日経平均チャート見通しと予想:転換【12/14版】
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では12/14以降の日経平均の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日お伝えする大事なポイントは以下の3つ:
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日経平均チャート見通しと予想【12/14版】
◯主要指数は軒並み高、続伸に期待
◯14日寄り前に日銀短観が公開、サプライズに警戒
◯メジャーSQ後の急失速に警戒、損切りラインを確認米国株ではSQ後に株価が停滞しがち。日本株も同じ動きがあるかもなので警戒しときたい。
※スクショはTradingView pic.twitter.com/StKf3wLL02
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 13, 2020
◯主要指数は軒並み高、続伸に期待
◯14日寄り前に日銀短観が公開、サプライズに警戒
◯メジャーSQ後の急失速に警戒、損切りラインを確認
先週にマザーズ指数が急落しました。成長株をトレードしていたヒトは「ドカン」と下がってビビったはず。
あんだけ成長株が下がったので、「いまから成長株を買うのはちと怖いなぁ…」という方も多いでしょう。
11月に大きく指数が上がったぶん、いまから大きくもう一段あがると期待するのはちと難しそう。
特に成長株は安いものがほとんど見当たらずビミョーに見えます。
とはいえ、足元の地合いが悪くないので、「キャッシュで過ごす」というのも少し弱気過ぎる気がします。
そこで以降では上のツイートを深掘りして、これからの日本株の見通しと、短期決戦でトレードする際の僕の取引方針をまとめます。
日経平均チャート見通しと予想①
主要指数は軒並み高、続伸に期待
日経平均チャート見通しと予想、1つ目のポイントは「主要指数が軒並み高で、続伸が期待できそうだぞ!」という点です:
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【主要指数は軒並み高、続伸に期待】
日本株は上がりはじめると続伸しやすく、下がり始めると続落しやすい。日経平均、TOPIX、日経JASDAQ平均、マザーズ指数はすべて5日線超え。上昇トレンド。続伸に期待。経験則的には買い信号。成長株は「高値更新」というより「急落後の反発」が目立ちますね。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 13, 2020
“日本株は上がりはじめると続伸しやすく、下がり始めると続落しやすい。日経平均、TOPIX、日経JASDAQ平均、マザーズ指数はすべて5日線超え。上昇トレンド。続伸に期待。経験則的には買い信号。成長株は「高値更新」というより「急落後の反発」が目立ちますね。"
先週末時点、日本の主要指数は軒並み上がっています。
特に強いのは東証一部とJASDAQです。一方、マザーズはやや失速気味です。
先週末、マザーズ指数は反発しました。しかし、「高値更新株が出ている」というよりは「先週下がった株が反発している」という感じ。
マザーズでは鉄板の「成長株の順張り」的な王道の手法があまりうまくいっていない印象です。
その代わり、財務健全な割安株あたりが好調ですね。
これまでとは少し毛色を変えて「攻めの銘柄」より「守りの銘柄」を持つほうがうまく行きそうです。
日経平均チャート見通しと予想②
14日寄り前に日銀短観に警戒
日経平均チャート見通しと予想、2つ目のポイントは「14日寄り前い公開される日銀短観で、サプライズがあるかもだから警戒だぞ!」という点です:
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【14日寄り前に日銀短観が公開、サプライズに警戒】
14日寄り前には日銀短観が公開されます。ネガティブサプライズがあれば反落かも。短観が悪いときの下落は買い場が多め。経験則的にはPBRが低い株や、配当利回りの高い株など、割安株を逆張りで買うのが美味しそう。ただし、節税売りのリスクも警戒。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 13, 2020
“14日寄り前には日銀短観が公開されます。ネガティブサプライズがあれば反落かも。短観が悪いときの下落は買い場が多め。経験則的にはPBRが低い株や、配当利回りの高い株など、割安株を逆張りで買うのが美味しそう。ただし、節税売りのリスクも警戒。"
週明けには日銀短観が公開されます。
短観でサプライズが出た場合、立ち回り次第ではチャンスを掴めそうです。
たとえば、短観がネガティブサプライズになった場合。
相場がドンと下がれば、割安株を逆張りで買うチャンスを掴めそうです。低PBR株や高配当株を狙って逆張りで仕掛けたいところ。
一方、短観がポジティブサプライズになった場合。
相場がドンと上がれば、成長株を順張りで買うチャンスです。売上や利益がグイグイ伸びている成長株を狙って順張りで仕掛けたい。
もちろん、「サプライズが特になくヨコヨコ」という展開も。
この場合は、地合いと相談しながら、いつもどおり「長いものに巻かれる」のが無難かと思います。
日経平均チャート見通しと予想③
メジャーSQ後の急失速に警戒
日経平均チャート見通しと予想、3つ目のポイントは「メジャーSQ後に指数が失速するかもだから損切りラインを確認しておこう!」という点です:
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【メジャーSQ後の急失速に警戒、損切りラインを確認】
経験則的には、SQ後に大型株が伸び悩むことも。「指数が反落→下落トレンド入り」となると、1〜2週間は伸び悩む可能性もあります。反落に備え、損切りラインを確認しておくと良さげ。TOPIXは5日線割れ、日経平均は25日線割れが損切りの目安。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 13, 2020
“経験則的には、SQ後に大型株が伸び悩むことも。「指数が反落→下落トレンド入り」となると、1〜2週間は伸び悩む可能性もあります。反落に備え、損切りラインを確認しておくと良さげ。TOPIXは5日線割れ、日経平均は25日線割れが損切りの目安。"
先週末はメジャーSQでした。メジャーSQも変化日になりやすいです。
特に、先週大きく上がった株ほど売られやすいと考えられます。特に大型株は、好調な株を追いかけ買いするのは危ない気がします。
SQを境に指数が崩れる場合もあります。
万が一、日経平均やTOPIXなど主要指数が崩れたときに備えて、損切りラインを再確認しておくと良いでしょう。
指数が下がったら、現金比率を高めて守りを固めたいところ。
日経平均チャート見通しと予想+α
Twitterフォロワーの売買動向
日経平均チャート見通しと予想、最後のおまけとして「Twitterフォロワーの売買動向」を取り上げます:
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【株式予報センチメント調査(12月第2週)】
12月第2週(12/7〜12/11)の期間に、どのような株取引を行いましたか?(今後の投資方針を考えるためのアンケートです。ご協力のほどお願いいたします)— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) December 11, 2020
※ご協力、ありがとうございました!
アンケートの投票数は220票。結果は「買い越し34.5%」「中立34.1%」「売り越し31.4%」でした。
僕のフォロワーさんは先見の明があるようです。ここ3カ月くらいは、このアンケート結果に「便乗する」と上手くいってます。
いつもと比べると、今回は弱気が多かったです。
足元では指数が強いです。だから、「いますぐ売る」というよりは、「いまはホールドで、指数が弱くなってきたあたりで逃げる」くらいのスタンスがバランス良い気がします。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
日経平均チャート見通しと予想【12/14版】
◯主要指数は軒並み高、続伸に期待
◯14日寄り前に日銀短観が公開、サプライズに警戒
◯メジャーSQ後の急失速に警戒、損切りラインを確認
乱暴ながらまとめると、「いまはマザーズ以外に目を向けると勝ちやすそうだぞ!」「ただし、失速には警戒したほうが良さそうだぞ!」という感じですね。
僕自身の取引としては、短期資金の手持ちは、成長株2銘柄(小資金)と割安株1銘柄、7割くらいはキャッシュです。
週明けには割安株をいくつか買う予定。イケイケな成長株を買うのは、もうすこしマザーズ指数が戻ってからにする予定です。
– 中原良太