日経平均チャート見通しと予想:FOMC明け反発か(6/15版)
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では6/15以降の日本株の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日のポイントは以下のとおりです:
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日経平均チャート見通しと予想【6/15版】
水曜日。ほぼ全面安。今日も金融株と海運株が底堅かった。きのうリバウンドしたグロース株も反落。また、原油関連株の下げもキツめでした。おそらく、米国で原油関連株が売られまくっているのが原因。連れ安したのだと思います。明日はFOMC明け。リバる予感🤔 pic.twitter.com/j9S9Fi88CW
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 15, 2022
日本株は水曜日も下がりました。相変わらず、厳しい地合いが続いています。相変わらず僕は弱気。
FOMC明けには一時的に反発する気もしますが、「景気は最悪」「インフレも止まらない」という、ファンダメンタルは覆せません。
だから、「一時的に反発するけど、また下落トレンドに入るだろう」と考えています。
16日未明にはFOMCの結果が公表されます。いままでは「FOMCでタカ派が強まるかもだから売っておこう!」という動きが目立ちました。
が、FOMCが明けてからは、割と「なんだこんなもんか」で終わって、一時的にリバウンドする気がしています。
FOMCが明けた後には、日銀の会合もあります。今週は金融イベントが目白押しです。
日銀のほうもYCCに修正がかかるかが注目どころ。修正がかかれば、「円高・株安」という流れが来るかもしれません。
ここ数日、「アメリカで金利が上がったのに、円安にならない」という不自然な動きが目立ちました。これはたぶん、日銀会合が控えているからな気がしています。
…ということで、以降では、↑のツイートをもとにこれからの日本株の見通しを考えていきます。
セクターごとの見通し
FOMCしだいだと思います:
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セクターごとの見通しがコチラ。
弱気:グロース(成長)、素材エネ(非鉄・石油)
中立:日経平均(製造)、金融(銀行・保険)ぶっちゃけ「FOMCの結果しだい」と思うけど、強いて予想するなら上記のとおり。なお経験則では、FOMC明けは株高になる傾向があります。1〜2日くらいリバる予感🤔 pic.twitter.com/iyMX4ImtTp
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 15, 2022
今週はイベントが目白押しです。
まずはFOMC。これは16日未明に結果が出ます。たぶん、結果が出たショートカバー(空売りの買い戻し)などが入って一時反発しそう。
つぎに日銀の会合。いま注目されているのは「日銀がYCC(イールドカーブ・コントロール)を続けるのか?」ですね。
さいきんの円安の諸悪の根源がYCC(だと思う)ので、この政策が軌道修正されると、いままでの円安トレンドが崩れる気がします。
そして、円安が崩れると「円安だから崩れなかった製造業」が一気に崩れるかもしれません。こわい。要注目です。
我が家の資産配分
6/14も売りポジ多めでした:
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上記を踏まえ、我が家の資産配分・運用成績がこんな感じ:
株式売り:資源株
前日比:+104万円
FOMC明けは米金利が落ち着きそう。ただし、16〜17日には日銀会合も控えています。ここでYCCに修正がかかれば円高になりそう。今まで通り放置なら、ふたたび円安に突き進む気がしています🤔 pic.twitter.com/y4t1v07ypw
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) June 15, 2022
FOMCと日銀会合が控えていますが、僕は「売りポジ」多めで待機しています。
いまのところはこのポジションが有利だと思うので。会合をまたぐのはリスキーですが、現状ベストなポジションで勝負です。
FOMCの結果次第、あるいは日銀会合の結果次第では、「やっぱ買い戻します!」とか「別の銘柄を売ります!」みたいなことになるかも。
なにかトレードしたら、また報告しますねー。
– 中原良太