1000万円から始める低リスクな資産運用
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
先日、こんなツイートをしました:
↓
【1000万円から始める低リスクな資産運用】
①節税:iDeCo、NISA、生命保険など
②パッシブ:コストの低い投資信託を選ぶ
③積み立て:一定ペースで積み立て投資を行う個人投資家の二大リスクは「自分の判断ミス」と「コスト」です。だから、この2つが最も抑えられるようなプランを立てたいところ🤔 pic.twitter.com/YSMCfPbEHV
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) April 19, 2021
①節税:iDeCo、NISA、生命保険など
②パッシブ:コストの低い投資信託を選ぶ
③積み立て:一定ペースで積み立て投資を行う
貯金が1000万円を超えると、こんどは「守る」ことにも目を向ける必要が出てきます。
たとえば、政府が目標にしている「物価を年2%上げる」ことを基準に考えてみましょう。
物価が年2%上がるということは、「現金の価値が年2%ずつ薄れていく」こととも言えます。
1000万円の貯金があるとすれば、毎年20万円ずつ。1カ月あたり2万円ずつ失っていくということです。
これ、バカにできない損失ですよね。
だから、1000万円くらいになったら、資産の運用も目に入れておきたい。かといって、リスクはあまり取りたくない…。
そこで本記事では、上のツイートを深掘りして、「1000万円から始める低リスクな資産運用」というテーマでまとめます。
1000万円から始める低リスクな資産運用
ポイントその1:節税
1000万円から始める低リスクな資産運用、ポイント1つ目は「節税によるコストの圧縮」です:
↓
【①節税:iDeCo、NISA、生命保険など】
まず押さえたいのが節税。税金はコストです。カットできるものはカットしたい。幸い、日本には節税制度がたくさんあります。「なんだか分からないから使わない」というのは勿体ない。僕はそれで3年以上をムダにしました😵。時間をかけてでも勉強しましょう😀 pic.twitter.com/qfkW1JCx9t— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) April 19, 2021
“まず押さえたいのが節税。税金はコストです。カットできるものはカットしたい。幸い、日本には節税制度がたくさんあります。「なんだか分からないから使わない」というのは勿体ない。僕はそれで3年以上をムダにしました😵。時間をかけてでも勉強しましょう😀"
「節税はお金持ちのやること」という偏見を持つ方は多いと思います。
ですが、僕は逆だと思います。お金持ちでお金に余裕があるなら、節税の優先度は低いです。
たしかに、お金持ちの節税は金額的には大きいでしょう。ですが、彼らは節税などしなくてもお金に余裕があります。
一方、僕らの場合は、「節税すれば生活がぐっとラクになる」はずです。変化が大きいのは、お金持ちよりも僕らのほうだと思います。
1000万円から始める低リスクな資産運用
ポイントその2:パッシブ
1000万円から始める低リスクな資産運用、ポイント2つ目は「パッシブ運用によるコストの圧縮」です:
↓
【②パッシブ:コストの低い投資信託を選ぶ】
つぎに押さえたいのがパッシブ運用。大半の個人投資家は、そんなに銘柄選びが上手くありません。だから、コストの安い投資信託に任せるのが無難です。さいきんは100万円でも、1年あたり手数料1000円前後の投信もあります。手数料が安いほど有利です😀 pic.twitter.com/hy6RoKwDvr— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) April 19, 2021
“つぎに押さえたいのがパッシブ運用。大半の個人投資家は、そんなに銘柄選びが上手くありません。だから、コストの安い投資信託に任せるのが無難です。さいきんは100万円でも、1年あたり手数料1000円前後の投信もあります。手数料が安いほど有利です😀"
大半の個人投資家…市場参加者の9割以上は、賢い判断をしてお金を儲ける以上に、ケアレスミスなどで損をしています。
これはプロも同じで、プロの大半もミスで負けています。
こんな状況ですから、大体の方にとっては「平均点で満足する」パッシブ運用が最適解です。
僕自身、節税枠などではTOPIXに連動する低コストな投資信託に投資しています。
1000万円から始める低リスクな資産運用
ポイントその3:積み立て
1000万円から始める低リスクな資産運用、ポイント3つ目は「積み立て運用によるタイミングリスクの分散」です:
↓
【③積み立て:一定ペースで積み立て投資を行う】
つぎに押さえたいのが積み立て運用。大半の投資家は、取引のタイミングが上手くありません。だから、なるべく時間を分散してリスクを押さえたい。積み立て投資で無難なのは「バリュー平均法」や「年金方式」だと思います☺️https://t.co/8XxXxvd3c9— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) April 19, 2021
“つぎに押さえたいのが積み立て運用。大半の投資家は、取引のタイミングが上手くありません。だから、なるべく時間を分散してリスクを押さえたい。積み立て投資で無難なのは「バリュー平均法」や「年金方式」だと思います☺️"
ちなみに、年金方式の積み立てというのは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用している方法です。
彼らは、運用をするときに「株式と債券の比率」が一定になるように運用しています。プロの投資家にもよく使われている手法です。
個人投資家の間では「ドルコスト平均法」が一般的ですが、より手堅く運用したい方は、バリュー平均法や年金方式のほうがおすすめです。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
【1000万円から始める低リスクな資産運用】
①節税:iDeCo、NISA、生命保険など
②パッシブ:コストの低い投資信託を選ぶ
③積み立て:一定ペースで積み立て投資を行う
ちなみに、本記事では「低リスク」と書きましたが、これは「値動きがゆるやか」という意味ではありません。
ここでは「コストが安く、ミスが少ない」という意味で「低リスク」と書きました。
これは僕の口癖なのですが、「安全と安定は別物」です。値動きが激しくても安全なものは安全ですし、値動きが緩やかでも危険なものは危険です。
良い例がインフレですね。インフレは緩やかですが、真綿で首を締めるように、じわじわと僕らの資産を奪っていきます。
そういう意味でも、本当の安全を手に入れるためには、多少の不安定は受け入れるべきだと思うんですよねー…。
– 中原良太