IRBANKという決算まとめサイトの使い方【おすすめ有料級】
どうも、中原良太です。
手を抜いてお金を増やすのが好きです。現在、ほぼ放ったらかしで月5万円ほどの配当収入があります。
先日、こんなツイートをしました:
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【銘柄分析に使えるおすすめサイト】
ここ最近、銘柄分析をするときは「IR BANK」という無料サイトを使うのがマイブーム。10年分の企業業績を集計してくれてて、控えめに言っても超便利。念のためデータのチェックは必要ですが、長期の決算を調べたいとき使えます。おすすめ。https://t.co/wABJZtWQkxpic.twitter.com/Xtzti9blgv— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 12, 2020
“【銘柄分析に使えるおすすめサイト】
ここ最近、銘柄分析をするときは「IR BANK」という無料サイトを使うのがマイブーム。10年分の企業業績を集計してくれてて、控えめに言っても超便利。念のためデータのチェックは必要ですが、長期の決算を調べたいとき使えます。おすすめ。"
IRBANKという無料の決算まとめサイトを見つけました。無料なのに有料級の情報が満載で、使い方が分かればめっちゃおすすめです。
そこで本記事では上のツイートを深掘りして「IRBANKという決算まとめサイトの使い方【おすすめ有料級】」というテーマでまとめます。
IRBANKという決算まとめサイト
おすすめの使い方①:長期業績
おすすめ決算まとめサイトIRBANKの1つ目の使い方は「長期業績のチェック」です:
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【参考事例1:ソフトバンクグループの業績】
以下のスクショはソフトバンクグループ(9984)の長期業績。これまで、長期の業績を確認するには、時間をかけて有価証券報告書を確認するか、有料サイトに登録して時短するか、そのどちらかでした。それが今や、無料サイトで時短できちゃう。超便利です。 pic.twitter.com/vcwncY1Uzq— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 14, 2020
“以下のスクショはソフトバンクグループ(9984)の長期業績。これまで、長期の業績を確認するには、時間をかけて有価証券報告書を確認するか、有料サイトに登録して時短するか、そのどちらかでした。それが今や、無料サイトで時短できちゃう。超便利です。"
IRBANKでは、中長期の業績をさかのぼって確認できます。
普通、無料のサイトでは「3期分だけしか業績が確認できない!」みたいな制限がかかっています。
そんで、「長期の業績を確認したかったら、有料会員になってね(はぁと)」みたいなところが多いんですよ。
有料会員になるのはなんかシャク。でも、自分で手作業で長期の業績を確認するのもメンドクサイ。
しかし、このIRBANKは、そんな有料級の情報を無料で確認できちゃう。タダで時間短縮できちゃう。しかも見やすい。
IRBANKという決算まとめサイト
おすすめの使い方②:ランキング
おすすめ決算まとめサイトIRBANKの2つ目の使い方は「ランキングのチェック」です:
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【参考事例2:高ROE企業ランキング】
以下のスクショは高ROE企業ランキングのページ。ROE(自己資本利益率)は「会社の総合得点」みたいな数字。ROEが高いほど総合得点が高くていい感じ。今まで、長期で高ROEな株を探すのも手作業でした。でも、このサイトならサクッと探せてめっちゃ効率良いです。 pic.twitter.com/gSxQLtcd5h— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 14, 2020
“以下のスクショは高ROE企業ランキングのページ。ROE(自己資本利益率)は「会社の総合得点」みたいな数字。ROEが高いほど総合得点が高くていい感じ。今まで、長期で高ROEな株を探すのも手作業でした。でも、このサイトならサクッと探せてめっちゃ効率良いです。"
IRBANKの中には、中長期の業績を使ったランキングページがあります。
たいていのランキングサイトって、「今期のROEが高い株!」みたく、短期の業績のランキングしか確認できないんですよ。
とはいえ、中長期で投資したい株って、今期だけ好業績な会社じゃなくて、長い間ずっと好業績を「維持している」会社なんですよ。
だから、フツーのランキングサイトって役に立たないというか、ちょっと物足りないなーって感じていたんです。
ですが、IRBANKでは中長期の業績を使ったランキングページがあります。
たとえば、「ここ10年で売上が伸びた会社ランキング!」とか「ここ5年で高い利益率を維持している会社ランキング!」とか。
こういうランキングがあると、企業の本当の実力が測れて便利なんですよ。手間取ってた銘柄検索もサクッとできちゃう。めっちゃ便利。
IRBANKという決算まとめサイト
おすすめの使い方③:イベント
おすすめ決算まとめサイトIRBANKの3つ目の使い方は「イベントデータのチェック」です:
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【参考事例3:自社株買いランキング】
以下のスクショは自社株買いランキングのページ。自社株買い(特にAuction形式のもの)は、株価を押し上げる材料の1つ。このページでは、自社株買いをした企業の履歴を確認できます。自社株買いの後の値動きを集計したいときとか、索引するのにめっちゃ便利。 pic.twitter.com/m5SSnTkeTG— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 14, 2020
“以下のスクショは自社株買いランキングのページ。自社株買い(特にAuction形式のもの)は、株価を押し上げる材料の1つ。このページでは、自社株買いをした企業の履歴を確認できます。自社株買いの後の値動きを集計したいときとか、索引するのにめっちゃ便利。"
IRBANKの中には、株価を動かしそうなイベントのデータが残っています。
イベントに乗じたトレードを「イベント・ドリブン」と言います。イベント・ドリブン系のトレードって、データを集めるのが大変なので、マネをするヒトが少ないので、けっこう宝の山なんですよ。
なぜかというと、こういうイベント系のデータって、Googleで検索するのが大変で、データを集めるだけでもひと苦労だからです。
過去のニュースをさかのぼってデータを集めることもできるんですけど、過去2〜3年分くらいしか集められないし、めっちゃ大変なので、すぐ挫折しちゃいます。
ですが、IRBANKでは過去のイベントをさかのぼって収集できます。個人的には自社株買いとか、行政処分のデータを遡れるのがありがたいです。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
IRBANKという決算まとめサイトの使い方【超おすすめ】
使い方①:長期業績のチェック(これだけでも有料級)
使い方②:ランキングのチェック(これもまた有料級)
使い方③:イベントデータのチェック(これも有料級)
ざっくりまとめると、「IRBANKは有料級の情報を無料で調べられる宝箱みたいな決算まとめサイト、おすすめだぞ!」という話ですね。
投資情報サイトって、「かゆいところに手が届かない」ところがけっこう多いんですよ。「一番知りたいところは有料かー」みたいな。
まぁ、情報配信もタダじゃないんで、取るべきところはお金取ったほうが良いとは思うんですけどね。
IRBANKみたいなサイトが増えると、僕ら個人投資家はやりやすくて嬉しいですね。僕も愛用してるおすすめサイトです。
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– 中原良太