おいおい、FRBビビったか?
どうも、中原良太です。
FOMC明け、米国株が爆上げしました:
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【7/28の損益】
米国債が反落。けっこうマイナス。市場は「FRBはビビって1%の利上げができなかった」と評価してそうですね。資源もまた上がってきました。積極的な金融引締ができないなら、インフレ潰しに失敗する確率も高まります。資源株を買うなりして、インフレ対策したほうが良いのかもなぁ…😵 pic.twitter.com/MsxAxVaoia— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) July 28, 2022
FOMC明け、米国株は爆上げ。ダマシ臭がプンプンするので、まだ様子見。
FOMCでは0.75%という大幅利上げとなったものの、米国株が爆上げ。毎回そうですが、FOMC後は謎上げが多いですねー。
好材料があるとすれば、「FRBがビビって1%利上げしなかった」ことくらいでしょうか。
FOMCの結果を見て、「おいおい、FRBビビったか?」と思った人も、けっこういるんじゃないでしょうか。
とはいえ、状況は何も良くなってないですからねー。景気の見通しは悪いし、インフレも続いているし。買いたくはならないなー。
【これまでの資産変動】
7/21終値→7/28終値:−27万円(一部、反映遅れあり)
2022年:+1398万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
もう何度も書いているけど…
いまの上げはダマシだと思います。特に米国株。
ここ数日、毎日書いていますが、ここ20年で「金融引締中に底打った」ことは一度もないんですよね。
たぶんだけど、いまの上げは3月みたいな「一時的な戻し」でしかなくて、これからまた下がり始めると思っています。
ただでさえ、いまの米国の景気は最悪です。それに拍車をかけるように、金融引締でオーバーキルしようとしています。
何度も、何度も、考えてみましたが、やはり、上がるとは思えませんでした。
上がるとしたら、資源株くらいでしょうか。
「FRBが金融引締にビビってインフレを潰せない」ことになれば、資源価格は高止まりして、資源株もアゲアゲになると思います。
結局、「インフレで苦しむ」か「不景気で苦しむ」か、どっちかしかないんですよね。FRBの対応が中途半端だと、この両方で苦しむことになるかもしれません。
– 中原良太