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儲かる割安株(バリュー株)の探し方・見つけ方(スクリーニング条件)

どうも、中原良太です。

日本株メインで投資・トレードをしていて、2019年は株で400万円ほど儲けました。

先日、こんなツイートをしました:

“【割安株(バリュー株)の探し方・見つけ方】
①PERが低い株を探す:目安は10倍以下
②配当利回りが高い株を探す:目安は4%以上
③PBRが低い株を探す:目安は0.5倍以下
単独では①→②→③の順で有効。理想は①〜③のすべて満たす銘柄を見つけること。これらに加え財務健全・急落中なら文句なしです。"

相場の雰囲気が悪いときは、どんなに良い株でも株価が下がります。こんなときは、割安株を買って儲けるチャンスです。

そこで本記事では、このツイートを深掘りして、「儲かる割安株(バリュー株)の探し方・見つけ方(スクリーニング条件)」というテーマでまとめます。

割安株(バリュー株)の探し方・見つけ方
スクリーニング条件①:PERが低い

1つ目のポイントは「PERが低い」です:

“PERが低い株は、3年〜5年で投資をするとき特にパフォーマンスが良い。ただし、PERが低い株は、決算が悪くなると一気に割高になってしまう恐れがあります。よって、低PERな株を買うときは、「業績予想を達成できる会社か?」を下調べしておくのが大切です。"

PER(株価収益率)は、「時価総額÷純利益」で計算できます。

PERをざっくり言い表すと「投資したお金を取り戻すのにかかる年数」です。

PERが20倍なら「投資したお金を取り戻すのにかかる年数が20年」、たとえば、毎年1億円を稼ぐ会社を20億円で買収する感じです。

計算式を見れば分かるとおり、PERは低ければ低いほど割安です。ただ、業績が悪くなるとPERも高くなります。注意しましょう。

PERの目安については、コチラの記事でガッツリまとめてあります。本記事と併せてご参照ください。

割安株(バリュー株)の探し方・見つけ方
スクリーニング条件②:配当利回りが高い

2つ目のポイントは「配当利回りが高い」です:

“低PERというだけでは心配な方は、さらに配当利回りが高い株に絞り込むのが得策です。配当金は「安定収益から出す」会社が多いので、低PER株・高配当株は業績も安定していると期待できます。PERと組み合わせることで、精度を向上できそうです。"

先にも触れたとおり、PERは「業績が悪化すれば役に立たない」です。これを補うのが配当利回りです。

配当は安定収益から支払う会社が多いです。だから、「PERが低く、かつ配当利回りが高い」会社は、業績も悪化しにくいと期待できます。

おすすめの高配当優良株の探し方(スクリーニング条件)については、コチラの記事で詳しくまとめてあります。

割安株(バリュー株)の探し方・見つけ方
スクリーニング条件③:PBRが低い

3つ目のポイントは「PBRが低い」です:

“低PERかつ高配当。それでも心配な方は、さらにPBRが低い株に絞り込むのが得策です。というのも、高PBR株は新興産業が多く、時とともに競争が激化して業績も停滞するケースが多いからです。つまり、PERが低くても、PBRが高い株は業績悪化リスクが高めです。"

PERが低くて配当利回りが高い。これだけでも十分ですが、さらに念を入れたい人は「PBRが低い株」を選ぶと良いでしょう。

PBRが高い株は、「競争がまだヌルい成長産業」の株であるケースが多いです。

成長産業では業績が伸びやすい。しかし、産業が成熟するにつれて競争は激化し、収益性が低下することが多いです。

だから、今は良くても、将来的に業績が悪化する可能性があるので気をつけましょう。

一方、PBRが低い株は、すでにバリバリの競争に晒されている成熟産業の株であるケースが多いです。

成熟産業の場合、新規参入する旨みも小さいので、これからさらに競争が激しくなるとは考えにくいです。

いまの業績も維持しやすいケースが多いので、「地味だけど、成熟産業は意外と美味しい投資先」と期待できます。

PBRの目安については、コチラの記事でガッツリまとめてあります。本記事と併せてご参照ください。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【儲かる割安株(バリュー株)の探し方・見つけ方(スクリーニング条件)】
①PERが低い株を探す:目安は10倍以下
②配当利回りが高い株を探す:目安は4%以上
③PBRが低い株を探す:目安は0.5倍以下

ちなみに、割安株投資の精度を高めたいときには、財務が健全な株を選ぶのが鉄板です。

僕個人的には、「割安かつ財務健全な株」を買うのが最強だと思いますね〜。

– 中原良太