日経平均チャート見通しと予想:強気【11/27版】
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では11/27以降の日経平均の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日お伝えする大事なポイントは以下の2つ:
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日経平均チャート見通しと予想【11/27版】
◯主要指数は軒並み上昇トレンド、続伸に期待
◯指数優位とグロース株優位、いつまで続く?11/26、日本株はふたたび全面高。相変わらず、指数と成長株が強い。僕は、年内は指数優位、数年はグロース優位が続くと見ています。
※スクショはTradingView pic.twitter.com/mUIuC0TDT9
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 26, 2020
◯主要指数は軒並み上昇トレンド、続伸に期待
◯指数優位とグロース株優位、いつまで続く?
11月に入ってから、日本株が上げまくっています。日経平均株価は、今月だけで15%も上昇。TOPIXも12%上昇しました。
あまりに急激な上げ相場なので、「もうすぐ暴落が来るかも?」と心配な方もいるようです。
そこで本記事では上のツイートを深掘りして、今のアゲアゲ相場がいつまで続くのか僕なりに予想します。
日経平均チャート見通しと予想①
主要指数は軒並み上昇トレンド
日経平均チャート見通しと予想、1つ目のポイントは「主要指数は上昇トレンドで続伸が期待できそう」という点です:
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【主要指数は軒並み上昇トレンド、続伸に期待】
日経平均、TOPIX、日経JASDAQ平均、マザーズ指数、主要指数はいずれも終値が5日線超えです。上昇トレンド。指数が軒並み高のときは、アゲアゲモードが続きやすい。いまはこの上昇気流に便乗して株を買い持ちしたい局面。勢いが衰えるまでフルポジ継続。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 26, 2020
“日経平均、TOPIX、日経JASDAQ平均、マザーズ指数、主要指数はいずれも終値が5日線超えです。上昇トレンド。指数が軒並み高のときは、アゲアゲモードが続きやすい。いまはこの上昇気流に便乗して株を買い持ちしたい局面。勢いが衰えるまでフルポジ継続。"
相変わらず、日本株は全面高が続いています。
10月下旬辺りから、僕は「11/16から決算発表ラッシュが明けてアゲアゲ相場が来る!」と繰り返してきました。大当たりでしたね。
経験則上、上昇相場の年の年末はかなり強気に傾くことが多いです。今年も、まだまだ上がると期待しています。
僕自身、年内は上がると見てフルポジを継続。買えるだけ株を買って、ただじっと上昇気流に乗っているところです。
日経平均チャート見通しと予想②
指数優位とグロース優位、いつまで?
日経平均チャート見通しと予想、2つ目のポイントは「指数優位とグロース優位、いつまで続くか」という点です:
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【指数優位とグロース株優位、いつまで続く?】
指数優位は年内で終わるかもです。理由は、経験則的に、海外投資家が買い上がるのは年内までで年明けから大型株指数は失速する傾向があるからです。一方、グロース優位はしばらく続きそう。理由は、超金融緩和。低金利時はグロース優位になりやすい。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 26, 2020
“指数優位は年内で終わるかもです。理由は、経験則的に、海外投資家が買い上がるのは年内までで年明けから大型株指数は失速する傾向があるからです。一方、グロース優位はしばらく続きそう。理由は、超金融緩和。低金利時はグロース優位になりやすい。"
ここで気になるのが、「いまの上昇相場がいつまで続くのか?」という点です。この点については、いくつかシナリオがあります。
ただ、残念ながらすべてのシナリオを説明するには時間がかかりすぎます。そこで、ひとまず足元の「指数優位」と「グロース優位」がいつまで続くか、僕の想定するメインシナリオを紹介します。
第一に、日経平均やTOPIXがグイグイ上がる「指数優位」がいつまで上がるか?についてです。
これは僕の予想ですが、11月から指数優位が続いている一番の原因は海外投資家による買いです。
現実に、11月以降、海外投資家は日本株を大きく買い越しています。この動きが続く限りは年内は上がり続けると思います。
ここで気になるのが、「じゃあ、海外投資家はいつまで日本株を買い続けるのか?」という点です。
経験則的には、海外投資家は「年末に日本株を買い越し」「年明けからホールド(買いも売りもしない)」という動きが強まりがちです。
だから、ひとまず「年内は強いだろう」と見ています。
年明け以降はちとビミョーです。経験則上、相場が大きく上がった後の年明けは、バブルが弾けて急落するケースも多いです。
だから、指数を買うなら年内に済ませ、年明け以降は静かにしておくのが無難な気がします。
第二に、コロナショック以降から成長株がグイグイ上がる「グロース優位」がいつまで続くか?についてです。
こちらについては、長い長い歴史を振り返ってみると、「金融緩和が行われているうちはグロース株が上がりやすい」という傾向があります。
足元では、2020年3月のコロナショック以来、世界各地で大規模な金融緩和が行われています。それもあり、3月から上がっている株はだいたいグロース株です。
裏を返すと、グロース株優位が終わるのは「金融緩和が終わるとき」、つまり「金融が引き締められるとき」と考えて良いでしょう。
ここで気になるのが、「じゃあ、金融が引き締められるのはいつか?」という点です。
特に金融緩和のばかデカいアメリカの金融がいつ引き締められるかが重要です。
こちらについては公式(FRB)がコメントしています。彼らによると、「2023年末まではゼロ金利を継続する見通しだ」とのこと。
つまり、目先数年間は「金融緩和が続くだろうなー」と考えています。
グロース株優位が崩れるのは、おそらくFRBや日銀が金融引き締めをチラつかせはじめて、憶測が飛び交いはじめたあたりだと読みます。
インフレ率が2%を超えたあたりが危険信号かなぁ。
まとめると、「指数は年内は強いだろう」「グロース株は目先数年は強いだろう」と読んでいます。
以上はあくまで現時点のシナリオで、今後変更することもあります。
ですが、僕はいまのところ、このシナリオに沿って「どんな株を買おうかなぁ」と資金の割当先を考えているところです。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
日経平均チャート見通しと予想:【11/27版】
◯主要指数は軒並み上昇トレンド、続伸に期待
◯指数優位とグロース株優位、いつまで続く?
ちなみに、僕は今回の相場の上がり方は不健全だと思っています。
実体経済が好調だから株価が上がっている…というより、金融緩和でお金がジャブジャブだから上がっていると感じです。
これからもしばらく相場は上がると思います。ですが、上がれば上がるほど、下がるときがキツくなります。
目先はグロース優位が続くと思います。ですが、全力でグロース株を買うのは危ないので、あくまで資金の一部に留めたい。
また、グロース株が好調だと、それはそれでグロース株の比率が上がり過ぎてしまいます。ちょびちょび利食いして、安全な割安株へリバランスするのが良いと思います。
まとめると、「いまは成長株がウハウハだけど、そのうち暴落しそうだから油断するとヤバいかも!」ということですかね。
ここ1カ月は僕も儲かっていて浮かれ気分です。油断しないように気をつけないとなぁ…。
– 中原良太