[9/28]日経平均の予想と見通し:新興株復活、自動車新車販売台数
どうも、中原良太です。
25歳のとき、Yahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞しました。
9/25、日本株は全面高となりました:
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9/25引け。日本株は全面高で着地。右往左往が続きます。日経平均とTOPIXは5日線割れで下落トレンド。JASDAQ平均とマザーズ指数は5日線超えで上昇トレンド。大型株が下げ、新興株が上げています。狙い目は引き続き、新興株。ちなみに、僕は週明けに続伸したら再エントリーを考えます。月曜は様子見。 pic.twitter.com/57kanK2zsr
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 25, 2020
“9/25引け。日本株は全面高で着地。右往左往が続きます。日経平均とTOPIXは5日線割れで下落トレンド。JASDAQ平均とマザーズ指数は5日線超えで上昇トレンド。大型株が下げ、新興株が上げています。狙い目は引き続き、新興株。ちなみに、僕は週明けに続伸したら再エントリーを考えます。月曜は様子見。 “
大型株と新興株で動きがあべこべです。こういう時期は、市場ごとに対応を変えないと失敗しやすいので注意が必要です。
そこで本記事では、日経平均の見通しと予想を僕なりにまとめます。
大事なポイントは3つ。それぞれの結論をまとめると以下のとおりです:
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【日経平均の見通しと予想(9/28版)】
◯新興株は上昇トレンド復活。様子見か買い戻しの局面。
◯9/29は権利落ち日、10/1朝は日銀短観の公表日。
◯10/1の14時に自動車新車販売台数の公表。逆張り材料。だいたい前回と同じ。目新しい材料は自動車新車販売台数。14時に逆張りチャンスくるかも? pic.twitter.com/mvGI9C7PyD
— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 26, 2020
◯新興株は上昇トレンド復活。様子見か買い戻しの局面。
◯9/29は権利落ち日、10/1朝は日銀短観の公表日。
◯10/1の14時に自動車新車販売台数の公表。逆張り材料。
以降では、それぞれのポイントを1つずつ解説していきます。
日経平均の見通しと予想①
新興株の上昇トレンドが復活
1つ目のポイントは「新興株の上昇トレンドが復活した」ことです:
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【新興株は上昇トレンド復活。様子見か買い戻しの局面】
日経平均株価・TOPIXの終値は5日線より下。まだ下落トレンドです。腕に自信がないかぎり大型株に手を出すのは怖い。一方、JASDAQ平均・マザーズ指数の終値は5日線より上。上昇トレンド復活。いま買うなら新興株のほうが良さそうです。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 27, 2020
“日経平均株価・TOPIXの終値は5日線より下。まだ下落トレンドです。腕に自信がないかぎり大型株に手を出すのは怖い。一方、JASDAQ平均・マザーズ指数の終値は5日線より上。上昇トレンド復活。いま買うなら新興株のほうが良さそうです。"
日本株の主要指数は、「いちど上がると続伸しやすく、いちど下がると続落しやすい」傾向があります。
だから、弱い指数からは手を引き、強い指数には便乗するのがセオリー。いまは大型株よりも新興株が狙い目だと考えます。
ちなみに僕は、もう少し大型株と新興株の足並みが揃ってから株を買う予定です。大型株がもうすこし戻って欲しい。週明け月曜日はノートレードです。
日経平均の見通しと予想②
9/29は権利落ち日と10/1は日銀短観
2つ目のポイントは「9/29の権利落ち日と10/1の日銀短観」です:
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【9/29は権利落ち日、10/1朝は日銀短観の公表日】
権利落ち日は下げ要因。対策は以下の記事を参照。一般信用のつなぎ売りも一策です。ただ、つなぎ売りは手遅れかも。手遅れの場合は「含み損に耐えられるか?」が判断基準かと。日銀短観は上げ要因。リップサービスに期待。https://t.co/XLmGvoes8W— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 27, 2020
“権利落ち日は下げ要因。対策は以下の記事を参照。一般信用のつなぎ売りも一策です。ただ、つなぎ売りは手遅れかも。手遅れの場合は「含み損に耐えられるか?」が判断基準かと。日銀短観は上げ要因。リップサービスに期待。"
また、日銀短観は基本はリップサービスですが、きちんと内容を確認すれば使える判断材料になりそうです。
日銀短観の見方としては、最低限、業況判断(DI)をチェックしておけば良いでしょう。
日銀短観の見方、業況判断(DI)が株価へ与える影響についてはコチラの記事でまとめます。(22時公開予定)
日経平均の見通しと予想③
10/1の自動車新車販売台数公表
3つ目のポイントは「10/1の自動車新車販売台数公表」です:
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【10/1の14時に自動車新車販売台数の公表。逆張り材料】
自動車新車販売台数は決算の先行指標。内容が悪ければ自動車メーカーや、関連する部品メーカーの株価が下がる可能性があります。大きく下がった場合、10/2に逆張りするチャンスが来るかも。財務健全な割安株が急落したところが狙い目です。— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 27, 2020
“自動車新車販売台数は決算の先行指標。内容が悪ければ自動車メーカーや、関連する部品メーカーの株価が下がる可能性があります。大きく下がった場合、10/2に逆張りするチャンスが来るかも。財務健全な割安株が急落したところが狙い目です。"
日銀短観の業況判断(DI)しかり、業界の速報値は株価を大きく動かす材料になります。これは逆張りで安く株を買う(高く株を売る)チャンスです。
この手の速報値は、悪い結果が出ると株価が暴落します。このとき、よりすぐった株を逆張りで買えば儲けるチャンスです。
逆張りで株を買うときには、「どの時期、どんな銘柄が暴落するか?」が事前に分かっていれば、アンテナを張っておくことができます。覚えておくと便利です。
日経平均の見通しと予想+α
フォロワーの売買動向
4つ目のポイントは「フォロワーの売買動向」です:
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【株式予報センチメント調査(9月第4週)】
9月第4週(9/21〜9/25)の期間に、どのような株取引を行いましたか?(今後の投資方針を考えるためのアンケートです。ご協力のほどお願いいたします)— 中原良太の「株式予報」 (@STOCKFORECASTjp) September 25, 2020
※ご協力、ありがとうございました!
アンケートの投票数は194票。結果は「買い越し37.6%」「中立39.7%」「売り越し22.7%」でした。
先週と比べるとやや弱気になりました。
米国のAAIIセンチメント調査の結果などと照らし合わせてみると「売り越しが少なく、やや中立に寄っている」という印象です。
(ちなみに僕は、金曜日に短期銘柄の大半を売ったので「売り越し」でした。)
僕のフォロワーさんは先見の明があるようでして。ここ2カ月くらいは、このアンケート結果に「便乗する」と上手くいってます。
今回の結果は「中立〜買い越し」が多かったので、「中立〜やや強気」くらいで臨むのが良さそう。
「ゆっくり少し買う」くらいが落とし所かなぁ。
まとめ
本記事をまとめると以下のとおり:
【日経平均の見通しと予想(9/28版)】
①新興株の上昇トレンドが復活
②9/29は権利落ち日と10/1は日銀短観
③10/1の自動車新車販売台数公表
+α:フォロワーの売買動向
9月は右往左往が続いていて、正直やりにくい相場でした。また、「指数が上がった割に、大して儲からないなぁ…」と感じた1カ月でもありました。
とはいえ、クヨクヨしているだけでは何も解決しません。この経験を糧にして、淡々と腕に磨きをかけるしかありませんなぁ…。
– 中原良太