自分で考えて行動できない人は個別株やめろ
※攻撃的なタイトルですが、これは自分自身に言い聞かせている「戒め」みたいなモンです。誰かを怒らせるつもりはありません。ご理解ください。
どうも、中原良太です。
18歳で株をはじめました。はじめは右も左も分かりませんでしたが、12年経ったいま何とか準富裕層入りを果たしました。
先日、こんなツイートをしました:
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【自分で考えて行動できない人は個別株投資はダメ?】
①失敗したとき、原因が分からない、反省もできない
②状況が変わったとき、仮説が無いから対応もできない
③競争が激化したとき、うまく考える人には勝てない結局、「考えない人はうまく考える人には勝てない」ということ。対応力も低い。 pic.twitter.com/eurQ71WbNx
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 12, 2020
①失敗したとき、原因が分からない、反省もできない
②状況が変わったとき、仮説が無いから対応もできない
③競争が激化したとき、うまく考える人には勝てない
「投資は自己責任」「自分で考えて行動できない人はダメ!」という話をよく聞きます。
僕はこの意見に大賛成です。実際、僕の周りにいる億り人には、「誰かの言いなりになってたらお金持ちになってた」なんて人は一人もいません。
結局、ビジネスでも投資でも「自分で考えて行動できる人が勝つ」ってことですね。
とはいえ、どうして自分で考えて行動できる人は強いのでしょうか。
そこで本記事では「自分で考えて行動できない人は株やめろ」というテーマでまとめます。
自分で考えて行動できない人は
個別株がダメな理由①:改善できない
自分で考えて行動できない人は個別株がダメな理由1つ目は「改善できない」からです:
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【①失敗したとき、原因が分からない、反省もできない】
自分で考えて行動できない…とは、言い換えると「誰かに考えてもらい、言いなりになる」ということ。自分で考えていないので、失敗しても原因が分かりません。反省もできません。だから改善もできない。人生が運ゲー化します。超危ないです。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 12, 2020
“自分で考えて行動できない…とは、言い換えると「誰かに考えてもらい、言いなりになる」ということ。自分で考えていないので、失敗しても原因が分かりません。反省もできません。だから改善もできない。人生が運ゲー化します。超危ないです。"
端的に言えば「試行錯誤がめちゃくちゃ遅い」ということです。
自分よりも試行錯誤が早い人に指示される分にはいいかもしれません。
ただ、世の中には「なんとなく惰性で生きてる」ひとがたくさんいます。そういう人に従っても、自分も惰性に流されるだけです。
僕の経験上、人の言いなりになっていても「なんだか生きていても、人生が前に進んでいる感じがしない」と悩むばかりです。こういうときは、だいたい試行錯誤が足りていません。
思考をストップしているから、人生が同じところを堂々めぐりしちゃうんです。これって、時間のムダですよね。
自分で考えて行動できない人は
個別株がダメな理由②:芯を捉えられない
自分で考えて行動できない人は個別株がダメな理由2つ目は「芯を捉えられない」からです:
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【②状況が変わったとき、仮説が無いから対応もできない】
自分で考えて行動できない…とは、「判断の拠り所になるアイデア(仮説)がない」とも言える。仮説がなければ出口が分からない。よく「株の売りどきが分からない」と訊かれますが、これは仮説も持たずに株を買ってしまうから。これも超危ない— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 12, 2020
“自分で考えて行動できない…とは、「判断の拠り所になるアイデア(仮説)がない」とも言える。仮説がなければ出口が分からない。よく「株の売りどきが分からない」と訊かれますが、これは仮説も持たずに株を買ってしまうから。これも超危ない"
株を買うときには、「こうすれば儲かる!」と思える、芯のあるアイデアが必要です。
しかし、周りに振り回されて株を買うと、アイデアの芯よりも、表面的なことにばかり目がいきがちです。
たとえば、「将来有望な成長株を探し出して儲けよう!」というアイデアがあるとしましょうか。
こんなとき、自分で考えない人は、「2020年にあがりそうな成長株をググって買おうw」くらいの底の浅い調査だけで株を買います。
僕らからすれば「そんな株の買い方するなんてマジかw」と思うようなやり方です。でも、実際にやっちゃう人がいるから怖い。
株で儲けるということは、「自分よりも後に、自分よりも高い値段で株を買ってくれる人がいる」ということです。
ここが生命線。この理由すらはっきりしていないのに、「なんとなくワクワクするから」「人気だから」といった芯を外した動機で株を買うのは超危ないです。
自分で考えて行動できない人は
個別株がダメな理由③:競争に勝てない
自分で考えて行動できない人は個別株がダメな理由3つ目は「競争に勝てない」からです:
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【③競争が激化したとき、うまく考える人には勝てない】
投資界の競争は激しい。勝ち抜くには考え抜かなきゃいけない。将棋のレジェンド羽生善治元七冠が「対戦相手のマネをして勝ちました」なんて言う姿はイメージできません。投資に限らず、長い目で勝つのはいつだって「うまく考え続けた人」です。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 12, 2020
“投資界の競争は激しい。勝ち抜くには考え抜かなきゃいけない。将棋のレジェンド羽生善治元七冠が「対戦相手のマネをして勝ちました」なんて言う姿はイメージできません。投資に限らず、長い目で勝つのはいつだって「うまく考え続けた人」です。"
株式市場の競争はめちゃくちゃ激しいです。なぜなら、世界中の誰もがカンタンに株式市場にアクセスできるからです。
だから、株式市場で勝ち続けるのも難しい。たぶん、株式投資で成功し続けるより、起業して成功するほうがカンタンです。
特に、株式市場ではゴリ押しの脳筋プレイは通用しません。「やりたいことだけやってて大金持ちになれる」なんて、ありえません。
激しい競争に勝つためには、周りが面倒くさがることをきっちりこなし、誰よりも考え抜く必要があるのです。
野球選手のイチローも言うように、「苦しみを背負いながら、毎日小さなことを積み重ねる」ことが大事です。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
【自分で考えて行動できない人は個別株やめろ】
①失敗したとき、原因が分からない、反省もできない
②状況が変わったとき、仮説が無いから対応もできない
③競争が激化したとき、うまく考える人には勝てない
さいごに補足です。
僕は「自分で考えて行動できない人は個別株投資はやめておけ!」と、自分を戒めているだけです。
「すべてを自分で考えろ!」とか「投資はやるな!」とまでは言っていません。拡大解釈しないでください。
世の中には、優れたアイデアがたくさんあります。周りの人のアイデアを拝借することで、うまくいくこともあります。
だから、「人の意見を聞くな!」と言いたいわけではありません。
ただ、人の意見を聞くときには、必ず「一度は自分で考えてみるべきだ!」と言いたいのです。
また、自分で考えて行動できない人でも、インデックス投資くらいならやっても良いと思います。
インデックス投資というのは「手数料が激安な投資信託にお金をあずけてほったらかしで資産を運用する」方法です。
この投資法はミスが起きにくいので、考えたくない人にはオススメ。その代わり、大きな利益も狙えません。受け入れましょう。
とはいえ、人の言いなりになって生きる人生ってのもつまらないモンです。
人生は一度きり。どうせなら、自分の人生くらい、自分で決めたいですよね。
– 中原良太