アメリカ株価予想:超強気【11/16版】
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
本記事では11/16以降のアメリカの株価の予想を僕なりにまとめます。今日お伝えする大事なポイントは以下の3つ:
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【アメリカ株価予想(11/16版)】
◯まだ割高、上昇トレンドは継続
◯米個人投資家は超強気。天井が近いか?
◯選挙明けラリー突入へ。セルインメイまでアゲアゲか基本は強気。ただし、個人投資家が強気過ぎるのが気がかり。ここ2年で、AAIIが最も強い水準に達しました。
※スクショはTradingView pic.twitter.com/TRokvgBxcn
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 15, 2020
◯まだ割高、上昇トレンドは継続
◯米個人投資家は超強気。天井が近いか?
◯選挙明けラリー突入へ。セルインメイまでアゲアゲか
後述しますが、新型コロナのワクチン発表の影響か、いまアメリカの個人投資家が超強気です。
ふだんは中立や弱気の人たちが、いっきに強気に傾いたみたい。いったん天井打ちするかもしれません。
以降では上のツイートを深掘りして、アメリカ株価の今後を僕なりに予想します。
アメリカ株価予想①
上昇トレンド継続
アメリカ株価予想、1つ目のポイントは「上昇トレンドが継続している」点です:
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【まだ割高、上昇トレンドは継続】
11/13時点、CAPEレシオは約33倍。歴史上まれにみる高水準です。反落リスクには警戒。一方、ダウ平均とナスダックはいずれも上昇トレンド。終値は200日線を上回っています。目先は上がりそう。ただ、トレンドが崩れたときに逃げられるよう引け腰で臨むのが良さそう。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 15, 2020
“11/13時点、CAPEレシオは約33倍。歴史上まれにみる高水準です。反落リスクには警戒。一方、ダウ平均とナスダックはいずれも上昇トレンド。終値は200日線を上回っています。目先は上がりそう。ただ、トレンドが崩れたときに逃げられるよう引け腰で臨むのが良さそう。"
アメリカ株はいちど上がり始めてからが強いです。
CAPEレシオを見ると、ちと価格が高く見えます。ただ、いまの低金利を考えると、考えられなくもない水準。バブルではないです。
FRBも「しばらく利上げはない」と言っています。短期的には上げてもおかしくないと思います。
仮に下がるとしたら、新型コロナで深刻な経済打撃が起きた場合。あるいは、金利が上がったときだと思います。
アメリカ株価予想②
米個人投資家は超強気
アメリカ株価予想、2つ目のポイントは「米個人投資家は超強気だ」という点です:
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【米個人投資家は超強気。天井が近いか?】
11/11時点。AAIIセンチメント調査は超強気でした。内訳は「強気55.8%」「中立19.3%」「弱気24.9%」でした。これだけ強気なのは2018年1月以来らしい。ちなみに、ダウ平均は2018年1月下旬をピークに暴落。このピークをしっかり上抜けるまで1年半かかりました— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 15, 2020
“11/11時点。AAIIセンチメント調査は超強気でした。内訳は「強気55.8%」「中立19.3%」「弱気24.9%」でした。これだけ強気なのは2018年1月以来らしい。ちなみに、ダウ平均は2018年1月下旬をピークに暴落。このピークをしっかり上抜けるまで1年半かかりました"
ワクチン期待からか、個人投資家はかなり強気になりました。
投資の神様バフェットは「周りが貪欲なときは怖がり、周りが怖がっているときは貪欲になる」と言っています。
今週のAAIIセンチメント調査を見るかぎり、「いまは臆病になる」べきときな気がします。
ただ、空売りしたり利益確定するような状況ではないと思います。僕の対応は「買い増しだけ禁止しとく」くらいが妥当だと考えています。
アメリカ株価予想③
選挙明けラリー
アメリカ株価予想、3つ目のポイントは「選挙明けラリーで目先半年は上昇に期待」できる点です:
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【選挙明けラリー突入へ。セルインメイまでアゲアゲか】
経験則的には、「選挙明け半年は株高になりやすい」です。個人投資家が過熱気味なのが気になりますが、短期的には長いものに巻かれておけば良さそう。長期投資するには高過ぎに見えますが。トレードするぶんには勝ちやすい地合いに見えます。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) November 15, 2020
“経験則的には、「選挙明け半年は株高になりやすい」です。個人投資家が過熱気味なのが気になりますが、短期的には長いものに巻かれておけば良さそう。長期投資するには高過ぎに見えますが。トレードするぶんには勝ちやすい地合いに見えます。"
過去30年弱のデータを見ると、米国大統領選挙が明けてから半年くらいは株価が上がりやすいです。
特に年末はNASDAQが上がりやすいです。50年分のデータを集計したところ、NASDAQは11月〜1月あたりに特に上がっていました。
年内の地合いは良さそうなので、上昇気流に乗れそうな銘柄を見つけて買うと良さそうですね。
過去のアメリカ大統領選挙が株価へ与えた影響についてはコチラの記事で詳しくまとめてあります。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
【アメリカ株価予想(11/16版)】
◯まだ割高、上昇トレンドは継続
◯米個人投資家は超強気。天井が近いか?
◯選挙明けラリー突入へ。セルインメイまでアゲアゲか
「長い目でみるとどこかで下がりそう。だけど、短期では長いものに巻かれておけば良さそう」というのが僕の見立てです。
気になるのが、「AAIIセンチメント調査」の結果です。ここ2年くらいずっとチェックしているのですが、あまりに強気でビビりました。
いったん天井打ちを確認したところで、押し目を拾う作戦もありかもしれませんね。
– 中原良太