判断の価値は均等ではない
どうも、中原良太です。
株式市場は右往左往を続けていますね:
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3/10引け。日本株は横ばい。足元では米国の金利が少し下がり、安心感からかNASDAQが買われています。日本株も上がると思いましたが、上がり方はビミョーでした。特にマザーズ指数。NASDAQのようには行かず、ギリギリ5日線を回復しきれませんでした。残念😖。一方、JASDAQ平均は強かったですね🤔 pic.twitter.com/rQNQUmR6ZU
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) March 10, 2021
1月に買った米国株が絶好調なおかげで、なんとかマイナスにならずに済んでいます。バフェットバンザイ!😂
一方、マザーズ指数は相変わらずビミョー。成長株の短期トレードを続けていますが、儲からずにしんどい時期が続いています…orz
【これまでの資産変動】
3/3終値→3/10終値:+18万円(一部、反映遅れあり)
2021年:+216万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
判断の価値は均等ではない
先日、こんなツイートをしました:
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「とても優れた小さな判断」と「ほどほどに優れた大きな判断」。多くの人が前者に憧れますが、儲かるのは後者だと思います。大事なのは「小さな判断で完璧を目指す」以上に、「大きな判断でほどほどを目指す」こと。どんなに小さく積み上げても、大きくミスすれば吹き飛んじゃいますからね😱 pic.twitter.com/VPJ3AjcVqA
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) March 8, 2021
たとえば、普段は「自動販売機で飲み物を買うのはお金がもったいない」と言っている人がいるとしましょう。
それと同じ人が、飲み屋に言ったときには「ちょっと良いお酒」を飲んで、節約した以上に散財していたりします。
別にお金の使い方は人の好きにすれば良いですが、節約という視点で見れば、「小さな判断が正しくても大きな判断で間違えれば結果は悪い」と言えます。
僕としては、「小さく優れた判断をたくさん下す」以上に、「大きな判断でミスしない」ことの方が大事だと思います。
判断の良し悪しは「判断の量」以上に、「大きなところで失敗しない」ことですからねー。
「バランスを取る」のと「中途半端」は違う
先日、こんなツイートをしました:
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たとえば、「金利に振り回されない株」1銘柄より、「金利上昇でめちゃ上がる株」+「金利下落でめちゃ上がる株」という両極端な2銘柄の組み合わせのほうが優れていると感じます。前者は単なる「グレー」ですが、後者は「計算して調合されたグレー」だと考えます。同じバランスでも中身で違うと思う。
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) March 10, 2021
良い投資判断は、攻守兼備でバランスが取れていることが多いです。
攻めっ気ばかりで守らないと、どこかでつけこまれます。一方、守ってばかりで攻めないと、何も得られません。
僕の周りにいる上手な投資家さんを見ていると、「しっかりとメリハリをつけているなー」と感じることが多いです。
「無難なことだけやってバランスを取る」人は少ない。むしろ、「イケるところではガッツリ攻めて、逃げ道はしっかり確保する」みたいに、極端なものを組み合わせてる人のほうがうまくいっている気がします。
タレブの言うバーベル戦略、ポーカーで言う「ポラライズ」というヤツですね。
– 中原良太