純金急落。直撃喰らいました(TдT)
どうも、中原良太です。
今週の日本株はリバウンドがすごかったですね:
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3/17引け。日本株は全面高で着地。途中、失速する場面もありましたが、概ね強い1日でした。今日は順張りで買うと儲けやすそうな地合いでしたね。ここ1週間の成績を集計したところ、マイナス11万円でした。純金の下落が足を引っ張ってますが、短期のトレードでうまくカバーできました。悪くない☺️ pic.twitter.com/c64iKLAkji
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) March 17, 2022
純金が下がったので結果はマイナスでした。まあ、これまで大きく儲かっていたので仕方がないですね。
高値で売り抜ける方法は研究済みだったのですが、「まあ良いか」と放置していたら下がってしまいました。これだけで100万円近く取り逃がした気がする…ちくしょー…。
内容はそんなに悪くなかったと思いますが、「もっとできたことがあった」と分かるので、それが悔しいです…。
【これまでの資産変動】
3/10終値→3/17終値:▲11万円(一部、反映遅れあり)
2022年:+420万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
2018年末以降の「中身の無い相場」について
先日、こんなツイートをしました:
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インフレも加味して、純金建ての日経平均のチャートを見るともっとひどい。日経平均を純金信託(1540)で割ったチャートは、2018年のクリスマスショック以降ロクに上がってません。金融緩和でカネをばら撒いただけで、中身がない証拠です。通貨基準では上がって見えますが、通貨の価値が薄れてるだけ😭 pic.twitter.com/ffksusq4bE
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) March 15, 2022
ちなみにこの話、S&P500など米国株でも同じことが言えます。ここ3年ほど、米国株はほとんど上がってなくて純金のほうが上がってます。
2019年以降の株式市場は「金融緩和で無理やり株高を維持していただけ」なんですよね。カネをばらまいただけだかた中身がない。
「業績良くなったんだから中身あるやん!」と言われるかもですが、それはあくまで"通貨基準"での話。
カネのばらまきやインフレで通貨価値が薄れるのだから、通貨基準で(たとえばドル建てや円建てで)「業績が伸びた」なんて話には中身がありません。
たとえば、内閣府が発表した2021年10月〜12月期の名目GDP成長率は年率+5.8%でした。
「成長してる」っぽく見えますが、このあいだに10%近い円安と、米国では7%のインフレが起きてます。
だいたい日本円の価値が15%薄れたと考えると実質GDP成長率は−10%くらいです。めっちゃマイナスです。
円建てで株価が上がるのは分かりますが、円の価値が薄れてるだけなので、「ぜんぜん中身がないよなー」って思うんです。
結局、ここ2年は日経平均より純金のほうが上がってますからねー…。
– 中原良太