三角持ち合いブレイクの株チャートは儲かる!?だましに負けないコツ
どうも、中原良太です。
株の順張りトレードが得意です。2018年から、トレード資金を3年弱で約2倍に増やしました。
先日、こんなツイートをしました:
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【株の三角持ち合いブレイクはだましが多い?使える?】
①三角持ち合い:↓の画像みたいなチャートパターン
②結論:成長株で使える。僕も使ってるし儲けてます
③注意:ダマシはかなり多い。勝率は3割くらい「三角保ち合い」と表記されることもあります。成長株のエントリーで使うと勝ちやすい。 pic.twitter.com/Rf9DOGoFgz
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 25, 2020
①三角持ち合い:↓の画像みたいなチャートパターン
②結論:成長株で使える。僕も使ってるし儲けてます
③注意:ダマシはかなり多い。勝率は3割くらい
よく「株のチャート分析をするなら、どんなパターンが使えますか?」と訊かれます。
三角持ち合い(三角保ち合い)ブレイクは、株のチャート分析で使える手法の1つです。
だましは多いですが、コツをつかめばけっこう儲かります。
そこで本記事では上のツイートを深掘りして「三角持ち合いブレイクの株チャートは儲かる!?だましに負けないコツ」というテーマでまとめます。
【株チャート】三角持ち合いブレイク
だましに負けないコツ①:チャートの見方
株チャート、三角持ち合いブレイクで、だましに負けないコツ1つ目は「チャートの見方」をきちんとおさえることです:
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【①三角持ち合い:三角形みたいなチャートパターン】
株価が先細るように動かなくなり、三角形のようなチャート形を形成することを「三角持ち合い」と言います。ここから上方向へブレイクすると上放れ、下方向へブレイクすると下放れと呼びます。順張りで株を買うとき、よく使われるチャートです。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 25, 2020
“株価が先細るように動かなくなり、三角形のようなチャート形を形成することを「三角持ち合い」と言います。ここから上方向へブレイクすると上放れ、下方向へブレイクすると下放れと呼びます。順張りで株を買うとき、よく使われるチャートです。"
三角持ち合いとは三角形みたいな形をしたチャートパターンです。
三角持ち合いを見分けるポイントは「期間」と「角度」です。僕はだいたい3カ月〜3年くらいの期間を目安にしています。
記事執筆時点では、「3〜6カ月くらいの短い期間では株価がもみ合って」いて、「2〜3年くらいの長い期間では株価が乱高下している」チャートでは、だましが少なく儲けやすいです。
また、個人的な経験では三角持ち合いの「角度が急」なほどうまく行きやすいです。つまり、長期と短期の値幅にギャップがある銘柄ほど儲けやすいです。
以上のように、三角持ち合いを探すときは、「期間」と「角度」を意識するとうまく行きやすいと思います。
【株チャート】三角持ち合いブレイク
だましに負けないコツ②:成長株で使う
【株チャート】三角持ち合いブレイクで、だましに負けないコツ2つ目は「相性の良い銘柄の特徴」をきちんとおさえることです:
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【②結論:成長株で使える。僕も使ってるし儲けてます】
三角持ち合いは、成長株を買うときに順張りで使うと上手くいきやすいです。具体的には、グイグイ売上や利益を伸ばしている成長株が、三角持ち合い上放れになったときが買いどき。こういうチャートが出たら、目先1年は株価が伸びやすいです。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 26, 2020
“三角持ち合いは、成長株を買うときに順張りで使うと上手くいきやすいです。具体的には、グイグイ売上や利益を伸ばしている成長株が、三角持ち合い上放れになったときが買いどき。こういうチャートが出たら、目先1年は株価が伸びやすいです。"
三角持ち合いは、「上放れ」したら買い、「下放れ」したら売り、というように、順張りで使うチャートパターンです。
だから、「順張りと相性の良い銘柄」で使うと儲けやすいです。
日本株の場合、順張り系のチャートパターンは成長株と相性が良いです。成長株が上放れしたときは買い時、下放れしたときは売り時と考えます。
特に、三角持ち合いは、成長株の買い時を探るときに有力です。(売りどきを考える場合は、すこし売るのが遅すぎてしまいがち)
また、三角持ち合いから上放れするときに出来高が伴っていると、短期間で儲けやすいです。組み合わせて使うと良いでしょう。
【株チャート】三角持ち合いブレイク
だましに負けないコツ③:損小利大
【株チャート】三角持ち合いブレイクで、だましに負けないコツ3つ目は「損を早く切り、利益を伸ばす」をきちんとおさえることです:
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【③注意:ダマシはかなり多い。勝率は3割くらい】
三角持ち合いの弱点は「ダマシがかなり多い」ことです。経験則的に、勝率は3割〜4割くらいです。つまり、損をするケースのほうが多い。損は早く切り、利益を大きく伸ばす順張りで対応する姿勢が大切です。僕が使う損切り目安は75日線や200日線。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 26, 2020
“三角持ち合いの弱点は「ダマシがかなり多い」ことです。経験則的に、勝率は3割〜4割くらいです。つまり、損をするケースのほうが多い。損は早く切り、利益を大きく伸ばす順張りで対応する姿勢が大切です。僕が使う損切り目安は75日線や200日線。"
三角保ち合いブレイクでよくある失敗は2パターン。
三角保ち合いブレイクでよくある失敗1つ目は「損をしているのに切らない」ことです。
成長株は、株価がいちど下がりはじめるとずるずる長引きやすい傾向があります。だから、損が出たら小さいうちに損切りするのが定石です。
目安としては、株価が75日線や200日線を割れたときが潮時なことが多いです。
三角保ち合いブレイクでよくある失敗2つ目は「少しの利益で満足して利食いしてしまう」ことです。
三角持ち合いブレイクの順張りトレードは勝率が低いです。成功するのは全体の3割〜4割しかありません。
だから、利益が出たときはなるべく伸ばさないと勝てません。上昇トレンドが続くかぎり、株を売らずを利益を伸ばしたほうがうまくいったことが多いです。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
三角持ち合いブレイクの株チャートは儲かる!?だましに負けないコツ
①三角持ち合い:三角形みたいなチャートパターン
②結論:成長株で使える。僕も使ってるし儲けてます
③注意:ダマシはかなり多い。勝率は3割くらい
まとめると「順張りトレードをやるときに、三角持ち合いブレイクを使うとけっこううまくいったぞ!」という話です。
補足すると、「三角持ち合いブレイク」は大型な成長株と相性が良いイメージがあります。
取引したい銘柄にあわせて、チャートパターンを使い分けると利益を伸ばせます。
ちなみに、ジャスダックやマザーズの新興成長株を買うときには、先日ご紹介した「カップウィズハンドル」が使いやすいです。
前に解説した記事があるので、本記事とあわせてお読みください。
– 中原良太