日経平均チャート見通しと予想:売り。暴落警報!(9/16版)
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では9/16以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:
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日経平均チャート見通しと予想【9/16版】
金曜日。日本株は反落。米CPIショック以降、ひどい地合いです。米国では、半導体株と鉄鋼株の下げがキツイ。いずれもモノ作りに欠かせない「産業のコメ」です。この2つが下がると、日本株はかなり弱くなる。米国株が下げ止まらないうちは全弱気です😖 pic.twitter.com/si5eSE2AFD
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 16, 2022
金曜日。日本株はまた反落。米国株が下がり、また道連れにされました。
米国では、鉄鋼株と半導体株の下げがキツイです。特に鉄鋼株は、この1週間で20%近く下がっている銘柄もあります。
日本には「モノ作り」の会社が多く、鉄鋼と半導体は「モノ作り」に欠かせない素材です。鉄鋼株や半導体株が弱いと、日本株が連れ安しやすい。
足元の下げ方は、2015年のチャイナ危機や、2020年のコロナ危機直前のときとよく似ています。
資源が下がり、鉄鋼株が下がっています。これらはだいたい景気に先行して下がるので、本当に怖いのはこれからかもしれません。
…ということで、今回も↑のツイートを踏まえて、「どうトレードすると儲かりそうか?」を考えていきます。
セクターごとの見通し
かなり弱気です:
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セクターごとの見通しがコチラ。
弱気:日経平均(製造)、グロース(成長)、素材エネ(非鉄・石油)、金融(銀行・保険)
米国株がゴリゴリ下落。地合いが最悪なので全セクターを「弱気」のまま。コロナショックの時に点灯した売り信号が、いままさに点灯しています。いまの僕は、かなり弱気です🤔 pic.twitter.com/mOjkolGSDl
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 16, 2022
アメリカで、半導体株と鉄鋼株が崩れています。
フィラデルフィア半導体株指数は、こないだ消費者物価指数(CPI)が出たときに、1日で6%も下がりました。まだ下がっています。
鉄鋼株は、消費者物価指数(CPI)の前日から崩れていました。USスチールは高値から約20%も下がっています。
こないだ、予想動画でも話しましたが、海外では資源株も崩れています。資源株は資源価格に先行して崩れることも多いので、ふたたび資源がくずれそうです。
以上を踏まえ、製造株と資源株には厳しい逆風が吹きそうです。
グロース株や金融株は「まだマシ」でしょうが、とはいえ、地合いが悪いので冴えない地合いが続きそう。
よっぽど銘柄選びがうまい人は別として、そうでない人は、いま買っても大して儲からないと思います。
いまの地合いはとても悪く、米国株が下げ止まらないかぎり日本株も道連れにされそうです。
チャイナ危機やコロナ危機のときに点灯していたのと、同じ売り信号が点灯しているんですよね。
割と強い売り信号なんで、大きな下落が来た場合「無傷でやり過ごす」だけでも大きな戦果です。
僕は「積立投資用の資金は現金温存で守り」「短期トレード資金はショートで攻め」といった感じでトレードしています。
我が家の資産配分
素材株と資源株をショート中:
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上記を踏まえ、我が家の資産配分・運用成績がこんな感じ:
前日比:+15万円
素材・資源株を新規売り。これから少しずつ、市場は「景気後退」を織り込みそう。資源安、円高、そして株安。いずれもリーマン危機前に起きたことです。製造株や資源株の逆風が厳しそう。グロース株の底打ちもまだ先か🤔 pic.twitter.com/gXxOIWK7df
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 16, 2022
いつも書いてますが、基本的には「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。
もうアメリカは景気後退に入っています。インフレもピークが過ぎてきたので、ここから先は「資源安、株安、円高」が来る気がします。
なので、割と「現金多め(日本円)で様子見している」だけでも、円高で為替差益が出て美味しい時期になる気がします。
ショートもできる人は、攻めっ気を出して、逆風がキツイ株をショートしても良さそう。
いつもどおり、ケロッと反発するようなら、すぐ損切りします。でも、わりと自信のあります。連休明け、どうなってるかな…。
まあ、クヨクヨ考えても仕方がないですね。新しい会社四季報も発売されたことだし、さっそく勉強します。
– 中原良太