日経平均チャート見通しと予想:売り。米休場中は膠着か(9/5版)
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では9/5以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:
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日経平均チャート見通しと予想【9/5版】
月曜日。日本株は横ばい。先週末、米雇用統計が出ました。無難に通過しましたが、米国株は弱め。引き続き、米国株に引きずられる相場模様になりそう。今夜は米国が休場です。本格的に動くのは水曜日以降になりそう。それまでは反発が続く可能性も🤔 pic.twitter.com/JmfCi2b38D
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 5, 2022
先週末、米国で雇用統計が出ました。
雇用統計の結果は無難なものでした。「これだったら株も上がるかな?」と思いきや、それでも米国株は下がりました。
よっぽど地合いが弱いってことですね。
今夜、米国株は休場です。休み明けからは、また下がる気がしています。
米国株が休みのうちは日本株も膠着するかもですが、休み明けからまた下げ基調になる気がします。
…ということで、今回も↑のツイートを踏まえて、これからどうトレードすると儲かりそうか考えていきます。
セクターごとの見通し
ぜんぶ弱気です:
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セクターごとの見通しがコチラ。
弱気:日経平均(製造)、グロース(成長)、素材エネ(非鉄・石油)、金融(銀行・保険)
先週末に続いて、全部弱気。米金利の割に円安がすごいので、米国債を売って日本円へ乗り換えることも検討中。ドル円が逆回転しはじめたら、日本の株安がさらに加速しそう😖 pic.twitter.com/OD28rhqdFi
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 5, 2022
先週も書きましたが、いまの米国株は「逆適温相場」みたいな感じになってます。
スカッと暴落するわけでもなく。毎日、すこしずつ、ジワジワ下がっていく感じ。
この地合いが続くうちは、日本株の道連れになると思います。
失業率の発表が終わり、買い戻しも一服したと思います。
ここから先は、ふたたび売りが入りやすくなってくると思います。
休日からか資源が下げ渋っていますが、特に原油はまだまだ下落余地が広いと思います。まだまだ下がるんじゃないかな。
我が家の資産配分
含み益がすこし減りました:
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上記を踏まえ、我が家の資産配分・運用成績がこんな感じ:
前日比:−86万円
資源反発とともに資源株の含み益が減少。一方、円安で米国債が好調。米国株が休場している間は、楽観ムードが広がり含み益が減るかも。でも、ファンダメンタル的にはまだまだ下がると思います。引き続き、弱気です😖 pic.twitter.com/gkQQQarQGQ
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 5, 2022
いつも書いてますが、基本的には「景気が悪い。特に米国。だから米国株が下がって、日本株は道連れにされそう」というスタンスです。
台湾侵攻でもない限り、インフレもピークを過ぎていますし、FRBがこれ以上タカ派になることはまず無いと思います。
が、インフレがピークアウトしても、米国はまだインフレが収まっていないので、金融引き締めを緩めることができない。
となると、米国はもっと景気が悪くなる。日本株は道連れになる。
このシナリオは割と濃厚だと思います。
そして、いまはこのシナリオの「初期段階」だと思います。米国株が本格的に崩れたら、いまの円安も維持できずに円高になるはずで。
円高になると、日本株は上半期の「底堅さ」がなくなり、超ハイスピードで下がる気がしています。
資源株とか、円安メリット株とか、こういうのを買えば儲かる相場はもう過ぎた気がしますね。いまはただただ不況に備えるべきかと。
– 中原良太