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逆張りとは?おすすめの逆張り手法と暴落株の買い方を紹介

2020年9月19日

どうも、中原良太です。

株の短期取引が得意で、2018年からの3年弱でトレード資金を約2倍に増やしました。

ここ数週間ほど、逆張りについてガッツリ研究しています。

逆張りとは「株価の動きに逆らって買う」手法です。一般的には「株価が下がったときに買い、上がったときに売る」ことを指します。

逆張りで特に難しいのがタイミング。そこでここ数週間の研究成果をまとめてツイートしたところ、これがなかなか好評でした:

“【逆張りで株を買うタイミングを読むおすすめチャート指標】
①移動平均乖離率:25日乖離率が−10%くらいで買い
②ボリンジャーバンド:25日BBの−2σくらいで買い
③安値更新:ここ1カ月くらいの安値更新で買い
業種やファンダメンタル指標と組み合わせると精度が上がってさらにいい感じです。"

本記事ではこのツイートを深堀りして、「逆張りとは?おすすめの逆張り手法と暴落株の買い方を紹介」というテーマでまとめます。

逆張りとは?おすすめの逆張り手法と
暴落株の買い方①:移動平均乖離率

おすすめの逆張り手法と暴落株の買い方その1は「移動平均乖離率」です:

“僕がよく使うのが25日乖離率。めちゃくちゃシンプルな指標ですが、過去のデータ上「一番使える」と感じます。75日線だと長過"ぎるし、5日線だと短すぎる気がします。25日乖離率は−10%くらい下がってれば買い信号です。"

シンプルな指標を見ると、「こんなカンタンな指標で儲かるの?」と心配になる方もいます。

が、個人的には「シンプルな指標のほうが儲かる」と感じます。

というのも、複雑な計算式のテクニカル指標って、仮に儲かったとしてもなんで儲かったのかわからなくなっちゃうんですよ。

「MACD」とか「一目均衡表」あたりは、個人的には難しすぎて使い方がまったくわかりません。検証データも少ないですし。

逆張りとは?おすすめの逆張り手法と
暴落株の買い方②:ボリンジャーバンド

おすすめの逆張り手法と暴落株の買い方その2は「ボリンジャーバンド」です:

“25日乖離率より高い精度を求めるときにはボリンジャーバンドを使います。これもいい感じ。25日乖離率では「暴落→停滞中」という鮮度の低い銘柄もよく混じりますが、ボリンジャーバンドは全体的に鮮度が高い気がします。"

ボリンジャーバンドは「株価の偏差値」みたいなものです。移動平均線を「偏差値50」として、+1σが「偏差値60」、+2σが「偏差値70」みたいな感じです。

で、ここからがキモで、逆張りでは「偏差値30の株を見つけて、偏差値40になればOK」くらいと考えます。

偏差値70の株が偏差値80になるのは難しいですが、偏差値30の株は「違う模試を受けたら偏差値40だった」的なこともよくあります。こういう「評価ミス」を見つけ出すのが逆張りの醍醐味です。

逆張りとは?おすすめの逆張り手法と
暴落株の買い方③:安値更新

おすすめの逆張り手法と暴落株の買い方その3は「安値更新」です:

“「チャンスを追求したい!」というときは安値更新銘柄を漁ります。目安としてはここ1カ月で安値を更新しているといい感じです。25日乖離率やボリンジャーバンドより精度が低いものの、安値更新銘柄は数が多く宝の山です。"

短期で大きく稼ぎたいときは「大きく下がった株」に注目するのが鉄板です。

一方、ゆっくり地道に稼げれば良い人は、別に大きく下がってなくても「安値を更新している株」を漁ればそれで十分です。

この手法だと、チャンスがないことはほぼないです。年中チャンスが見つかるので、のんびり派の人にはオススメです。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【逆張りとは?おすすめの逆張り手法と暴落株の買い方を紹介】
①移動平均乖離率:25日乖離率が−10%くらいで買い
②ボリンジャーバンド:25日BBの−2σくらいで買い
③安値更新:ここ1カ月くらいの安値更新で買い

すこし補足すると、逆張りは業種やファンダメンタルの影響がめちゃくちゃ大きいです。

たとえば、金融業の株は逆張りとめちゃくちゃ相性が悪い。下がったときに買っても全然儲かりません。

ほかにも、新興株をはじめとする割高な株もダメです。逆張りの基本は「値付けの間違い」を狙うこと。割高な株が「下がるべくして下がった」ところで買っても、別に儲からんのですよ。

逆張りは、極めれば1本だけで年率30%〜40%くらいは達成できる、奥が深い分野だと思います。

機会があれば、運用資金の一部を逆張り専用で運用するのもアリかなぁ〜。

– 中原良太