アメリカ株価予想:買い【11/23版】
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では11/23以降のアメリカの株価の予想を僕なりにまとめます。今日お伝えする大事なポイントは以下の3つ:
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アメリカ株価予想【11/23版】
◯割高感あるも上昇トレンド継続、基本は強気
◯米個人投資家はまだ過熱気味、続落に警戒
◯リリーフラリー継続か、損切りも忘れずにリリーフラリー(Relief Rally)とは、安心感から広がる株高のこと。大統領選終了やワクチン開発が好例。
※スクショはTradingView pic.twitter.com/GQfRnuP11w
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 22, 2020
◯割高感あるも上昇トレンド継続、基本は強気
◯米個人投資家はまだ過熱気味、続落に警戒
◯リリーフラリー継続か、損切りも忘れずに
先週、アメリカ株は下がりました。その理由は、先週までワクチン期待もあってか米個人投資家が過熱気味だったからだと思います。
現時点で、米個人投資家はまだ過熱気味です。もう一段の下落に警戒したい。ただ、足元のトレンドは強気。いま売ってしまうのも勿体ないかもです。
以降では上のツイートを深掘りしつつ、目先のアメリカ株の見通しを僕なりにまとめます。
アメリカ株価予想①
上昇トレンド継続
アメリカ株価予想、1つ目のポイントは「上昇トレンドが継続」している点です:
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【割高感あるも上昇トレンド継続、基本は強気】
割安感示すCAPEレシオは約32倍。相変わらず割高水準です。一方、地合いは悪くない。米国株は「いちど上がり始めてから続伸しやすい」です。ダウ平均とナスダックは両方ともに200日線を軽く上回っています。200日線を超えているかぎり強気継続。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 22, 2020
“割安感示すCAPEレシオは約32倍。相変わらず割高水準です。一方、地合いは悪くない。米国株は「いちど上がり始めてから続伸しやすい」です。ダウ平均とナスダックは両方ともに200日線を軽く上回っています。200日線を超えているかぎり強気継続。"
いまは「投資向き」というより「投機向き」な相場に見えます。
株価はそんな割安水準じゃないです。あくまで「上昇トレンド」に乗って短期トレードするのが適した地合いだと思います。
上昇トレンドでは、割安株よりも成長株が強くなりがち。足元でグイグイ利益を伸ばしている成長株が買い時だと思います。
アメリカ株価予想②
米個人投資家はまだ過熱気味
アメリカ株価予想、2つ目のポイントは「米個人投資家がまだ過熱気味」である点です:
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【米個人投資家はまだ過熱気味、続落に警戒】
11/18時点。AAIIセンチメントはまだ過熱気味でした。内訳は「強気44.4%」「中立29.3%」「弱気26.4%」でした。先週よりは少し落ち着いたようです。ただ、まだ過熱気味。もう一弾の押し目があるかもしれません。肚を括っておくのが良いと思います。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 22, 2020
“11/18時点。AAIIセンチメントはまだ過熱気味でした。内訳は「強気44.4%」「中立29.3%」「弱気26.4%」でした。先週よりは少し落ち着いたようです。ただ、まだ過熱気味。もう一弾の押し目があるかもしれません。肚を括っておくのが良いと思います。"
トレンド的には買い場だと思う一方、すこし過熱気味なのが気になるところ。
とはいえ、足元のトレンドが強くトレード向きの地合いです。だから、「利益確定する」というのはちと弱腰過ぎる気がします。
よって、「欲張るなら買い」「高値掴みが心配なら新規買いは保留」「保有中のポジション(特に成長株)はホールド、トレンドが崩れるまで利益を伸ばす」あたりが落とし所だと思います。
アメリカ株価予想③
リリーフラリー継続に期待
アメリカ株価予想、3つ目のポイントは「リリーフラリーが継続しそう」である点です:
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【リリーフラリー継続か、損切りも忘れずに】
大統領選が明け、ワクチン開発も進んでいます。選挙やコロナへの不安が薄れ、11月は株高優勢。リリーフラリー継続に期待。ただし、ラリーは行き過ぎることも。なるべくトレンドに乗って利を伸ばし、トレンドが崩れたら損切りするのが上策だと考えます。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 22, 2020
“大統領選が明け、ワクチン開発も進んでいます。選挙やコロナへの不安が薄れ、11月は株高優勢。リリーフラリー継続に期待。ただし、ラリーは行き過ぎることも。なるべくトレンドに乗って利を伸ばし、トレンドが崩れたら損切りするのが上策だと考えます。"
経験則的には、大統領選挙明けから半年は株価が上がりやすい。足元ではワクチン開発も進んでいて、これも好材料です。
足元のトレンドも上方向。市場は強気です。基本は「買いスタンス」が良いと考えます。
ただし、ラリーが行き過ぎて、株価がバブルっぽくなってくる可能性があります。
バブルには上手に乗りたい。それと同時に、弾けたらサッと逃げたいです。
そのためには、上がっている途中に利益確定するのは少し早いです。弾けてトレンドが崩れた直後あたりに売るのが良さそう。僕がよく使う目安は、終値が200日線を割れたあたりです。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
アメリカ株価予想【11/23版】
◯割高感あるも上昇トレンド継続、基本は強気
◯米個人投資家はまだ過熱気味、続落に警戒
◯リリーフラリー継続か、損切りも忘れずに
アメリカ株の人気は相変わらずですね。僕も米国株(VOO)はたっぷり持っていて、どこで利益確定しようか悩んでいます。
目先の予定は「上昇トレンドが続く限りホールド」です。
トレンドが崩れたら利益確定して、バークシャー株(BRK.B)あたりに乗り換えるのもアリかなぁ。ここ数年、同社株は割安で放置されていますからね…。
– 中原良太