お金は貯めるより使ったほうがいい理由3つ
どうも、中原良太です。
18歳の頃に株を始め、12年で準富裕層入りを果たしました。
先日、こんなツイートをしました:
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【お金は貯めるより使ったほうがいい理由3つ】
理由①:自己投資(自分を高められる)
理由②:設備投資(時間を買える)
理由③:株式投資(お金に働かせる)お金を上手に使うことは、お金を稼ぐのと同じくらい難しいです。だからこそ、うまい使い方を考え抜いた人にはごほうびが待っています。 pic.twitter.com/y6RyW2ogbd
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 7, 2020
理由①:自己投資(自分を高められる)
理由②:設備投資(時間を買える)
理由③:株式投資(お金に働かせる)
「カネは天下の回りモノ!」なんて言いますが、「お金は貯めるより使ったほうがいい理由」ってなんでしょうね。
ふだん僕は、個人投資家に節約や節税を促しています。節約や節税は勝率がほぼ100%なので、資産運用としては鉄板だからです。
それと同時に、自分の過去を振り返ると、「使うべきところではしっかり使っていた」のが良かった気がしています。
そこで本記事では上のツイートを深掘りして、「お金は貯めるより使ったほうがいい理由3つ」というテーマでまとめます。
お金は貯めるより使ったほうがいい理由
その1:自己投資
お金は貯めるより使ったほうがいい理由1つ目は「自分を高められる」からです:
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【理由①:自己投資(自分を高められる)】
本を読んだり、セミナーを受けたり。1年は365日。1日は24時間。これは誰にとっても同じ。1日1時間残業するのは可能ですが、誰かの5倍も10倍も働くのは無理。脳筋作戦には限界がある。がむしゃらに長時間働くより、熟考して生産能力を高めたほうがいい。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 8, 2020
“本を読んだり、セミナーを受けたり。1年は365日。1日は24時間。これは誰にとっても同じ。1日1時間残業するのは可能ですが、誰かの5倍も10倍も働くのは無理。脳筋作戦には限界がある。がむしゃらに長時間働くより、熟考して生産能力を高めたほうがいい。"
18歳で投資を始めた頃、僕は株よりも本をたくさん買っていました。
当時は、パンローリングが出版していた本を片っ端から読み漁っていました。
ずぶの素人だった僕には理解できない本も多く、途中で投げ出しそうになったこともありました。
それでも、このときに学んだことの多くはいまでも役に立っています。マーケットの魔術師シリーズは、いま読んでも興奮しますね…。
お金は貯めるより使ったほうがいい理由
その2:設備投資
お金は貯めるより使ったほうがいい理由2つ目は「時間を買える」からです:
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【理由②:設備投資(時間を買える)】
ご飯を食べたいなら炊飯器を買う。洗濯をしたいなら洗濯機を買う。文明の利器を使うことで、僕らの時間は大きく節約することができます。すこしのお金で、大きな時間を手に入れることができます。面倒な手作業から開放されるために、技術に頼るのも一策です。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 8, 2020
“ご飯を食べたいなら炊飯器を買う。洗濯をしたいなら洗濯機を買う。文明の利器を使うことで、僕らの時間は大きく節約することができます。すこしのお金で、大きな時間を手に入れることができます。面倒な手作業から開放されるために、技術に頼るのも一策です。"
あるていどお金が貯まってきたら、設備にも投資しました。
21歳の時、僕は「自分でソフトを作って株価を分析したら、いま買い時な株が分かるかもしれない!」と考えました。
それから、データベースを作ったり、株価を集計する方法を色々と試しました。(稼働できるまでに半年かかりました)
ただ、半年かけて作ったソフトは、「大陽線が出たら株のパフォーマンス」とか、超シンプルな検証しかできませんでした。
しびれを切らした僕は、必死にアルバイトで貯めた20万円で市販のソフトを買いました。すると、半年かけて調べたことが、たったの数分で調べられました。
たぶん、はじめから20万円をケチっていなければ、この半年を節約できました。節約も度が過ぎると、結果的には損をしてしまいます。
ちなみに、購入したソフトのおかげで、銘柄選びはかなり時短できています。過去の成績をシミュレーションできるし、買い時の銘柄を見つけられるからです。(元も取れましたし)
お金は貯めるより使ったほうがいい理由
その3:株式投資
お金は貯めるより使ったほうがいい理由3つ目は「収入を買える」からです:
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【理由③:株式投資(お金に働かせる)】
自分を高め設備を買ったあと。これ以上いい使い先が見当たらないときは、「他の誰かに上手く使ってもらって、おこぼれをもらう」という作戦も有効です。この最たる例が株式投資。お金を企業に委ね、上手に使ってもらうことで、見返りを得ることができます。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 9, 2020
“自分を高め設備を買ったあと。これ以上いい使い先が見当たらないときは、「他の誰かに上手く使ってもらって、おこぼれをもらう」という作戦も有効です。この最たる例が株式投資。お金を企業に委ね、上手に使ってもらうことで、見返りを得ることができます。"
自己投資をして、設備にも投資をして、それでもお金が余ったら、どんどん株式投資に回しています。
株式は企業の一部です。株式を買うと、部分的な企業オーナーになれます。とうぜん、投資先がお金を稼いだら、分け前をもらえます。
銀行にお金を眠らせておくより、株を買って運用したほうが効率的です。
株式投資は値動きが激しく不安定です。だから危ないと思っている人が多いようです。
たしかに、銀行にあずけていればお金は安定します。しかし、長い目で見れば、預けたお金はたぶんインフレ(物価上昇)に勝てません。
つまり、銀行預金は「安定だけど危険」だと思うのです。
株式投資は銀行預金よりも不安定です。その代わり、インフレにも勝ちやすく安全だと思います。
大学生の頃、株価の右往左往に苦しみながらも、僕は「安定と安全は違う」ことを学びました。
僕は、「不安定だけど安全」な株式投資と、「安定だけど危険」な銀行預金なら、僕は喜んで前者のほうを選びます。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
【お金は貯めるより使ったほうがいい理由3つ】
理由①:自己投資(自分を高められる)
理由②:設備投資(時間を買える)
理由③:株式投資(お金に働かせる)
まとめると、「自分を高めてから時間を買ってガツガツ稼げ!」「使いきれなかったお金はどんどん投資に回せ!」という話ですね。
僕自身、稼いだお金はなるべく①→②→③の順に使うようにしています。①と②は特に効果が高いので、良い使い道を見つけたら最優先です。
一方、③については、「お金が余ったらやる」くらいの気持ちです。結局、自分を高めて、自分の時間を作るのが一番。
①と②をやっていれば自ずとお金が余ってくるので、そのときはじめて③に力を入れるのが鉄板だと思います。
– 中原良太