日経平均チャート見通しと予想:売り。ドル円144円台、外貨資産は逃げ時か?(9/7版)
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では9/7以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:
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日経平均チャート見通しと予想【9/7版】
水曜日。日本株は下落。ドル円がなんと144円台に。ドル円は割とトレンドが続くので、どこまで行くかは分かりません。でも、いまの水準を維持するのは無理な気がします。トレンドが崩れたら、一気に逆回転しそう。ドル資産は利食いどきかもですね🤔 pic.twitter.com/2yUetf0jl1
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 7, 2022
水曜日、日本株は今日も弱めでした。きのう夜、やはり米国株が下がりました。日本株は、これに連れ安した格好です。
足元では、円安が加速しています。原油株が下がり、海運株が下がり、インフレ要因が薄れてきたのに、いまの円安はやりすぎな気がします。
…ということで、今回も↑のツイートを踏まえて、「これから日本株はどうなるか?」「いまの円安はどうなるか?」といったことを考えていきます。
セクターごとの見通し
資源がやや反発しています:
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セクターごとの見通しがコチラ。
弱気:日経平均(製造)、グロース(成長)、素材エネ(非鉄・石油)、金融(銀行・保険)
資源が反落。素材エネを「中立→弱気」に。それ以外は引き続き弱気。ドル円は綱渡り感が続く。いまから円安メリット株を買うのは遅い気がします。逆回転のリスクが高そう😖 pic.twitter.com/ypI7d1KRNV
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 7, 2022
足元では、円安が加速しています。
原油株が下がり、海運株が下がり、インフレ要因が薄れてきたいま、この円安はやりすぎな気がします。
円が売られてきたファンダメンタル的な原因は「インフレ」と「日銀が利上げしない」ことの2つです。
後者はスタンスが変わらないので、ここでは無視します。いまのドル円を動かす主要因は前者のほうかと。
円のファンダメンタルは6月より今のほうがマシです。6月のほうが、いまよりインフレが激しかったですし、原油も物流も高かったです。
いまは6月よりマシです。
きょうも、海運株と原油株が下がりました。ファンダメンタル的には、円への逆風は弱まっても良さそうなものです。
また、足元では米国株と資源がふたたび下がってきました。
いまの米国株は「逆適温相場」といっても良い気がします。金融引締で市場からお金が抜けていく、景気も後退している。
ジワジワとゆっくり下げていく嫌な感じの相場です。日本株は「米国株の道連れにされる」と思います。
特に、資源株は資源安と株安のダブルパンチになりそう。ドル円が逆回転し始めたら、円高も含めてトリプルパンチになります。
いま買い向かうのは、けっこう危ない気がします。
我が家の資産配分
そろそろ外貨資産を利食います:
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上記を踏まえ、我が家の資産配分・運用成績がこんな感じ:
前日比:+40万円
せっかく円安なので、そろそろ米国債を利食う予定。しばらく日本円メインでの運用にします。きょう、原油株・海運株が下げたのも、円底打ちのシグナルな気が。逆回転が始まりそう。純金や外貨資産は反落が怖いところ😖 pic.twitter.com/3OH7NKlM4G
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 7, 2022
いつも書いてますが、基本的には「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。
今年前半、我が家では純金ガチホでかなり儲けまして。それって、あまり意図していなかったんですが、円安の影響が大きかったんですよ。
裏を返すと、もしも円安が崩れると、めっちゃ損してたよな…ということでして。うちでは、いまその可能性を強く危惧しています。
今後、さらに円安が続いて、それが維持される可能性。
どこかで円高に戻ってきて、それが維持される可能性。
この2つを見比べると、たぶん後者の可能性のほうが高いと思うワケです。
瞬間最大風速的に円安が加速することはあっても、たぶん維持は難しいんじゃないかなぁ。今の段階では、そう思います。
「円安継続」でも書きましたが、我が家では「そろそろ米国債を売って、日本円に変えよう」と決めました。
せっかく24年ぶりの円安なので、このうちに円をたっぷり買っておいて、次の円高で儲けたいところ。
インフレもピークが過ぎたことですし、いまから円を買うのは、そんなにリスクが高くない気がするんですよね…。
– 中原良太