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今買いたい株?おすすめ株主優待株③

どうも、中原良太です。

25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。

先日、こんなツイートをしました:

“【今買いたい株?おすすめ株主優待株③】
サカイ引っ越しセンター(9039)に注目しています。同社は引っ越し業界の大手。「そういや、引っ越しって金かかるよな」「だったら、その業者の株を買えば良いじゃないか!」というシンプルな発想。もちろん、業績もピカイチ。同社は10年で売上が約2倍に😀"

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去年から「物流の会社って、けっこう手堅いんじゃないか?」と思って注目しています。

これまで注目してきたのが「3PL」という外注産業や「コールドチェーン」という低温物流産業です。

これに加えて、「引越し業者もけっこう美味しいかも?」と感じ始めました。

本記事では上のツイートを深掘りして「今買いたい株?おすすめ株主優待株」というテーマでまとめます。

今買いたい株?おすすめ株主優待株
ポイントその1:過去の実績

今が買いたい株だと思うおすすめ株主優待株、サカイ引越センター(9039)、1つ目のポイントは「過去の業績が右肩上がりである」点です:

“同社の過去10年の業績はこんな感じ。一貫した右肩上がり。売上と同じくらいのペースで利益も伸びてます。規模が大きくなってきたので成長ペースは鈍化してますが、「ここからいきなり急悪化はしなさそう」と読みます。そこそこ手堅いビジネスだと思う。"

いまのところ、引っ越し産業の市場規模は伸びてません。

いわゆる「成熟産業」というやつですね。こういう市場では、競争力の高い会社が勝ちます。

成熟産業では「底力がある会社」を選ぶのが得策。同社は成熟産業の中でも着実に業績を伸ばしているので「すげーな」と感じます。

余談ですが、「成長産業」では、大して競争力のない会社でも勝ちます。成長産業はブルーオーシャンなので「作れば売れる」からです。

成長産業では「産業が伸びるかぎりは何を買っても儲かる」のですが、市場が成熟すると競争が激化して崩れるところも出てきます。

だから、成長産業へ投資するときも、ある程度の競争力は分析しておいたほうが良いと思います。

今買いたい株?おすすめ株主優待株
ポイントその2:いまの株価水準

今が買いたい株だと思うおすすめ株主優待株、サカイ引越センター(9039)、2つ目のポイントは「いまの株価水準も安くてお買い得に見える」点です:

“同社の過去3年間のPBRチャートはこんな感じ。2019年から株価が大きく下がり、割安感が出てきました。ここ3年での底値近辺なので、「いまが買い場かなぁ」と感じます。中長期的な反発と優待を両取りが狙えそう。物流業の中でも旨味が大きい領域な気がします😊"

引越し業者は「資本集約型」「労働集約型」が半々のビジネスですね。

ビジネスの規模が拡大すると、それに伴ってトラックの台数が増えて、資本も拡大していきます。

この手の業界では「PBR」を使って投資判断を下しやすい。株価を分析するときは「PBRが何倍になったら買いか?」と考えると良いと思います。

同社の場合、PBRが1.5倍なら買いじゃないかなぁ。

今買いたい株?おすすめ株主優待株
ポイントその3:株主優待の中身

今が買いたい株だと思うおすすめ株主優待株、サカイ引越センター(9039)、3つ目のポイントは「株主優待の中身も使い勝手が良い」点です:

“同社の株主優待は「お米」です。お米は家にいくらあっても構わない必需品です。「プチ贅沢品」を受け取るより、「必需品」を受け取れるほうが、家計的にはありがたいですよね。同社はビジネスが手堅く業績も堅調なので、優待改悪のリスクも低そうですね。"

「おこめ」は保存も効くし、主食だし、嬉しい優待ですね。

僕が優待株を買うときは、自分の口座と、奥さんの口座と、娘の口座と、少しずつ分けて買います。

そうすれば、人数分の株主優待を受け取れてお得だからです。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

今買いたい株?おすすめ株主優待株③
サカイ引っ越しセンター(9039)に注目しています。
同社は引っ越し業界の大手。10年で売上が約2倍に。

2020年のコロナ経済を通じて、「物流は欠かせない」と実感しました。

うちでもAmazonやネットスーパーを使うのですが、物流のありがたさを実感します。

同社はリーマンショックのときも増収増益で乗り切った手堅さがあります。

「成熟産業でも業績を伸ばせる競争力」や「不況でも引っ越しはなくならない」ことを考えると、守りに強い投資先な気がします。

– 中原良太