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最強のアセットアロケーション!理想のポートフォリオは、株式が何パーセント?

どうも、中原良太です。

2019年は株で400万円ほど稼ぎました。臆病なので手堅いポートフォリオを目指しています。

先日、こんなツイートをしました:

“【アセットアロケーションの理想はどれくらい?】
①純金3:米国株7(利益の最大化を目指す場合)
②国債5:純金1.5:米国株3.5(バランスを取る場合)
過去50年分のデータを参照して効率的な配分を試算してみました。だいたい2パターンが鉄板。前者は僕がNISA口座でやってる配分です。"

投資の利回りの9割は「アセットアロケーションで決まる!」と言われています。

これは2つの見方ができます。

1つの見方は、「アセットアロケーションを間違えたらそこで試合終了」という見方です。

ここでミスをしたら、もう取り返しがつかないです。

もう1つの見方は、「アセットアロケーションさえうまくやれば、それだけで投資は勝ったも同然!最強だ!」という見方です。

これもまた事実。

そこで本記事では、上のツイートを深堀りして、「最強のアセットアロケーション!理想のポートフォリオは、株式が何パーセント?」というテーマでまとめます。

最強・理想のアセットアロケーション!
ポートフォリオ①:純金3+米国株7

最強・理想のアセットアロケーション(ポートフォリオ)の1つ目は「金3+株7」です:

“1972年〜2020年のパフォーマンスは年率10%くらい。めっちゃ優秀な資産配分です。純金と米国株はほぼ無関係に動きます。かつ、純金はインフレに強いので、タンス預金よりも安全でしょう。僕もこの配分でNISAやってますが、2020年もプラスです。"

面白いもので、「米国株100%」よりも、「純金30%+米国株70%」のほうが儲かりました。

純金は「安全資産」と呼ばれていて、安全資産で利回りがアップするのは本能的には理解しにくいです。

が、理屈で考えると納得がいきます。

純金を足すことで利回りが上がるのは、「米国株だけだと暴落時に買い増す余裕がなくなってしまう」のが理由でしょう。

つまり、「米国株が下がる→安全資産を取り崩して、安く米国株を買える」ということです。

最強・理想のアセットアロケーション!
ポートフォリオ②:債5+金1.5+株3.5

最強・理想のアセットアロケーション(ポートフォリオ)の2つ目は「国債5+純金1.5+米国株3.5」です:

“1972年〜2020年のパフォーマンスは年率9%くらい。これもまためっちゃ優秀です。これまた面白いのが、「国債の比率を高めても、大して年率は下がらない」こと。国債がクッション材になってくれて、暴落時に株をガッツリ買えるからですな。"

ちなみに、純金は「安全資産」と呼ばれていますが、株式くらい激しく値動きしています。

純金の代わりに国債を多めに持つことで、「値動きが小さい割にリターンが最大にできたぞ!」という結果が得られました。

だから、純金+米国株という組み合わせが「値動きが激しすぎて怖い!という方は、国債も組み合わせるといい感じです。

最強・理想のアセットアロケーション!
ポートフォリオを比べると…

1つ目と2つ目のポートフォリオを比べるとこんな感じ:

“2つのグラフを比較するとこんな感じ。「怖くても良いからリターンを最大化したい!」という場合は「純金3:米国株7」が良さげ。「怖いのはイヤだけど、そこそこ稼ぎたい!」という場合は「国債5:純金1.5:米国株3.5」が良さげ。ポイントは、「株を買い過ぎちゃダメだ!」ってことですね。"

ちなみに、この2つは過去50年で「年率10%」くらいだったのですが、これからも利回りを維持できるか?というと疑問が残ります。

というのも、この時期は「国債を買っていれば年率7%でした」なので、株式の利回りも凄いですが、インフレも凄いです。

今後の利回りとしては、「3%〜4%」くらいと見積もっておくのが良さそうです。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【最強のアセットアロケーション!
理想のポートフォリオは、株式が何パーセント?】
①純金3:米国株7(利益の最大化を目指す場合)
②国債5:純金1.5:米国株3.5(バランスを取る場合)

今回は50年分のデータを元に最強のアセットアロケーションを考えてみました。

その結果、理想のポートフォリオは「純金3:米国株7」か「国債5:純金1.5:米国株3.5」あたりという結果が得られました。

ただし、これはあくまで「過去のデータ」です。今後も最適かは分かりませんのでご注意ください。

それでも、当てずっぽうのアセットアロケーションよりも、「過去50年の最強ポートフォリオ」のほうが自信を持って使えるはず。

僕のお気に入りでもあります。気に入るようでしたら、ぜひ使ってみてください!

– 中原良太