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[10/2]東証システム障害、株価への影響は?(日経平均の見通しと予想)

どうも、中原良太です。

25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。

本記事では10/2以降の日経平均の見通しと予想を僕なりにまとめます。今日お伝えする大事なポイントは以下の3つ:

10/1、東証がシステム障害で終日売買停止になりました。「これから株価はどうなっちゃうの?」と心配な方も多いでしょう。

以降では、このツイートの各項目について1つずつ解説します。

日経平均の見通しと予想①
東証システム障害。株価への影響

1つ目のポイントは「東証システム障害の株価への影響」です:

値動きとして注意が必要なのは、金融セクターでしょう。

銀行業、証券業、保険業、その他金融業の4業種では、今回の売買停止が原因で何かしら業務が滞っているはずです。

株価が下落する可能性があるので気をつけましょう。

なお、金融セクターの株価が下がるときは、「逆張りしても上手く行かない」事例が多めです。仮に下がったとしても、安易に買い場と考えないほうが無難です。

また、株価は「流動性」で決まる側面があります。流動性が高い株は高くなりがちで、流動性が低い株は安くなりがちです。

今回のようなシステム障害が今後も続くようなら、海外投資家が日本市場から流出して、株価が下がる要因になるかもしれません。

この場合は企業の実体とは無関係な株価下落です。目をつけていた株が下がれば、逆張りで買うチャンスです。

日経平均の見通しと予想②
大型株は下落基調、新興株は上昇基調

2つ目のポイントは「市場ごとのトレンド」です:

9月末の株価下落の影響で、大型株はふたたび下落トレンド入りしました。日経平均株価は押し目を拾っても良いでしょうが、TOPIXは続落しやすいので様子見が無難に思えます。

新興株は上昇トレンド継続。東証のシステム障害を皮切りに狼狽売りされる株もありそうですが、基本は「強気」でOKだと考えます。

日経平均の見通しと予想③
日銀短観、大企業製造業DIは「−27」

3つ目のポイントが「10/1の日銀短観の結果」です:

日銀短観には逆張りするのが定石です。

10/1に公開された日銀短観の結果は「とても悪い」ものでした。日銀短観で悪い結果が出たら、株を買うチャンスなケースが多いです。

日銀短観の詳しい見方についてはコチラの記事をご参照ください。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【日経平均の見通しと予想(10/2版)】
◯東証売買停止。影響は中立〜ネガティブか
◯大型株は下落トレンド入り、新興株は上昇トレンド継続
◯日銀短観DI大企業製造業は「マイナス27」に

東証のシステム障害にはビビりました。

金融セクターにガッツリ投資をしている人は、本件が原因で何かしらの打撃を受けるかもしれません。動向を見守っておきましょう。

ただ、それ以外の大多数の人にとっては問題ないでしょう。

持ち株に問題がなくても、僕らが狼狽したら、取引にミスが出て損をします。慌てず焦らず、冷静な取引を心がけましょう。

– 中原良太