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[9/2]日経平均株価チャート分析:バフェットが商社株を購入

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

9/1、新興株が爆上げ。日本株が概ね復活しました:

先週末、安倍首相が辞任を発表したときには「下がるかなぁ〜」なんて心配していました。ですが、復活してくれて良かったです。

Twitterでは共有しましたが、僕は火曜日の寄り付きに株を買い戻しました。日本株の上昇トレンドが復活したのでトレードも再開です。

日本株が復活したところで、「次はどうなる?」と気になる方も多いでしょう。本記事では日本株の今後の見通しを僕なりに考えます。

また、今週はビッグニュースがありました。投資の神様ウォーレン・バフェットが日本の商社株を購入したのです。

その動きについて「なんでいま、商社株?」と疑問を感じているんじゃないでしょうか。何を隠そう、僕も理由を知りたい一人です。

そこで今回は特集として、いまバフェットが商社株を買った理由について、拙いながら考察していきます。

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チャート:反撃開始。

まずは短期の見通しから。結論からまとめると「日本株は概ね復活。買った株をホールドで維持したい。反撃開始。」と考えます。

日本株は、短期では「長いものに巻かれる」と上手くいきやすいです。具体的には、「指数が上がり始めると続伸しやすい、下がり始めると続落しやすい」という傾向があります。

よって、短期では指数の動きに合わせて波乗りするように取引すると上手く行きやすいです。そこで今回も、主要指数のチャートを確認し、市場ごとの取引方針を考えていきましょう。

いつもどおり、日経平均株価、日経JASDAQ平均、マザーズ指数のチャートを確認していきます。

まずは日経平均株価のチャートから:

9/1、日経平均株価は横ばい。週明けの反発で、終値が5日線を回復しました。上昇トレンド復活です。

もう1つの大型株指数であるTOPIXは、終値がほぼ5日線に被っています。こういうときはトレンドというより「中立」という感じです。

全体をまとめると、大型株は「強気というほどじゃないけど、株を売る必要があるほど危険な状態でもない」感じ。

買い増しも売り増しもせず、「様子見(ホールド)する」というのが手堅そうです。僕も大型株は「ホールド」で行きます。

つぎは日経JASDAQ平均のチャートです:

9/1、日経JASDAQ平均は続伸。終値は5日線を復帰し、ふたたび上昇トレンド入りしました。

この指数は、他の指数と比べてもっとも素直に動きます。先週末に5日線を割れたときにはヒヤヒヤしましたが、早々に復活してくれて安心しました。

さいごがマザーズ指数のチャートです:

9/1、マザーズ指数は大幅高でした。終値は5日線を回復し、マザーズ指数も上昇トレンド復活です。

安倍首相が辞意を表明したとき、垂直落下したのがマザーズ指数でした。相変わらず、マザーズは気性が激しいですね。

何にせよ、市場が早々に立て直して良かったです。今ならマザーズ銘柄も買って良さそう。いつもどおり、引け腰になりつついつでも損切りできる状態で、トレーディングすると良さそうです。

ちなみに、僕は火曜日に日本株を買い戻しました。現在フルポジションです。新興株主導の上昇相場はまだまだ続くと期待します。

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トピック:バフェットが商社株を購入

次は今回の特集です。ビッグニュースがありました。投資の神様バフェットが日本の商社株を購入しました:

2019年9月、バフェットは円建て債を約5000億円ほど起債していました。それもあり、「そろそろ日本株を買うのかな?」とは思っていました。1年越しに謎が解けた気がします。

バフェットが商社株を買ったと聞いて、イナゴ投資家が商社株に群がっていたようで苦笑いしてしまいました。そんなにバフェットの真似をしたいなら、バークシャー・ハザウェイの株を買えば良いのに。

…とまぁ、余談はこれくらいにしましょう。

ここで気になるのが「どうして商社株?」という点。僕は、今回の彼の投資は「彼なりのリスクヘッジをしている」のだと見ています。

足元の新型コロナ騒動を受けて、バフェットが確信していそうなことが1つあります。それは「これからインフレが訪れる」ということです。

新型コロナの経済打撃を受け、世界各国で金融緩和が進められています。現金ジャブジャブ祭りが世界各地で起きています。

現金の流通量が増えるということは、そのぶん、現金の価値が薄れると考えられます。

つまり、いま現金を持つのはリスクが高い。大富豪レイ・ダリオはこの状況を受け「現金はゴミだ」と評したくらいです。

そんな中、バフェットが経営する会社、バークシャー・ハザウェイは大量の現金を持っていました。僕がバフェットだったら「このまま現金をもっていたらマズイ」と思います。

そこでバフェットは、「現金をどこかに避難させるべきだ」と考えたハズです。では、どんなところに非難させるべきでしょうか。

彼が選べる選択肢は3つありました。「誰かにお金を貸す」か、「モノを買う」か、「株を買う」です。

1つ目が「誰かにお金を貸す」という選択です。いわゆる債券を買う方法です。これは、金利が高いときには現実的な選択でした。

ですが、金融緩和の影響で、いまは世界各地で低金利化が進んでいます。お金を貸しても、大した見返りは得られません。

いま、お金を貸し出す選択肢はリスクの割にリターンが乏しいです。僕がバフェットなら、この選択はまず消したい。バフェットが銀行株を売却した裏には、こんな背景がありそうです。

2つ目が「モノを買う」という選択です。純金とか原油とかを買って、インフレに対策するという方法です。一部の人がやってますね。

ただ、バフェットは欲張りな人間です。彼からすれば「モノは何も生み出さない」です。彼はモノを買うより、株を買いたいと考えたでしょう。

そこで3つ目の「株を買う」という選択です。株を買って、投資先にお金を稼いでもらって、なんとかインフレを乗り切るという方法です。

この方法は魅力的ですが、1つ難点がありました。それは、新型コロナの影響で業績が悪化する企業が続出したことです。

たしかに株を買うのは「ベスト」かもしれません。ですが、「ベスト」を見つけ出すのは至難の業です。間違えてズタボロな企業に投資してしまえば、大きく損してしまいますからね。

僕がバフェットだったら、この3つの選択肢を見つめながら「う〜ん」と唸っていたと思います。何兆円もの現金を、このインフレ地獄から救い出すのは骨が折れます。

そんな中、バフェットは1つの解決策に行き着いたように見えます。

それは「インフレに連動して業績が上がる会社に投資すること」です。業績が物価に連動する会社を買えば、物価が上がっても稼ぎが増えるので苦しまずに済みます。

先月、バフェットはカナダの金鉱会社「バリック・ゴールド」の株を買ったと報道されて、金鉱株が大賑わいとなりました。

金鉱株は、金の価格が上がれば業績が大きく改善します。おそらく、バフェットはこの点に目をつけて、金鉱株を買ったのでしょう。

これは、日本の商社株についても同様です。商社はさまざまな資源の販売を手掛けています。業績は資源の価格に連動することが多いです。(金価格と業績が連動する金鉱株と似ていますね〜)

しかも、金鉱株や商社株にはレバレッジが効きます。金価格や資源価格が1%上がったとき、こういう会社の業績は2%とか3%とか上がります。

売上は1%しか増えなくても、固定費が増えなければ利益はもっと早いペースで増えますからね。これを営業レバレッジと言います。

まとめると、投資の神様バフェットは「大量保有している現金の価値が薄れることを恐れている。そのリスクを効率的に抑えるために、金鉱株や商社株を買ったのだ」と思います。

こうして見ると、彼の投資判断が一貫して見えるんですよね〜。もちろん、これはあくまで僕の個人的な見解ですが。

さいごにすこし余談。バフェットが日本円を調達したのは去年の9月でした。

ここで疑問が1つ。去年の9月に日本円と調達した当時に、買おうと思っていた日本株は商社株だったんでしょうかね。

それとも、もともとは別の株を買おうと思っていて、先の一件を受けて軌道修正したんでしょうかね。どっちだろう。これはバフェットのみが知る秘密ですね。

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まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【日経平均株価の今後の見通し】
◯チャート:反撃開始。
◯トピック:バフェットが商社株を購入

投資の神様バフェットのファンとして、彼が日本企業を投資先に選んでくれたことが嬉しいです。

もう少ししたら娘のジュニアNISAの口座が開けます。うちの娘は生後2カ月で個人投資家デビューです。そしたら我が家も日本株を買い増そうかな。

– 中原良太