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株式投資なんて「やめとけ!」と言われる原因…市場の闇に迫る

2020年9月4日

どうも、中原良太です。

なんども株でお金を吹き飛ばしましたが、なんとか20代のうちに準富裕層に食い込めました。

「株なんてやめとけ!」という話をよく耳にします。

なぜかというと、株式投資は難しいからです。優れた知能と情熱を持ちながら、株式市場から去った人は数知れません。

僕ら投資家は、「株式投資の難しさ」と真正面から向き合う必要があります。ここを甘く見ると、痛い目を見ます。

そこで、株式投資の難しさをまとめてツイートしたところ、これが好評でした:

“【株式投資なんてやめとけ!と言われる原因】
①ギャンブル性:実際ギャンブルしてるヒトが多い
②胡散臭い業者:信じると搾取してくるヒトが多い
③競争が激しい:プロや天才がうじゃうじゃ
「ほどほど」で満足なら手抜きしてOK。「人並み以上」を求めるなら、かなりの訓練と忍耐と洞察が必要です。"

本記事ではこのツイートを深堀りして、「株式投資なんてやめとけ!と言われる原因」というテーマでまとめます。

株式投資なんてやめとけ!と言われる
原因その1:ギャンブル性

1つ目の原因は「ギャンブル性」です:

“株式市場は3年〜5年くらいの長期で見ればおおむね合理的です。が、短期では「非合理な動き」がひんぱんに見られランダムです。下がるべき株が下がらず、上がるべき株が上がりません。遠い未来を考えない人ほど株を「ギャンブル」と言います。"

ギャンブルかどうかを見極めるポイントは「偶然に賭けるか、必然に賭けるか」というスタンスの違いです。

投資家は「必然的に、上がるべくして上がる株、下がるはずもない株」を探し出し、買い、持ち続けることを好みます。

一方、ギャンブラーは、「何かがきっかけで株価が爆発して、大儲けできそうな株」を探し出し、高く売ることを好みます。

株取引は、うまくやれば投資、ヘタにやればギャンブルになります。残念ながら、個人の多くは投資家の皮を被った「ギャンブラー」です。

株式投資なんてやめとけ!と言われる
原因その2:胡散臭い業者

2つ目の原因は「胡散臭い業者」です:

“株をやる人=お金を持っている人。お金を持っていても、お金の知識が薄っぺらな人は格好のカモ。「考えなくても大丈夫」「私に任せれば大丈夫」系の話はほぼほぼ怪しい。投資は自己責任の知識労働です。思考放棄の他人任せでは上手くいかない。"

儲け話は、自分の手で探し出すものです。他人から持ちかける「儲け話」ほど、胡散臭いものはありません。

これは株式投資も同じ。ヒトの欲望をくすぐり、巧みにお金を稼ぐ業者はたくさんあります。僕ら個人投資家は、この手の怪しい業者から身を守るだけでも大変です。

株式投資なんてやめとけ!と言われる
原因その3:競争が激しい

3つ目の原因は「競争が激しい」です:

“大型株に関しては、株について1日中考えているプロや天才がうじゃうじゃしています。彼らを出し抜くのはカンタンではありません。PERやPBRなど、数字を数えるだけで儲かる世界ではありません。しかも、彼らに出し抜かれたら文字通りぼったくられます。"

どうして株本を買ったヒトの中には、お金持ちじゃないヒトも沢山いるのでしょうね。(僕も弱小投資家なので、ヒトのことは言えませんが)

理由はカンタン。前にも話しましたが、株式投資は「数字を数えているだけで儲かる」なんて甘いものではないからです。

大事なことは「数字の裏にあるストーリー」をくみ取り、考えることです。この大事さは、投資でもトレードでも変わりません。

考えるのを止めた瞬間、僕らは株式市場に「肥やし」にされるでしょう。

まとめ

本記事をまとめると以下のとおり:

【株式投資なんて「やめとけ!」と言われる原因…市場の闇に迫る】
①ギャンブル性:実際ギャンブルしてるヒトが多い
②胡散臭い業者:信じると搾取してくるヒトが多い
③競争が激しい:プロや天才がうじゃうじゃ

「株式投資なんてやめとけ!」と言う人は、別に悪意があってそう言っているワケではありません。むしろ、親身になってくれています。

そして、多くの「快楽のために株取引をしている人」に対しては、彼らのアドバイスは正しいと言えるでしょう。

ただ、株式投資の難しさを真正面から向き合い。「本気で資産を形成したい!」と思っている人からすると、彼らのアドバイスはむしろ邪魔です。

厳しいこの世界だからこそ、自分の戦略が奏功して利益が出たとき、なんとも言えない喜びを味わえます。

株式市場はスリリングな世界です。ただ、ギャンブルのスリルではなく、囲碁や将棋のような、知的ゲームとしてのスリルを味わいたいものです。

– 中原良太