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これから上がる株?意外なおすすめ銘柄10選【2021年版】

どうも、中原良太です。

25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。

先日、こんなツイートをしました:

“【今期減益+予想PER25倍以上、この10銘柄】
②を抽出。グリコ(2206)、信越化(4063)、USS(4732)など。ちなみに、大幅減益や大幅減収の株は上がりませんでした。狙い目なのは小幅に業績が悪化した高PER株のようです。たぶん上がる理由は「V字回復」で上がるのかなぁ…と。教えて分かるヒト!"

本記事では上のツイートを深掘りして「これから上がる株?意外なおすすめ銘柄10選【2021年版】」というテーマでまとめます。

これから上がる株?
意外なおすすめ銘柄10選【2021年版】

10銘柄は以下のとおりです:

(2206)グリコ:菓子大手
(4063)信越化学工業:塩ビ・半導体ウエハー世界トップ
(4732)USS:中古車オークション運営最大手
(4768)大塚商会:独立系SI大手
(6273)SMC:FA空圧制御機器世界トップ
(6841)横河電機:工業計器トップ
(6971)京セラ:電子部品大手
(7701)島津製作所:計測・分析器大手
(7965)象印:調理家電大手
(9936)王将フード:中華店チェーン

これらは業績が悪化していて、しかもPERも高い(つまり割高と言われる)銘柄です。

「買いたくない!」と言われるかもしれません。僕も同じ気持ちです。でも、意外にもこういう銘柄のパフォーマンスが良いんです。

意外なおすすめ銘柄10選【2021年版】
これから上がる株だと思う理由

上でご紹介した10銘柄は、以下の手法をベースに発掘しました:

“【嘘でしょ?高PER+減益な大企業ほど儲かった件】
①今期増益+予想PER25倍以下だと上がりやすい!
②今期減益+予想PER25倍以上でも上がりやすい←!?
③それ以外は全体的にビミョー!
※集計対象:時価総額1000億円以上
※集計期間:2014年1月〜2019年12月
※リバランス:1年(52週)に1回"

株が上がる理由については、さらに調べる必要がありますが、たぶん「業績が一時的に悪化しているだけで、V字回復とともに株価が上がる」のだと思います。

ちなみに、V字回復狙いで買うときには注意点が2つあります。

1つ目の注意点は、「業績が悪化しすぎていてはダメだ」という点。

あくまで一時的な停滞…小幅な減収や減益を狙うのがうまくいきやすいです。

それこそ、30%減益とか、10%減収とか、大幅な業績悪化をしている株は、そのまま株価が下がってしまうケースが多かったです。

2つ目の注意点は、「PERが高すぎてもダメだ」という点。

目安としては、予想PERが50倍を超えてくると、株価の伸びもイマイチでした。高すぎる株も避けたほうが良さそうです。

要は「目先の業績は停滞しているけど、市場から期待されている株なら買ってもOK!」という感じですね。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

これから上がる株?意外なおすすめ銘柄10選【2021年版】
(2206)グリコ:菓子大手
(4063)信越化学工業:塩ビ・半導体ウエハー世界トップ
(4732)USS:中古車オークション運営最大手
(4768)大塚商会:独立系SI大手
(6273)SMC:FA空圧制御機器世界トップ
(6841)横河電機:工業計器トップ
(6971)京セラ:電子部品大手
(7701)島津製作所:計測・分析器大手
(7965)象印:調理家電大手
(9936)王将フード:中華店チェーン
※今期減益見通し、予想PER25倍〜50倍のもの

こんな話をすると「PERは低いほうが良いんじゃないの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。

この疑問ももっともで、たしかに株を買うときには「PERが低いものを選ぶ」のが鉄板です。

参考までに、PERが低い株は、時価総額が小さな会社ではフツーに上がっています:

“【時価総額別:低PER株のパフォーマンス】
①時価総額100億円以下の低PER株はめちゃ上がった!
②時価総額100〜1000億円の低PER株も上がった!
③時価総額1000億円以上の低PER株は地雷だった!
※集計期間:2014年1月〜2019年12月
※リバランス:1年(52週)に1回"

ですが、この手法はあまりに有名で、大型株のようなプロが手掛ける銘柄では通用しにくくなっているみたいです。

たぶん、いまも「小型株を買うなら低PER」が鉄板です。一方、大型株を買うなら「ひとひねりを加える」のが良さそうです。

意外かもしれませんが、2021年、これから上がる株は減益で高PERの株かもしれません。

– 中原良太