欲張るから難しい
どうも、中原良太です。
株価が戻ってきました。しぶといですね:
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2/3引け。日本株は全面高。先週の下落が嘘のようです。値動きが2020年初に似ています。去年は①1月末に下がり→②2月初めに反発→③2月から3月にかけて大きく暴落、という動きでした。①と②は今年も同じ。もっと前だと、2018年も似た動きをしていました。果たして、これは偶然なのでしょうか? pic.twitter.com/DRkFY0F0x3
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) February 3, 2021
相場が下がりはじめると「まだ高いいまのうちに売って、安くなったら買い戻せば良い」という決まり文句が出てきます(去年もそうでした)。
理屈はその通りですが、少なくとも僕はスキルが足りない。
うまくやる技術があるなら教えて欲しい。
安く"買い増す"のはできるけど、"買い戻す"のは激ムズです。
よく「バブルはいつ弾けるか分からない」と言います。たとえ株価が過熱気味でも、案外バブルはしぶとく生き残るからです。
成長株投資で有名なフィリップ・フィッシャーは「いつ起きるかを予想することは、何が起きるかを予想することより何倍も難しい」と言いました。
すべてのバブルは弾けます。でも、いつ弾けるかは分からない。
だから、「怖くても株を持っている」ことが、大事なこともあるんですよね。
安くて良い株を持っていれば大丈夫。相場がどんなに下がろうが、いずれ反発して戻ってきますので😊
【これまでの資産変動】
1/27終値→2/3終値:+57万円(一部、反映遅れあり)
2021年:+125万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
欲張るから難しい
先日、こんなツイートをしました:
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こないだ、「株は難しい」と言うヒトと話しました。そのヒトの話を聞いてて思ったのは「欲張り過ぎて、自分で株を難しくしている」ということ。株は欲張るほど難しい。無いものねだりは、だいたい自滅につながります。「足るを知る」「控えめに欲張る」というバランス感覚が、すごく大事だと思います。 pic.twitter.com/zoTsCnSvWl
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) February 3, 2021
これ、いつも思います。
株式投資って、基本はすごくシンプルなんですよ。
会社にお金を出資する。そのお金を使ってもらう。会社が儲けたら、その一部を分け前としてもらう。
基本はこれだけです。
なのに、「仕事をやめたい」とか「はやくお金を増やしたい」とか、欲を出すから難しい。
株式投資では、年率10%も稼げればすごい成績です。20%もいけば神です。
それでも、僕らは欲張りです。神を超えたくなっちゃうんですよね。
欲ばかりが先行してしまって、結果が出ない。だから辛い。ラクになるには、欲を捨てるしかないんですよね。
なんだか仏教みたいですなぁ。
AIが人間の先生に?
先日、こんなツイートをしました:
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不完全情報ゲームの代表格(麻雀やポーカー)も、AIがプロに勝っているんですね。麻雀にはSuphx、ポーカーにはSnowieというAIがあります。どちらも「ヒト読み」が重視されているゲームですが、AIはそれも看破してます。そのうち、AIが人間に株を教える時代が来るかもですね。https://t.co/HUdu38Zitd
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) February 3, 2021
まぁ、麻雀やポーカーと比べると、株式投資では関わるお金の金額がケタ違いです。
だから、優秀なAIができたところで、それを一般人に公開するヒトがいるとも思えませんけどねw(自分で使えば良いだけだし)
「株式投資=知的ゲーム」みたいな、趣味の括りとして捉えるのであれば、人間に教えてくれるAIはいつ出てきてもおかしくない気がします。
というか、僕らシステムトレーダーの場合、「自作のアルゴリズムで、売買の指示を出してもらう」くらいは皆やってるんですよね。
僕もそうですし。
ここから、もう一歩前へと進むのは、いつになるんでしょうね。それとも結局、「積立ニーサ最強!」ってなるのかなぁ?
– 中原良太