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【おすすめ】儲かる大型株の見分け方一覧

2020年9月26日

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

これまで、僕は「大型株は難しいから、あんまり長期投資やトレードで狙わないほうが良いよ!」という話をしてきました。

というのも、時価総額が2000億円を超える大型株は、本などに乗っている鉄板テクニック(PERが低い株を買え!とか、業績が伸びている株を買え!とか)が、てんで通用しないからです。

とはいえ、大型株にも攻略法はあります。そこで、儲かる大型株の見分け方をまとめてツイートしたところ、これが好評でした。それがコチラ:

本記事ではこのツイートを深堀りして、「儲かる大型株の見分け方」というテーマでまとめます。

儲かる大型株の見分け方
その1:健全株を探す

1つ目の見分け方が「健全株を探す」です:

財務が健全とはつまり、「借金が少ない」ということです。借金の多い会社は、金利の支払いなど固定費が重たくなりがちです。

いまの日本は低金利なので、債務の影響はさほど大きくないかもしれません。ですが、金利が上がることがあれば一気に経営基盤が傾く恐れがあるので注意が必要です。

こういう危険な株を避けて、安全な株にお金を集中させるだけでも、大型株への投資はけっこうパフォーマンスが上がりやすくてオススメです。

儲かる大型株の見分け方
その2:急落株を探す

2つ目の見分け方が「急落株を探す」です:

時価総額が2000億円を超える大型株は、PERやPBRがおおむね適正水準で保たれています。

大型株の中でも、PERが低い株やPBRが低い株は、「安かろう悪かろう」のケースが多いので注意が必要です。

なので、PERやPBRを信じて取引するよりも、短期間で売られすぎている株を買うほうが儲かりやすい。

大型株では、稼げるチャンスは「ほんの一瞬」と考えるのが定石です。小型株と比べると、バーゲンセールが何カ月も続くケースは少なめです。

儲かる大型株の見分け方
その3:セクターを絞る

3つ目の見分け方が「セクターを絞る」です:

大型株の中には、ぜんぜん株価が上がらない「地雷セクター」があります。

たとえば、株式の持ち合いなどで、経営陣がぬるま湯に浸かっているセクターや、業界構造的に儲かりにくいセクターは危ないです。

具体的には、金融セクター、素材セクター、資本財セクター、運輸・公共セクターあたりには注意が必要でしょう。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【儲かる大型株の見分け方一覧】
①健全株を探す:自己資本比率が高い株
②急落株を探す:株価が1カ月〜3カ月で急落した株
③セクターを絞る:地雷の業種(金融、素材etc)以外

ちなみに、大型株の攻略ははっきり言ってハードです。というのも、この土俵にはプロがうじゃうじゃいるからです。

だから、個人的には小型株のほうが勝ちやすく感じます。

とはいえ、大型株の攻略法が分かれば、運用資金が大きくなったといに有利です。億プレイヤー以降からは、大型株は攻略してみる価値のあるかと!

– 中原良太