成長株のカップウィズハンドル銘柄は最強?使い方と探し方
どうも、中原良太です。
さいきん、成長株の分析にハマっています。去年は株で400万円ほど儲けましたが、利益の多くは成長株のおかげでした。
先日、こんなツイートをしました:
↓
【成長株のカップウィズハンドル銘柄は最強かも?説】
①成長株:売上と利益がグイグイ伸びている銘柄
②カップウィズハンドル:↓の画像みたいなチャート
③上の2つに加えて出来高が伴っているとベスト①〜③の組み合わせだけで年率20%〜30%くらい狙えそう。成長株トレードやるなら覚えておきたい pic.twitter.com/gKyfeBQUti
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 18, 2020
①成長株:売上と利益がグイグイ伸びている銘柄
②カップウィズハンドル:↓の画像みたいなチャート
③上の2つに加えて出来高が伴っているとベスト
「成長株を買いたいけど、買い時が分からん!」「何やらカップウィズハンドル銘柄が美味しいが本当か?」と気になる方が多いみたい。
ちなみに、「カップウィズハンドル」とはマグカップのような形をしたチャートのことです。
つまり、高値更新一歩手前でもみあっている銘柄のことです。
チャートパターンの中には、もう通用しなくなったものもあります。ですが、このカップウィズハンドルは今の相場でも通用するようです。
そこで本記事では、「成長株のカップウィズハンドル銘柄は最強?使い方と探し方」というテーマでまとめました。
成長株のカップウィズハンドル銘柄
使い方①:売上・利益が伸びている
成長株のカップウィズハンドル銘柄が最強!ということですが、ここで言う成長株は「売上と利益が伸びている株」のことです:
↓
【①成長株:売上と利益がグイグイ伸びている銘柄】
成長株は全体的に順張りと相性が良いです。業績が伸びている間は株価が上がる→業績が伸び悩んだら株価が下がる、という具合に、業績に連動して株価が動きやすいからです。株価は業績トレンドを追い越し、行き過ぎて、プチバブルになることも。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 18, 2020
“成長株は全体的に順張りと相性が良いです。業績が伸びている間は株価が上がる→業績が伸び悩んだら株価が下がる、という具合に、業績に連動して株価が動きやすいからです。株価は業績トレンドを追い越し、行き過ぎて、プチバブルになることも。"
成長株は順張りと相性が良いです。できれば売上は2ケタ、利益は今期予想で50%くらい伸びていると理想的です。
こういう株はPERとかPBRとか構わず大きく上がることもよくあります。
はっきり言って、適正な値付けではないです。だから、買うのはめちゃくちゃ怖いです。ただ、試しに少額だけ買ってみるのもアリかと。
成長株のカップウィズハンドル銘柄
使い方②:マグカップ型のチャート
成長株のカップウィズハンドル銘柄が最強!ということですが、ここで言うカップウィズハンドルは「マグカップみたいなチャート」のことです:
↓
【②カップウィズハンドル:マグカップみたいな形】
順張りで株を買うときは「カップウィズハンドル」という形のチャートパターンが出てると、だましが少なくてオススメ。個人的にデータ漁りしたけど有効でした。ちなみに、カップウィズハンドルの「ウィズハンドル」はなくてもOK。カップ状なら買い。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 18, 2020
“順張りで株を買うときは「カップウィズハンドル」という形のチャートパターンが出てると、だましが少なくてオススメ。個人的にデータ漁りしたけど有効でした。ちなみに、カップウィズハンドルの「ウィズハンドル」はなくてもOK。カップ状なら買い。"
業績が伸びている成長株を見つけたら、PERとかPBRとか気にせず買います。株価がグイグイ伸びているときに便乗して長いものに巻かれます。
ただ、爆上げした後に買うと高値掴みになるリスクがあります。だから、なるべく上昇の初動を掴みたいところ。
カップウィズハンドルは、「上昇の初動」を見分けるのに使いやすいチャートです。日本でいえば「三角保ち合い上放れ」みたいなヤツですね。
ちなみに、「カップウィズハンドルと三角保ち合い上放れはどっちがオススメか?」と気になる人もいるでしょう。
カップウィズハンドルと三角保ち合い上放れは、多分どっちでも儲かると思います。だから、どちらが良いかは好みの問題でしょう。
僕個人的には、カップウィズハンドルのほうがチャートを見分けやすいです。だから、僕はカップウィズハンドルのほうが好みです。
成長株のカップウィズハンドル銘柄
使い方③:出来高が急増している
成長株のカップウィズハンドル銘柄が最強!ということですが、「出来高が急増していると最高」だと思います:
↓
【③上の2つに加えて出来高が伴っているとベスト】
カップウィズハンドルの右端部分では、出来高を伴って力強く株価が上がっているのがGood。これでさらにダマシを減らせます。出来高が伴っていると、うらに強力な買材料が控えているケースが多め。高値を更新してから1年以上強いケースもあります。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 18, 2020
“カップウィズハンドルの右端部分では、出来高を伴って力強く株価が上がっているのがGood。これでさらにダマシを減らせます。出来高が伴っていると、うらに強力な買材料が控えているケースが多め。高値を更新してから1年以上強いケースもあります。"
もちろん、出来高を確認したからといって百発百中になるワケではありません。
とはいえ、「出来高を伴いながら株価が上がっている銘柄は強い」と言います。これ、データを調べてみると、たしかにダマシが減っていい感じでした。
よって、出来高がほとんど変わらない銘柄や、急減している銘柄は、取引対象から外しておくのが良さそうです。(僕も外しています)
成長株のカップウィズハンドル銘柄
探し方:ヤフーファイナンスと株探
成長株のカップウィズハンドル銘柄が最強!ということですが、最後のおまけにスクリーニングのやり方を紹介します:
↓
【おまけ:カップウィズハンドル銘柄の探し方】
残念ながら、いまはいい感じのスクリーニングサイトはありません。現状では、Yahooファイナンスで高値更新株を漁る→1つ1つチャートを確認する…という流れが良いと思います。慣れると、そこそこ高速に探せるようになります。https://t.co/09kqOudHes— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 18, 2020
“残念ながら、いまはいい感じのスクリーニングサイトはありません。現状では、Yahooファイナンスで高値更新株を漁る→1つ1つチャートを確認する…という流れが良いと思います。慣れると、そこそこ高速に探せるようになります。"
Yahooファイナンスや株探には、「年初来高値更新」銘柄を確認できるページがあります。
こういうページには、近いチャートパターンの銘柄がたくさん載っています。買い時の銘柄を見つけたい場合は、ここから探すと良いでしょう。(僕もよく使っています)
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
【成長株のカップウィズハンドル銘柄は最強?使い方と探し方】
①成長株:売上と利益がグイグイ伸びている銘柄
②カップウィズハンドル:マグカップみたいな形
③上の2つに加えて出来高が伴っているとベスト
ちなみに、カップウィズハンドル銘柄は割安株だとあまり使えないです。相性が良いのは成長株だけです。組み合わせに気をつけましょう。
あと、この手法は超リスキーです。だから、財産の大部分を賭けたりはしちゃダメです。危なすぎます。やるなら少額でやりましょう。
どんなチャートパターンにも「相性」があります。
よって、チャートパターンを勉強するときは、「どんな銘柄で使えるだろうか?」「どうして使えるのだろう?」など、使いみちや有効な理由を考えるクセをつけておきましょう。
– 中原良太