクターごとの見通し
大きくリバウンドしたからこそ、次の下げが怖いです:
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セクターごとの見通しがコチラ。
中立:素材エネ(非鉄・石油)
弱気:日経平均(製造)、グロース(成長)、金融(銀行・保険)素材エネ以外は「中立→弱気」に。過去の金融危機当時と似た相場になってきました。素材エネのみOPECプラス減産で「中立」予想。これも、崩れるのは時間の問題かと🤔 pic.twitter.com/cPRiKcQ4Sf
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) October 7, 2022
念仏のようになんども書きますが、いまの地合いは「金融危機直前」にすごく似ています。
特に、金利が急激に上がっていたり、ジャンク債の下がっていたり、債券市場の荒れ方がそっくりです。
そして、おとといに書いた「売りでエントリーする目安」のうち1つ点灯しました:
(10/5に書いたこと再掲)
売りでエントリーする目安は、以下のとおり:◯米VIXが30を超える
◯WTI原油が84ドル/バレルを割る
◯米SOXが2300ポイントを割る10/5時点では、このあたりを目安に考えています。
上記3つのうち、原油とSOXはまだ崩れていません。が、VIXが30を超えました。原油とSOXが崩れるのも時間の問題だと思います。
我が家の資産配分
売りでフルポジです:
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上記を踏まえ、我が家の資産配分・運用成績がこんな感じ:
前日比:ー40万円
寄りが安かったので、日中リバを食らって含み損に。とはいえ、これくらいの含み損は誤差のうち。これから米雇用統計、FOMC議事録、CPI、米決算シーズンなど、イベント盛りだくさん。今年一番の下げが来る気がします🤔 pic.twitter.com/vjK5HKdaoO
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) October 7, 2022
いつも書いているとおり「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。
10月以降、世界株が鬼リバしてきました。そろそろリバウンドが追わて、ふたたび下げへと転じそうです。
これは僕の憶測なのですが、10月以降のリバウンドは、以下の取引によるものだと思っています:
①空売り筋による買い戻し(ショートカバー)
②リスクパリティファンドによるVIX低下に合わせた買い戻し
③順張りファンド(CTA)による反発に合わせた買い戻し
あくまで憶測なんで、大した根拠はないんですけどね。
何を言いたいのかというと「ファンダメンタルを見て買われたワケではない」ということです。米景気はすでに後退していますし、いまも状況は悪化しています。
景気の見通しが改善しないことには、本格的な買いは入らないでしょう。株式市場は下げトレンドの真っ只中で、いまは下げトレンドは中盤くらいだと思います。まだ下がる余地があります。
経験的には、これから「1週間くらい崩れそう」なチャートをしています。いま買うのは止めて、しばらく様子見するのが無難だと思います。
– 中原良太